サイバーショット歴10年。デジタル一眼α歴2年弱の私ですが、さて、このライブビュー機能を実際に使ってみると。。。もうすでに体がα100でできあがっているんでしょうね。このデジタル一眼スタイルのカメラを構えると、自然とファインダーに目が行ってしまって、なかなかライブビュー画面を見ることができなかったりしました。
セミナー講師の吉住先生も同じ事をおっしゃっていたんですが、慣れるまではライブビューを観るのが大変なんだそうです。フィルムカメラからデジカメになって液晶を観る苦労を10年くらい前にしているんですが、また今度はその逆をデジタル一眼レフユーザーは味わうわけです。(^_^;)
なので、最初のウチは普通に撮影するときはファインダー撮影。で、変わったアングルを撮影するときだけライブビュー撮影に切り替えて使うことになるのかなぁ、なんて思いながら使い始めていたんですが、ライブビューをメインで使うまでには1週間とかかりませんでした。というか一度ハイキングに行ったらもうすっかり慣れてしまいました。
ライブビュー撮影とファインダー撮影はファインダー部の右にあるスイッチで切り替えます。ライブビューにするとファインダー部はシャッターが降りて観られなくなり、ファインダー撮影にするとライブビュー画面には撮影情報しか写らなくなります。どちらの方法かをトレードオフで選んで使うことになります。
とにかくライブビューに慣れないといけない。。。ということで、私はライブビューにしっぱなしで使うことにします。また慣れないウチは撮影モードもいろいろ使わずに「オートモード」に固定。
せっかくのデジタル一眼レフなのにいろいろ設定をいじったりしないの?ってところですが、いいんです。写真の基本は失敗しない写真を撮ること。オートにしておけばとりあえず間違いのない写真は撮れるし、下手に理屈が分かっていなくていじると失敗写真だらけになってしまうんです。(^_^;)
で、ハイキングに行く前に練習撮影をしていて、ひとつ発見したことがあります。これもライブビュー撮影の利点のひとつだと思うんですが、16:9のハイビジョン画角での撮影の時にライブビューってとても便利。
ソニーのデジタル一眼レフカメラはα700から通常の3:2画角の撮影の他に、16:9のハイビジョンテレビのフレームに合わせた撮影が出来るようになっています。さすがテレビとカメラを一緒に開発・販売できるメーカーだなぁと思わせてくれるんですが、そう、写真って言うのはただ撮るのが目的ではないんですよ。
写真は撮って、観るところまでが写真。プリントして初めて完結する、と思っていたんですが、昨年のソニーディーラーコンベンションでBRAVIAにαの写真を写しだしているのを見て、おお!これも完結するひとつの姿じゃないですか!と、思いまくっていました。
いつかBRAVIAを買ったら、私もあれをやるぞ! そうしたらハイビジョン画角での撮影に挑戦だ!と心に決めていたんですけど、ふと足下を観ればあるんですよ。今すぐそれをやる環境が。
そう、昨年末に購入したソニーのブルーレイディスクレコーダー「BDZ-X90」があるんです。USB接続することでαの写真を取り込むことが出来て、BDレコーダーから我が家のハイビジョンWEGAに写真を映し出すことができます。
よし、そういうことなら今回のハイキングは「ハイビジョン画角」での撮影がメインテーマですよ!!
ちなみにα700、α350の場合ファインダー撮影でハイビジョン画角の写真を撮ると言っても上下にマスクが入ることはありません。ファインダー内にハイビジョン画角の場合、ここまでがフレームですよ、というアタリはついているんですが、撮影しているウチにそれを無視して普通に3:2画角でフレーミングをしてしまうんです。私の様な素人の場合(^_^;)
これがライブビュー撮影だと当然切れてしまう上下の部分にはマスクが入るので間違いなく16:9画角でのフレーミングが可能。うん、プリントを最終目的とせず、ハイビジョンテレビでの閲覧をメインに考えるならこの撮影方法はありですよ。
それともうひとつ。これはサイバーショットからデジタル一眼αの世界に入ってきたらライブビューのおかげえ間違いなくありがたい!と思える機能があります。露出補正です。
「露出補正」というのはカメラが自動で割り出した明るさの設定を人間が自分の見た目で直す機能。言葉で表現するのはちょっと難しいんですが、白いモノを撮影するとカメラは明るいところで撮影しているって勘違いして、わざと映りを暗くしてしまうことがあるんです。これを露出補正、EV補正でプラスの方にシフトさせて、本来の白くて明るい写真になるように、撮影者が補正してあげることがあるんです。
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これはマイナス補正が必要なシーン。本来黒いボディがグレーになってしまっています。
こういう時はEV補正でマイナス側に補正して上げて本来の黒みが出るようにします。
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これはプラス補正が必要なシーン。白い箱を明るさと認識してしまっていて全体に
暗い写真になってしまっているので、EV補正をプラス側にして白い色が白くでるようにします。
で、私も覚えがあるんですが、その補正が必要なシーンというのは自分でわかるものの、その露出補正をプラスとマイナスとどっちにすれば良いの!?ってのが最初のウチはわからないんです。(^_^;) プラスマイナスのどっちかもわからないくらいなので、補正量をどれくらいにすればよいのか、というのもわからず、結局、そういうときは何枚も写真を撮って、あとから一番うまく撮れているのを選ぶという面倒な作業をしていたんです。
が、これがライブビュー機能を搭載していると一目瞭然。だって、それはそうですよ。ライブビュー画面に実際に撮影されるであろう画像がリアルタイムに表示されているんですよ。
ファインダの右に「+/-」となっている小さなボタンがあるので、これをワンプッシュします。するとライブビュー画面の横方向のゲージにある矢印がオレンジ色になるので、これをシャッターボタンの奥にあるダイヤルをカリカリ回して露出補正をいじっていきます。
ダイヤルを回すとすぐにその調整が反映されて画像が暗くなったり明るくなったりするので、これで適正露出を自分で見つけることがすぐにできます。
これは絶対に露出補正を理解するのに便利ですよ。っていうか、私もこれは頼りまくり。特に部屋の中で白い紙とか印刷物を撮影するときは必需機能。
サイバーショットからデジタル一眼αにステップアップしてきた人に露出補正を教えてあげるのに、これ以上の機能は無いんじゃないですか?
単にライブビューで撮影ができるからサイバーショットと同じように使えるってだけではなく、その先の次のステップを踏み出すのにも、このライブビュー機能があった方が絶対に楽しいと思います。(こんな白いパン、白いお皿の写真なんかが暗く写ってしまうのも、カメラの特性によるもの。こういう場合もプラス補正する必要があります。α350なら液晶を見ながら補正することができます。)