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CAMERA 一瞬を鮮やかに記録する

当店の無料メールニュースで紹介したソニーの新型ハイビジョンハンディカム「HDR-CX520V」の実機レビューレポートを掲載します。ソニースタイルでのハンディカム購入を検討中の方の参考になれば幸いです。(2009年7月24日 配信号より)

 

こんにちは、店員佐藤です。海の日を過ぎてすっかり気分は夏休みモードに入ってしまいました。その海の日を含む3連休にソニーさんから発表されたばかりの新型ハンディカム「HDR-CX520V」をお借りすることができました。

毎年春と秋に新製品が出てくるソニーのハンディカム。この夏の時期に登場するモデルというのは、いつもシリーズにないようなちょっと冒険したモデルが出てくるんですけど今回のニューモデルもまさにそう。

春モデルで手ブレ補正の広角側の効果を従来よりも10倍高め、6枚羽根絞りというデジタル一眼レフの様な円形絞りまでできるようにし、一気に他メーカーに5年分くらいのアドバンテージを築いてしまったようなモデル「HDR-XR500V」シリーズというのが登場しましたが、これがもうちょっと小型だったらなぁ。。

HDD記録ではなく、回転駆動部がなくなるメモリー記録にしてさらに小型にしてくれればなぁ。。。という声があったとは思うんですが、それがもう登場してしまいました。

しかも、10倍効果の手ブレ補正アクティブから、今度はレンズ軸の回転ブレまでも補正する史上最強の3方向「手ブレ補正新アクティブ」まで搭載して!

詳しい話はメーカーページや先週お届けした当店メルマガ、当店ホームページ店員の声などでご確認いただくとして、今回は実機の様子をレポートしたいと思います。

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VAIO・ソニー製品徹底レビュー 店員の声 プレスリリースで読む「HDR-CX520V/CX500V」
手ブレ補正新アクティブ搭載のハンディカムニューモデル。プレスリリースからわかる新機能などをチェック、解説してみました。

 

 

■ まずは世界初の3方向手ブレ補正を試してみたい!

さて、今年はハンディカムの大きな飛躍の年となっています。おそらく今年だけで今までの5年分くらいの進化をいっぺんにしてしまっているかも。

その一つが「手ブレ補正アクティブ」の搭載で、春に登場したXR500Vシリーズに採用されました。広角側で従来の10倍の補正をするということでパン、チルトという縦横へカメラを振った時の動作はかなりスムーズになったものの、実際に歩きながら使ってみると、カメラが回転(ななめになる)してしまう動きを吸収することができないため、プロが撮影するような超なめらかな動きとかはできませんでした。

それでもビデオ撮影の基本は三脚で固定して、なるべく動かないようにして撮影をするもの、写真と一緒で景色やシーンを切り取るものなんだ、というのが頭にあるので、これはこれで十分魅力的な機能!とか思っていたんですが、まさか半年も経たずにそのレンズ軸の回転ブレを吸収してしまうとは。。。

ちなみに縦横のブレに関しては従来通り光学式手ブレ補正で吸収しますが、回転ブレに関しては電子的に行います。撮像した映像を映像処理回路BIONZに取り込み、そこで回転しているブレに関しては映像処理で補正を行うそうです。

 

なるほど、これはかなり期待ができるかもしれない。映画の様なステディカムという大きなおもりをぶら下げて、体にアームを装着して撮影する超なめらか映像を、ハンディカムで撮れちゃうのかも!!

理屈はともかく、その効果をどうやったら試せるかというと。。。ウチの会社はテレビ局さんの仕事が多く、プロのカメラマンが多数います。なので、昔カメラを回していた人を捕まえてちょっと話をしてみたら、ステディカムの効きが一番わかりやすいのは階段での撮影とのこと。階段を上り下りするときに足が着地してそのショックが伝わるかどうかで効きがわかるそうです。

わかります。それ。歩いているとコツコツと、足の重心を変える前に着地したところでショックが伝わってきます。まずはそれを試してみよう、ということで試し撮りしてみたのがこちらの比較映像です。


☆ eyeVio店員佐藤のテスト映像「手ぶれ補正効果の検証(徒歩編)」

この撮影は左手にHDR-TG1、右手にHDR-CX520Vを持って特に揺らさないようにという注意を払うでもなく、かといってわざと揺らすわけでもなく、普通にテクテクと歩きながら2台のハンディカムを持って同時に撮影をしています。

PCなどの小さめの画面で再生するとそれほどブレって気にならないんですが、是非、サンプル映像をPCの全画面再生をするなどして、できるかぎり大きな画面で見てください。かなりのブレ補正の違いがわかるはずです。

 

2000年12月にBSデジタル放送が始まり、そこから日本のテレビ製品はハイビジョン化に進み始めました。同時に薄型液晶テレビの普及も始まり、ブラウン管では重量100kgを超えるため36型までが限界となっていたのに、40型、46型、52型とサイズも極端に大きくなってきています。

こうして高画質化、大画面化することで大きく目立つのが手ブレで、揺れが激しいと本当に酔いますからね。以前、体育館でプロジェクターを使って先生が録画したビデオ映像を上映したところ、手ブレが激しくて生徒さんが気持ち悪くなって新聞報道された、なんてことがありましたが、確かにそれはわかります。

ビデオカメラが高画質化されて、テレビが大型化してくると、このちょっとした手ブレも気になるようになってくるんです。

かといって、手ブレを防ぐために三脚を立てて撮影するというのは、私たち素人にはなかなか難しい要求で手軽さがなくなってしまいます。ハンディカムを使っているのは別に仕事でやっているわけではなく、あくまで個人の趣味で使っているわけです。どんなに綺麗に撮れるようになっても、楽しくなくては意味がないわけで、そういう手軽な撮影とブレの無い快適な視聴を両立するための技をソニーさんは一気に解決してくれたわけです。

これはすごい!!

当店の担当セールスさんが持ってきて、最初はやはり疑心暗鬼で電源を入れて試し撮りをその場で行うんですが、そうやって試し撮りしているときから、従来のハンディカムとはショックの吸収の違いがわかってしまい、興奮しっぱなしになってしまいました。

そこで翌日撮影してきたのがこちらです。


☆ eyeVio店員佐藤のテスト映像「手ぶれ補正比較映像(自転車編)」

 


☆ eyeVio店員佐藤のテスト映像「ツール・ド・アラカワ」

これ、前からやってみたかったんですが、自転車のハンドルにカメラを固定して撮影するロードムービー撮影の映像です。

2本目の映像はちょっと早回しが極端なのでじっくり見てしまうと酔いがきてしまうかもしれませんので要注意です。m(_ _)m

1本目の映像については自転車のハンドルにHDR-TG1、HDR-CX520Vをそれぞれ交互に装着して試し撮りしている映像。

両方ともワイドコンバージョンレンズを装着して、広角30mm前後の画角で撮影をしています。広角側で比較すると路面からのショックの受け方がまったく変わってきます。使っている自転車は小さな折りたたみ自転車なので、ショックアブソーバーなどがついているクロスバイクであれば、さらになめらかな動画撮影ができるはず。

記録メディアがHDDだとショックで記録ができない、最悪壊してしまう恐れがありますが、メモリー記録であればその心配もありません。まさに新型ハンディカムHDR-CX520Vのおかげでできることってこういうことなのでは!!

 

それと、HDR-CX520Vと春モデルのHDR-XR520Vシリーズの特長と言えばもうひとつ。裏面照射型の暗所に強い「Exmor-R」という新しいCMOSセンサーを搭載している点があります。

難しい話は製品ページでご覧いただくとして、確かに、SD画質の昔のハンディカムと比べて画素が極端に増えてしまったハイビジョンハンディカム。ノイズの発生に関してはBIONZの搭載でうまくごまかしてくれるようになっている気がしますが、それよりも暗所で撮影すると色が薄く見えてしまったり、また解像感が大きく落ちるという気はしていました。

カメラは元々光のあるところで撮影をするものだし、それほど暗いところで撮影をするという事も多くはないので気にならないと言えば気にならないのですが。。。いや、すごく気になるところがひとつだけありました。

夜景を撮影する機会とかってそれほどビデオカメラではないんですが、唯一、私の人生で暗いところでビデオを回したくなるシーンというのが。。。テーマパークでのナイトパレードです。1日遊んだテーマパークで、最後に見学するパレードって、その日1日を振り返ってしまって感動してしまうというか、きらびやかなパレードはそれだけで魅了されてしまいます。それを思い出に、ということで一生懸命ビデオ映像に収めるんですけど、これが上手く撮れたらなぁ。。。ということで、3連休の最終日にはテーマパークへ行ってきました。

キャラクターなどが映るとeyeVio側で掲載ができないため風景でしか効果のほどをお見せすることができないんですが、その比較映像がこちらです。


☆ eyeVio店員佐藤のテスト映像「Exmor-R比較映像」

これもPCディスプレイによってしまうんですが、色域の広いディスプレイでご覧になっている方は「こんなに色のノリが違うのか!?」と驚くはず。

また、解像感も全然違っていて、比較に使っているHDR-TG1もそれなりにがんばってはいるんですが、暗くなると一気に解像度が落ちてSD画質になってしまう感覚になります。しかしHDR-CX520Vはそれがなく、この程度の明るさであればしっかりハイビジョン解像度を保ってくれるんです。

まさに撮影シーンを選ばないというか、手ブレ補正については撮影の仕方によって工夫すれば防げるモノの、こういう暗所の強さは撮影者の工夫でどうにもなりませんからね。

 
見た目にすごい違いがあるんですが写真左がHDR-CX520V、写真右がHDR-TG1の映像です。
くらべてしまうとExmor-Rでないと夜景は撮る気になれません。


さらに、この違いというのは液晶パネルの色再現性でも違っていて
写真ではみにくいのですが、圧倒的にCX520Vの方が撮影していて楽しくなります。
気持ち良いんですよ。HDR-CX520Vで撮影すると♪

この二つの進化がHDR-CX520Vの強力な武器になるわけで、08年モデルと比較してしまうと撮影の自由度が遙かにあがった印象になります。

1920×1080記録が可能になった08年モデルのハンディカムの時は記録フォーマットがこれで確定したので、これは買い時!と案内し、08年夏にHDR-TG1が登場したときはポケットに入るハイビジョン!ということで案内し、09年春モデルのXR520Vシリーズが登場したときは手ブレ10倍補正があるしこれは買い!と案内してきましたが、これらのすべてのパワーアップポイントを搭載した上に、超強力な回転ブレ補正までやってきました。

本当にこれこそ究極のハンディカムじゃないですか!!

ということで、これらのセールスポイントを踏まえつつ、それ以外の使い勝手の部分を続けてレポートしたいと思います。

 

 

■ 新型ハンディカム「HDR-CX520V」の実際の使い勝手

まずは「HDR-CX520V」のパッケージの話ですが、本体の他に同梱されるのは、ACアダプター、リモコン、USBケーブル、AVケーブル(D端子とコンポジットの2種)、バッテリー、ソフトウェアCD-ROM、取り扱い説明書などです。

メモリースティックは付属せず、CX520Vが64GB、CX500Vが32GBの内蔵メモリーに録画するというスタイルになります。

最高画質のFHモード(16Mbps)でCX520Vに7時間40分。CX500Vで3時間45分の記録ができるそうですが、これだけの記録容量があるならCX500Vの32GBモデルでも十分そうです。運動会や発表会などで長回しする必要がある人だけ64GBメモリー内蔵のCX520Vで検討ってところではないでしょうか?

なお、普段はメモリースティックでのデータ移動がメインの私なんですが、このハンディカムCX520Vに関してはPCへのデータ移動はUSBケーブルを使っています。やったことがある人ならおわかりになると思うんですけど、ハンディカムなどで10GB前後のデータを移そうとすると、猛烈な時間がかかるんですよ。

メモリースティックでやると平気で30分とか40分かかる場合もあります。ハンディカムCX520Vシリーズにもメモリースティックスロットは搭載されていますが、これを使うことはあまりないかも。運用上は内蔵メモリーだけで使う事を想定した方がよさそうです。

 

それとバッテリーなんですが付属するのはNP-FH60というタイプのもの。今、主流のP型バッテリーなので、新型αのDSLR-A380、A330、A230と共用することができます。サイバーショットのDSC-HX1とも一緒。ハンディカムではここ最近のモデルはすべてP型になっているので、HDR-TG1から乗り換える、という場合もそのままバッテリーは使い回せます。

カタログ数値によると連続撮影が約1時間55分、実撮影は約1時間となっています。で、実際に私が使ってみたところでは。。。7月18日にやってきた荒川サイクリングコースの撮影がほぼノンストップ撮影になっていて、バッテリー残量0まで撮影して15ファイル合計1時間56分の撮影ができました。ほとんどずーっと撮り続けていて、途中、ファイルの記録失敗などを恐れて一瞬だけ一時停止を入れたりしているくらい。ほぼ、カタログ数値通りの撮影ができました。

それと、7月20日のテーマパーク撮影なんですが、パレードやパーク内の風景をこまめに撮影。本当にこまめに省電力撮影をしていて、電源を入れたらすぐに撮って、撮影が終わったらすぐに液晶を閉じて、ということをしています。この方法で撮影できたのが164ファイル、1時間26分の映像でした。

カタログ数値が実撮影1時間となっていたのに、これだけの撮影が出来るのはちょっと驚異的。08年モデルからクイックスタート機能が搭載されていて、液晶のフタを締めるとスタンバイモードに入って1秒起動ができるようになっているんですが、そのスタンバイモードの時には通常時の半分位の電力を消費しているとかで、実撮影時間が極端に短くなってしまうデメリットがあったんですけど、09年モデルはそれも解消。

クイックスタートが可能な上に、待機時の消費電力もほぼゼロまで落としているんでしょう。かなりのスタミナ性能になっています。

またバッテリーはインフォリチウムになっているので、分単位でバッテリー残量が計算されます。残りあと10分とかになると「パレードのアレとコレは撮影して、ソレとアレは残念だけど撮影はあきらめよう」みたいな計算もできます。

今回、予備のバッテリーがなくて、ぎりぎりの状態で撮影をしていたんですが、なんとかなるモノですね。

 

HDR-CX520V本体の様子ですが、これは明らかに小型化のためなんでしょうけど、液晶ビューファインダーが無くなりました。おかげでボディサイズがかなり小さくなっていて、350mlのペットボトル並のサイズになっています。

以前受けたハンディカムセミナーではブレをなくすためにビューファインダーを使った撮影をするように指導されてきたんですが、3方向手ブレ補正のおかげでこれは無くても大丈夫なのかも!

液晶を開いた内側には「MANUALダイヤル」が搭載されていて、ここで「フォーカス」「カメラの明るさ(露出)」「AEシフト」「WBシフト」を手動で調整することが可能。逆光補正時や金網越しの撮影の時に利用するぞ!とか思っていたんですけど、ついぞ、利用するシーンはありませんでした。

HDR-CX520Vをこれは褒めるところなのかもしれませんけど、意図的に明るめ、暗めに撮影したいという時以外は、そのままオートで使っている方が綺麗に撮影できる気がします。

 

それと液晶画面の横に、他のモデルであればズームボタン、録画ボタンなどが配置されていて、ボディを右手で保持しつつ、左手で液晶パネルを押さえて、その液晶パネル脇のボタンで録画スタート&ストップをすることができるんですが、HDR-CX520Vにはそのボタンがありません。

なんでも液晶パネルをギリギリまで大きなサイズにしたかったようで、ハードウェアボタンを削ってしまっているんだそうです。ですが、これもコロンブスの卵ですよねぇ。タッチパネル液晶の中に操作ボタンを表示させていて、タッチパネル 上でズームも録画スタート&ストップもできるようになっています。

なるほど、やりますねぇ。

そのほか、メニュー画面はHDR-TG5Vから採用になった新メニュー階層になっています。「HOME」と「MENU」とどっちを使えば良いんだっけ?はなく、MENUを開いていけば、全設定項目が縦スクロールで表示できます。

ちょっと昔のハンディカムのメニューに構造は戻っていて、デザインは最新のものというイメージ。結局、この方がユーザーさんの評判が良かったのかも。

レンズは光学12倍ズーム。デジタルズームなどを利用すると自慢の3方向手ブレ補正の回転軸補正が出来なくなるそうですので、おそらくデジタルズームを使う人はいないはず。

画角は35mm換算で43〜516mmになっています。ボディの小型化のためには仕方がないのかもしれませんが、広角43mmというのは室内などで利用するにはちょっと厳しいので、ワイドコンバージョンレンズは必須になると思います。

今回のレビューでは、ほとんどのシーンで、私もこのワイコンレンズを装着して利用しています。

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それと、CX520Vの試用中、三脚付きシューティンググリップ「GP-AVT1」も装着しっぱなしにしていました。シューティンググリップというのも新製品でHDR-CX520Vと同時に発表になったんですが、いわゆるガングリップ形状になっていてカメラの底面に装着しカメラ本体ではなくグリップを握って撮影するためのものになります。

リモコン機能も搭載されており08年モデルのハンディカムから採用されたAVリモート端子を利用すればグリップ部からカメラ操作が可能となっています。

結局、これの使い勝手がよすぎて、実はHDR-CX520Vを本体だけで操作した時間ってほとんど無いかも、というほど。

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具体的にどういう風に使いやすいのかというと、ハンディカム本体を手首に載せるカタチで手を上向きにしてグリップすると上方向にカメラを向けるのがちょっときつかったりします。それが「GP-AVT1」を使うとグリップの角度を自由に変更できるため、低い位置に構えるときはやや手前側にグリップを曲げて、高い位置に構えるときはグリップを奥に曲げることで、手首が楽な角度で撮影できるんです。

通常時もほぼ直角くらいにグリップを設定しておくと、いつもよりちょっと目線を落としたところにカメラを構えることができるため、ちょっと落ち着いた目線で映像になるのも気に入りました。

 
カバンにしまう際などは写真左の様に折りたたむことができます。
また写真右の様に三脚代わりに使う事も可能。これならデジカメが必要ないかも。

昔のハンディカムってテープの走行音がマイクに入ってしまったり、してノイズを拾うことも多かったんですが、このHDR-CX520Vに関して言えば、記録メディアが内蔵メモリーになってしまっていて、モーターの走行音とか入ることはまずありません。

強いていえばズームを使った時のレンズの駆動音が入る可能性がありますが、それよりは録画の開始、停止のときのボタン操作の音の方が気になります。

そこでこういうシューティンググリップを使うと操作するときのボタン類の音を拾ってしまう可能性が低減できるわけで理屈的にも有利なんです。

操作ボタンがグリップ上部に集約しているので、自然と親指だけで操作ができるし、これはおすすめです。

 

それと、あまり目立ったアピールポイントになっていませんが、顔検出機能で特定の人物の顔を覚えさせることができるようになりました。運動会とかでまとめて撮影するときに自分の子供の顔を覚えさせておいて、集合しているシーンで撮影するとき、自分の子供にフォーカスや露出が合うようにするための機能。

子供のいない私の場合は利用することってあるのかなぁ。。。とか思っていたんですが、なんのことはありません。テーマパークでは人だらけのところで撮影することが多く、これが結構助かってしまいました。これがあるからマニュアル機能とか使いこなせなくても、それなりに綺麗に撮れてしまいます。

 

で、3日間使ってみた感想なんですが。。。すみません、皆さんの予想通りの話になってしまうかもしれませんが、とにかく手ブレ補正新アクティブが快適すぎて、もう撮りたいように撮りまくってしまいました。

通常、動画撮影の際はカメラは固定して、ズームも使わないようにして、とにかくぶれないように心がけて。。。という撮影をするものなんですけど、そんなのお構いなし。

テーマパークには開園と同時に入ったんですが、人気のアトラクションがありまして、そこまで入園者のほとんどがスタートダッシュをするんです。並ぶために。そのダッシュ大会に私も加わったんですが、その 競歩しているところから撮影しっぱなし。移動中でもなんでも撮影してしまいます。(さすがに慌てて早足になっている時の映像はブレブレでした。手ブレ補正もそこまで直してはくれないようです)

列に並んでいるときも歩きながらキャラクターのポスターとか飾り物、フィギュアなどを撮影しちゃうんですけど、これ、帰ってから見てみると全部ちゃんとスムーズな映像になっているんです。ステディカムほどではなくても、それなりに気を遣ってスムーズになるようにカメラを動かしてみると、それっぽい映像になるんです。

こういう記録映像ではなく、作品作りとかにもこれはかなり威力があるでしょうね。

というか、やっぱりハンディカムの撮影は仕事でやっているわけではないですから、自分の好きなモノを好きな様に撮影するのが一番。撮影しているときも楽しくなくてはいけないんです。そうやって好き勝手に撮影した映像が後から人に見せても喜ばれるものに仕上がるなんて、最高のハンディカムじゃないですか。

作例づくりのために、今まではハンディカムの試し撮りというと三脚を必ず持って歩いていましたが、今回はそれもなし。今までのタブーは全部が全部OKになる、まさに撮影の仕方まで変わってしまうモデル。

こうして撮影していて楽しいというのが一番重要なんですよ。民生用のハンディカムなんですから。

ということで、あとはその画質をチェックしたいんですが、その前に、編集環境の話です。

 

 

■ AVCHDハンディカム「HDR-CX520V」の映像編集

さて、内蔵メモリーにたっぷり撮影してきた映像ですが、これは記録形式はAVCHDファイルというもので記録されています。

従来のテープに記録していたHDVと違い、PCに取り込む際にいったんビデオ再生をしながら等時間かけて取り込む必要などはなく、単にファイルコピーと同じ感覚でPCに映像を取り込んだり、コピーすることができます。

ハイビジョン動画なのでややファイルサイズが大きいのがネックなんですが、もうひとつネックがあります。それが編集の問題。

AVCHDハンディカムが登場したのが06年秋なんですが、当時はまだ編集環境がほとんど揃っていないのと、PCの性能がまだAVCHDに追いついていない感があり、とにかくAVCHDの編集が重い!というイメージがあります。

私もそのままのイメージを引きずっていて、AVCHDファイルを編集するためにはAdobe Premiereが入っているPCを用意して、すごい時間をかけて作業する必要がある。。。なんて思い込んでいたんですが、今はもっと簡単に編集する方法が用意されているんです。

どういう方法かというと、簡単な話なんですがハンディカム付属の「Picture Motion Browser」やVAIO付属の「VAIO Contents Exporter」を使うというだけの話です。

「Picture Motion Browser(以下PMB)」はサイバーショット、αユーザーおなじみの画像閲覧ソフト。これでAVCHDファイルの閲覧もできます。で、写真を見るがごとく、このPMBで動画ファイルを開くとそのまま1カットがひとつのファイルとして再生できます。再生画面の状態で「動画編集」とすると、そのまま前後の不要なシーンを削除することができる簡易編集画面になります。

PMBでのAVCHDファイルの再生っていうと、やはりマシンパワーをかなり要求してくるので、すごく動作が重い、と思えがちなんですが、この編集画面の方はそうでもありません。それと、この1年でPCって急速に性能があがっていて、特に09年になってから登場しているVAIOのWindows Vista 64ビットOS版は安定性もあり、3年前とはまったく違った操作感になっています。

それに気づいたのが先週だったんですけど(^_^;)、気がついてからは「いつか編集しようと思っている動画ファイル」とか、「時間ができたら編集をする予定の動画ファイル」が一気に片付きました。

 

ビデオの映像って、タイミングが重要でやや前にゆとりを作ったり、後ろにもややゆとりを持って撮影終了したりします。ですが、編集するときはそれが邪魔でまずは必要なシーンに尺を詰めることからやらないと行けないんでけど、それがこのPMBを使うと非常に楽。

テーマパークでの撮影が164ファイル、1時間26分の映像になっていたんですけど、これをPMBで開いて、晩酌をしながら、夜寝る前のちょっとした時間に、お昼の休憩時間に、写真閲覧をするような気分でちょこちょこと不要シーン削除をすると1日でほぼすべて見終わることができました。結果、136ファイル41分10秒まで短くすることができたんです。 (ちなみに動画から静止画を描き出すこともできるので、私の場合、ついでにblog用の写真もここから作ってしまいました。その切り出した写真はこちらのblogでご覧になれます。)

あとはこのファイルを「VAIO Contents Exporter」に読みこませて一つのファイルにしてしまうか、PMBから直接AVCHDディスクに書き出してしまえば、完成です。テーマパークから帰ってきてから2日後の夜には我が家で上映会ができました。

ちょっと覚悟をしてしまうAVCHD編集なんですけど、テロップを入れたいとか音楽を入れたいなどの本格的なことを考えず、とりあえず残して置くことを考えての編集なら、今は超簡単作業でデータを残すことができるんです。

 

今回はその136ファイル41分10秒の動画をDVD-Rに書き出す「AVCHDディスク」にして持ち帰ろうと思ったんですが。。。ファイルサイズがギリギリアウトの4.9GBになってしまっていました。4.7GB以下なら安いDVD-Rに記録して、ソニーのBDレコーダー、もしくはPS3で再生してしまうところなんですが、うーん、ちょっと急いで自宅で見たいモノですから、ここはBD-RWを使う事にします。

やはりVAIOに付属する「Click to Disc」を使ってブルーレイディスクに書き出し。他にもついでなので持ち帰りたかった、最近編集したファイルをまとめて記録。追加ファイルがやや多かったので結局ディスク作成に3時間もかけてしまいましたが、これを自宅に持ち帰って40型ブラビアで再生。

うーん、感動しますね。この画質は。

比較しているのがクラス下でしかも1世代前のモデルになるHDR-TG1になってしまうんですが、もともとCMOSセンサーの画素数が違い(TG1は動画有効画素数で143万画素、CX520Vは415万画素。)フルハイビジョンの表示に必要な200万画素があるのはCX520Vの方だけなので、もう何を撮っても何を見ても圧倒的にHDR-CX520Vの方が綺麗だし、情報量も多いんです。

1366×768ドットの小型のハイビジョンテレビなどではこの違いはわかりにくいのかもしれませんが、大型のフルHDパネルで再生するとその差は歴然です。

こういう記録するための機器だといつまでのデータが残りますから、今の再生環境だけを見たら、今のハイビジョンムービーで十分、とか思われるかもしれませんけど、後でテレビをグレードアップしたときに、あららこんなはずじゃなかったのに。。。になってしまうかも。

ということで、もうべた褒め状態炸裂のHDR-CX520Vです。XR520Vシリーズよりも小さく軽く、TG5Vシリーズよりサイズが大きいとは言え、それほど大きく変わらないサイズ、重量でこの圧倒的な高画質感はたまりません。手ブレ補正新アクティブのおかげで撮影することがこんなに楽しくなっちゃうの!?というモデルになっていますし。

 

で、楽しい話ばかりではなく、デメリットも探してみるんですが。。。えーと、これはCX520Vだけの話ではありませんが、AVCHD録画のハイビジョンハンディカムではテープ記録のDVハンディカム、8ミリハンディカムの時のように録画停止ボタンポチッで録画が止まりません。記録するフォーマットの都合で秒ぴったりの撮影停止ができないんです。

私の場合、大体クセで1カットを8秒前後で撮影するんですが、今回のCX520Vではほとんどのファイルが9秒撮影になっていました。これは8.2秒で録画停止を押しても整数秒まで記録ファイルを作ってしまう、というクセみたいなものがあるようで、ちょっと余計に録画がされるんです。

なので、PMBで録画ファイルをチェックすると多くのシーンで最後の映像が流れている様な画になっていました。そう、自分で撮影停止にした瞬間にカメラを動かしてしまっているんですが、実際にはまだ撮影をしていることが多いんです。AVCHDハンディカムの場合は、録画停止にした後も1秒くらいはそのままジッとしておいた方が良いようです。

 

それと液晶パネルの表示なんですが、録画開始&停止とズームボタンが表示されているという話をしました。直接タッチすることでカメラ操作ができるのは便利なんですが、それと引き替えに液晶にいつもだったら表示されている、残り撮影時間とかバッテリー残量などが常時表示にならなくなっています。

画面にタッチするとそれらの情報が表示されるので、これも慣れてしまえば問題はなくなるんですが、最初のウチはこれもちょっと気になるかも。

あとはシンプルモードが無くなっているそうですが、一度ハンディカムを使っている人であればシンプルモードは必要ないでしょうねぇ。

 

ライバル機種と比較検討するならHDDモデルのXR520Vシリーズが挙げられると思います。こちらのシリーズにはHDD最大240GB搭載モデルがあり、これだと最高画質のFHモードで約29時間10分。長時間LPモードにするとハイビジョンで101時間の録画ができるそうです。

101時間の動画ファイルって。。。普通の人だったらこれ、買い換えるまでHDD容量っていっぱいにならないんじゃないか?という容量で、さすがにコレと比較すると内蔵64GBとか32GBメモリーもかすんでしまいそうです。

それと、これが重要なんですが搭載している液晶モニターがXR520Vでは高解像度の92.1万ドットなんですが、CX520Vは23万ドットになっています。色再現性はクリアフォト液晶プラスで、バッチリ広色域でのモニターができるんですけど、液晶モニターの解像度はどうにもなりません。

XR520Vシリーズに負けてしまうのは容量と液晶解像度くらいかなぁ。。。

 

ということで、私のお薦めはHDR-CX500Vとワイドコンバージョンレンズ、そしてシューティンググリップの3製品のセット購入です。

それとバッテリーは本体内充電よりも専用充電機があった方が便利です。予備バッテリーの購入と同時にアクセサリーキット「ACC-TCH7」を一緒に用意するのもオススメです。

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ZDS1453.jpgそれと今日からソニースタイルで「Summer Vacation with Sony Style」というキャンペーンがスタートしています。8月31日までの期間限定で、対象製品をセットで購入するとソニーポイントが通常よりも多めにプレゼントされるんですが、その対象製品に「HDR-CX520V」も「HDR-CX500V」も含まれているんです! HDR-CX520Vと三脚グリップを購入すればキャリングケースが無料で付いてくるようなイメージのキャンペーン。これは利用しない手はありません!

ZDS1458.jpgソニースタイルでは8月7日頃のお届け目安となっていますが、これが販売店での初回出荷と同じ日付になっていますので、これで間違いはないはず。お盆前にこの最強旅行向けハンディカムが出荷されますよ!

おそらく、これもHDR-CX7の時と同様、大ブレイクするモデルになるでしょうから、なんとか、お盆前にソニースタイルで是非、ゲットしてください!

 

今回レビューしたハンディカムの詳細、ご購入はこちらから

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2009年夏モデル
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手ブレ補正技術でリードするハンディカムがさらに進化!3方向の手ブレを補正する新機構搭載。新開発CMOSセンサーにGPSも搭載した内蔵メモリー記録タイプのハンディカムです。CX500Vが内蔵32GB、CX520Vが64GBの容量です。

CX500V  ソニースタイル価格:108,000円  8640ポイント還元
CX520V  ソニースタイル価格:128,000円  11520ポイント還元

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VAIO・ソニー製品徹底レビュー 店員の声 ★08.10.16 メモリースティックPRO-HGデュオHX 店員の声

 

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HDMIミニの端子を搭載したハンディカムなどに使うHDMIケーブル。
ソニースタイル価格
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ソニースタイル HDMIケーブル 製品ページ

 

 

HDR-XR520V店員の声 VAIO・ソニー製品徹底レビュー 店員の声 2/5 HDDハンディカム「HDR-XR520V」店員の声
2009年春モデルのハンディカムはすごい!Gレンズ搭載、新開発手ぶれ補正、新イメージセンサー搭載、GPSも内蔵しHDD容量も以前のモデルの倍に!詳しくは店員の声でご確認ください!

2/4 発売直前情報 ハイビジョンハンディカム「HDR-XR520V」
新型ハンディカム「DHR-XR520V」のレビューレポートなんですが、実機を触る機会、勉強会もあったんですけど、WEBページ、blogでのレポートが間に合わないまま、結局、明日、2月5日の13時から受注開始になるそうです。

 

 

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