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今回はゴールデンウィーク直後の特別企画ということで、真夏の夜に楽しめる、今はやりの「工場萌え」「工場夜景」撮影に挑戦してきました。
初めての夜景撮影なんですが、その様子をレポートします。09年の夏の夜の写真散歩の参考に、ソニースタイルでのαレンズ購入を検討中の方の参考に
していただければ幸いです。(2009年5月12日掲載)
こんばんは、店員佐藤です。
今回もちょっとお遊びコンテンツなんですが、昨年あたりからよく目にする「工場萌え」「工場夜景」に挑戦をしてきました。きっかけは当店で3月に開催したα初心者セミナーで、とあるお客様が「工場萌えの夜景に挑戦してみたいです!」という一言から始まっています。
1月に秋田樹氷ウォーキング、2月にα野鳥望遠レンズ撮影会、3月にα初心者向けセミナーと、実は当店もソニースタイルさんみたいに毎月、お客様参加の「楽しい時間」企画を毎月開催しているんです。
4月はレポートをしていないんですが新宿御苑の野鳥リベンジ、で、この5月は今回の工場萌え夜景撮影会ということになりました。
これからの季節、夏の夜におすすめの工場夜景撮影の様子を簡単にレポートしたいと思います。
さて、工場萌えなんですが、さすが写真集が発売されているだけあって、あちこちのホームページ、blog、写真共有サイトなどに作品を掲載している方がたくさんいらっしゃいます。
中には撮影地についての簡単なレポートをしている方もいらっしゃって、調べて行くウチに撮影ポイントをいくつか候補に挙げることもできました。
都内からのアクセスで簡単に行けそうなのが神奈川県の「浮島」というスポット。羽田空港から見ると多摩川を挟んで対岸に見えるところ。東京湾を横断する高速道路アクアラインの川崎側の始点になるところ。川崎駅から海に向かっていったエリアにどうやら工場が密集しているようで、そこがポイントになっているようです。
ここに「浮島バスターミナル」バス停、「日本ユニカー」バス停などがあり、そこからちょっと歩いたところに撮影スポットがある、という情報をゲット。さらにその隣の千鳥島なども撮影スポットがあるみたい。
細かい撮影場所などはわからないものの、あとは現地まで行けばなんとかなるだろう。だって、被写体はこれまた巨大なものになるので、行けば目につくはずなんです。
そのほか、カメラの撮影データも写真の共有サイトを見るとわかります。So-net blogや、GANREFと言った、写真作品を掲載するためのコミュニティサイトをみると、撮影データも一緒に記載してくださっている方がいらっしゃるので、そういうデータを参考にします。
みると、ISO感度は100でノイズが出ないように感度を下げて、絞りは絞り気味にしてフォーカスが合いやすいようにし、そしてシャッタースピードは10〜30秒程度と超長めでの撮影を行うのが主流のようです。
そうなると、三脚は必須。私は軽量、扱いやすさからソニー製の「VCT-1500L」を愛用しています。脚を広げることで18cmの低さにすることもできる上、最大にのばすと、自分の背丈くらいの高さまでカメラを持ち上げることができ、重量は約1kg。キャリングケースも同梱されており、重宝させてもらっています。
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ソニースタイル 商品ページ |
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三脚「VCT-1500L」 販売価格:10,395円
約18cmのローポジション〜最長150cmのハイポジションも可能な三脚
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当店blog 06.12.9「三脚『VCT-1500L』ミニレビュー」
新規購入の三脚「VCT-1500L」の開梱レポートです。あまりにもメーカーさんの情報掲載が少なくて、どんなものなのかわからなかったんですが、なるほど、これは使いやすそうです。αに使うにはソニー三脚の中で一番良いかも。 |
あと、持って行くレンズもこういう初めての撮影だと選びにくいんです。手持ちのレンズで守備範囲の広いズームレンズ「SAL18250」で、なんでも撮影できるようにしておき、それと買ったばかりの望遠レンズ、レフレックスの「SAL500F80」、やや望遠気味の単焦点レンズ「SAL85F14Z」、それといつでも持ち歩いているスナップ撮影レンズ「SAL28F28」の4本を持って行ってきました。
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ワイドズームレンズ「SAL18250」 販売価格:64,680円
APS-C専用のズームレンズ。広角27mm〜望遠375mmまでを1本でカバーする超便利な高倍率ズームレンズ。
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当店blog 09.1.11「『VAIO type P』を買えない理由」
2009年最初のお買い物はこれ! αレンズの「SAL18250」という超購買委率ズームレンズです。標準ズームレンズとほとんど長さも重量も変わらず、これでスナップ撮影から、野鳥の望遠撮影まで全部カバー! |
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レフレックスレンズ「SAL500F80」 販売価格:82,320円
AFセンサーとミラーレンズ構造の工夫により、驚異的な軽量コンパクトとAF化を達成した反射望遠レンズ。
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当店HP 09.4.28「羽田空港で試す α望遠レンズ体験記」
望遠レンズ「SAL75300」「SAL500F80」「SAL70300G」「SAL70400G」の4本を持って羽田空港に泊まりに行ってきました。飛行機撮影のテーマにして望遠レンズの撮り比べ大会を一人で開催! |
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Planar T*単焦点レンズ「SAL85F14Z」 販売価格:170,100円
解放時の理想的な描写性能を追求し、絞り開放からの最高の描写性能を実現したF1.4の大口径中望遠レンズ。
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当店blog 07.8.8「お祭りを撮ろう!『彩夏祭』」
地元の夏祭りへ、αを肩にぶらさげて行ってきました。一番のお気に入りレンズ、カールツァイスのプラナーレンズを使ってきたんですが、その映りにはびっくり! もう、色の出方から違います! |
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単焦点レンズ「SAL28F28」 販売価格:29,400円
広い画角で軽快にスナップ撮影が楽しめる単焦点レンズ。αレンズの中でももっとも軽く小さいレンズ(09年4月現在)になります。
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当店blog 09.5.10「ツインズの話」
お友達夫婦が双子の赤ちゃんを連れて遊びにきてくれました。ここぞとばかりに、αに28mm単焦点レンズを装着してタイミング命で激写してきました!取り回しの楽なこのレンズ、おもしろいですよ。 |
結果から言ってしまうと、これだけレンズを持って行ったんですけど、使ったのはズームレンズのSAL18250だけです。やってみてわかったんですが、被写体が工場という巨大なモノになるので、それほど望遠レンズとかが必要なシーンはなく、また撮影場所も柵などがあり制限が多く、構図を作るのにズームレンズは必須という感じでした。
結果、いろいろな荷物は持っていったモノの、必要なのは三脚とズームレンズ1本あればOKという感じです。
あ、それと忘れては行けないのがソニーのカーナビ「ナブユー」です。
今回も計画立案段階から非常に役に立ってくれています。ナブユーなしでは私の車ロケは成り立ちません。特に今回は工場地帯での撮影ということで、区画が非常に広い区割りになっています。クルマでないとちょっと厳しい感じでしたし。


さて、そんなわけで準備をして土曜日の夜、8時頃に新宿を出発して、一路、川崎を目指します。
そういえば、工場って土日はやっているの?しかも、この日って5月9日のゴールデンウィーク中にかぶる最後の土曜日。連休でもしかして工場はお休みなんじゃないか? それと20時過ぎとか遅い時間はもう工場は動いていないんじゃないか?という杞憂もあったんですが、それは大丈夫でした。
おそらくこういう施設って安全管理のために土日も関係なく動いていたり、警備のために照明は一晩中落とさずにいたりするみたいです。この日、12時過ぎまで撮影していたんですが、照明が落ちることはありませんでした。
で、まず最初に向かったのが浮島の一番奥にある、浮島バスターミナルです。アクアラインを通る高速バスの発着場になっているのか、ここに大きな有料駐車場などもあります。バスターミナルにはトイレ、自動販売機などもあるので、ここでちょっとした休憩ができるようにはなっているんですが、あいにく、ここは夜の22時で営業が終わります。私たちが到着したのが21時半くらいだったので、ギリギリセーフというところでした。
情報によると、ここからちょっと歩いたところに石油工場があって、そこが素晴らしいってことだったんですが。。。ありました、ありました。東燃ゼネラル石油川崎工場というところみたいです。

一応、浮島の一番奥までクルマで行ってきたんですが、特になにも目新しいモノもありませんでした。それと、夜と言うこともありまったく人通りもありませんが、道路については普通の一般道です。特に関係者以外立ち入り禁止とかいうゲートもないので、普通に入ってくることが可能。
さすがに駐車場は用意されていませんが、道路に誰の迷惑にもならずに駐車できます。あとはクルマで一帯を流しながらこれは!という撮影スポットを見つけて、そこで写真を撮るだけ。
まずは第一チェックポイント。浮島バスターミナル奥で撮影した写真がこれです。
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DSLR-A350
SAL18250 20秒 F8 ISO100 焦点距離18mm RAW現像 |
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DSLR-A350
SAL18250 15秒 F8 ISO100 焦点距離70mm RAW現像 |
別に自画自賛するわけではないんですが、これは撮影するの簡単です。こんなきらびやかな工場写真って撮影するのにコツがいるんだろうなぁ。。。とか、思っていたんですけど、絞りをF8程度にしておいて、あとは20秒露出で撮影してみると、大体こういう映りになります。
レリーズを持ってきていなかったので、タイマー撮影をするようにセッティング。2秒タイマーにすることで、シャッターを切った直後に起こるミラーアップも先にしてくれるそうなので、これでより動きのない撮影が可能。
ただ、シャッターを数十秒も開いている必要があるため、三脚は絶対に必須。しかも、この日はやや風が吹いていたので、できれば重量のある三脚でないとぶれるかな?と、思っていたんですが、三脚をちょっと低めにセッティングすることで、それも抑えられました。
難点を言うと、電線が結構邪魔な存在で、肉眼では真っ暗なので見えないモノの、撮影した写真をみるとばっちり工場の前に線が横切っているのがわかってしまいます。
これを避けるような画角で撮ろうとすると、今度は工場の柵が目の前に迫ってきてしまうため、どうしてもなにか越しに撮影をすることになります。意外と撮影するアングルを選ぶのには苦労します。
それでも、いきなりこんなに綺麗な写真が撮れたので、ちょっとビックリ。これからの撮影がかなり楽しみになっています。
続いては「日本ユニカー」バス停前。やや道を川崎方面に戻っていきます。
この浮島には鉄道で資材を運べるように貨物の引き込み線(神奈川臨海鉄道浮島線)があちこちにあります。日本ユニカー前バス停の近くにその貨物線の引き込み線が分かれるところがあり、その線路に沿って道路が延びているため、そこに入っていくことができます。
ただし、この道路から引き込み線に入ろうとすると、そこはもうあちこちが「私道につき立ち入り禁止」の札だらけになっています。貨物線に沿った、この道路だけが移動可能なエリアとなります。
で、この通りを探していると、やはり先ほどと同じ東燃ゼネラル石油川崎工場の前ですごい派手なところを発見。
SF映画に出てきそうな雰囲気の工場群。実際に肉眼でみるとそんなに照明は明るくないのですが、それをデジタル一眼レフαで露出オーバー気味に撮影すると、ネオンライトのごとくカラフルに光があふれます。
これに萌えてしまう気持ちもよくわかりますね。まるでマジックです。
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DSLR-A350
SAL18250 15秒 F8 ISO100 0EV 焦点距離18mm RAW現像 |
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DSLR-A350
SAL18250 30秒 F8 ISO100 0EV 焦点距離40mm RAW現像 |
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DSLR-A350
SAL18250 30秒 F8 ISO100 焦点距離18mm RAW現像 |
撮影はすべてRAWモードで撮影しています。あとから現像ソフトを使ってJPEGなりTIFFなりの画像ファイルに変換する必要がありますが、あとから自由にカメラのホワイトバランスなどの設定を変更することができる感覚で写真を劣化無く調整できます。
これらの写真はホワイトバランスをいじって空を青っぽくしてみたのですが、映画に出てくるような雰囲気になります。
特に撮影技術もなく、あとは場所探し、アングル探しを根気よく続けることがコツになりそうです。そうなると写真の腕とかではなく、土地勘というか工業地帯の情報収集に力を入れることになりそう。(^_^;)
同行のお客様もおっしゃっていましたが、野鳥撮影と違って逃げていかないし、何度も撮り直しができるので、すごく楽という意見もあります。まだまだ、撮影テクニックで磨ける点はたくさんあるんでしょうけど、はい、これ確かに失敗せずに撮れるところも気持ちがいいですね。
気持ちいいと言えば、一緒に持って行ったサイバーショット「DSC-HX1」もかなり気持ちよく撮影が出来ました。サブカメラというよりは「手持ち夜景撮影モード」を搭載しているので、その威力を試して見たくてついでに持っていったんですが、これが予想以上に大健闘。
「手持ち夜景撮影」は、DSC-HX1で搭載の高速CMOSセンターを使って夜景を連写撮影し、その後、8枚の写真を合成することでノイズを除去するという機能。
実際に使ってみるとモードダイヤルを合わせてあとは手持ちでシャッターを切るだけ。フラッシュも開かずに「パパパパパパパパチ」とシャッターが切れます。その後数秒かかって写真を合成すると。。。
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DSC-HX1 手持ち夜景撮影モード F3.5 ISO2500 焦点距離14.3mm |
こういう写真が撮れます。それほど期待をせずに画角の確認のためだけに使っていたつもりで、手持ちでここまで撮れてしまうとは思ってもいませんでした。露出補正でもう少し明るく撮ってあげると、これはこれで作品が作れますね。


さて、ここからはやや迷走しました。第3ポイントとして浮島のとなりにある千鳥島をターゲットにしていたんですが、確かに島全体に工場が広がるモノの、それほど照明が派手になっているというか、先ほどまでの大型工場が見つかりません。
島の先端には「東京電力川崎火力発電所」があるので、これは期待できるぞ!と、思っていたんですが、そこも保安上の理由なんだと思いますが道路からはまったく姿が見えません。
撮影ポイントを探して島を一周していると西側に煌々と明るく炎が見えてきます。
時間的にもそろそろ0時になろうとしていますので、そろそろ締めの撮影ポイントにしたいなぁ、よし、あの明るい炎の下には工場の照明も見えるし、あそこを目標にしてみよう!ということでクルマを走行させます。
炎があがっていたのは東亜石油京浜製油所水江工場。水江運河越しに対岸が港になっていたため、その港のところにクルマを停めて撮影できたのが次の写真です。
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DSLR-A350
SAL18250 20秒 F8 ISO100 焦点距離18mm RAW現像 |
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DSLR-A350
SAL18250 1/6秒 F5.6 ISO100 焦点距離130mm RAW現像 |
写真だけでは伝わらないんですが、この工場付近って騒音もなかなか迫力のある音がしています。この製油工場で吹き上がる炎ですが、これも間欠的にボウッボウッと轟音を立てており、なるほど、これは工場を停めることはなかなか出来ないんだろうなぁ、という雰囲気になっていました。
感動のフィナーレにふさわしい景色を楽しみ、安全運転で帰ってきました。

今回の走行ルートは上記の通りです。赤いピンが見えますが、これが今回の撮影ポイントです。ちょっとドキドキするような風景ばかりですが、クルマ通りもほとんどありませんので危険も特にはないと思います。
で、おなじみの話ではありますが、こういう撮影場所の記録に便利なのが、GPSユニットキットの「GPS-CS3K」です。
今回もクルマのダッシュボードに置いて、記録をずーっと取っておいてもらいました。自宅へ帰ってから画像データにも位置情報を割り振って、マップビュー機能を使って、このホームページでも場所の説明用地図に利用しています。


バスが通っていますので、がんばれば今回の浮島などはクルマなしでも撮影に行くことはできると思います。ですが、歩きだとかなり行動範囲が狭まるので、バイク、最低でも自転車は必要そうです。
カメラ機材にはそれほど特殊なレンズが必要というわけでもありませんので、三脚だけあれば楽しめる工場夜景撮影。デジタル一眼レフ「α」を手にして普通の夜景撮影、イルミネーション撮影では物足りない、という方、挑戦してみては!?


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