こんにちは、店員塩見です。今回紹介させていただく製品は、ポータブルDVDプレーヤーの新モデル「DVP-FX930」です。
いまさらDVD?
そろそろブルーレイディスクのポータブルプレーヤーが出てきてもいいのでは?なんて声も聞こえておりますが、今このタイミングでもポータブルDVDプレーヤーの魅力はあるんです。なんといっても、DVD登場から10年が経過して、どの家庭にもたくさんDVD映像ライブラリーが溜まっていると思います。このメディアをタンスの肥やしにせず、旅行中のエンターテイメントグッズとしてもう一度楽しむことができるのがポータブルDVDプレーヤーです。
いまさら、据え置き型のDVDプレーヤーは緊急なことでもなければ買い替えはないと思いますが、ポータブルはまだまだいろんなところで利用できます。今回はそんなDVDプレーヤーの魅力について探っていきます。
(2009.06.23掲載)
ソニーのポータブルDVDプレーヤーは、2001年に登場した「D-VM1」からスタートしました。「D-VM1」はCDウォークマンのような形をしたドライブ部分と、ディスプレイがセパレートタイプになっていて、ディスプレイ部分を使わずにCDウォークマンとしても使えるソニーらしい挑戦心が溢れた製品でした。当時ソニースタイル
価格99,800円と、今ではDVDドライブ搭載ノートVAIOが買えてしまうような高価な製品で、当時学生だった私には憧れの製品でした。
この「D-VM1」のスペックは電池持続時間4時間、ディスプレイは3.5型20万画素と、当時としてはかなり頑張っているモデルでした。それが、この春登場した今回紹介する新製品「DVP-FX930」では画面サイズは9V型に広がり、画素数も800×480となるなど、映像を見る部分が大幅にパワーアップし、バッテリー駆動時間も6時間と、画面が大きくなったのにスタミナ性能が上がっています。それでも、価格は34,800円とかなり手を出しやすい値段になっています。8年前のモデルと比較するから…ということもありますが、あの頃DVDを持ち歩きたかった気持ちは今もそのままなので、私の中ではとっても魅力的です。
画面は一世代前の「DVP-FX850」が8V型でしたが、今回は一回り大きい9V型に。
それでも寸法は横幅そのまま、縦方向も5mm増えただけとほとんど変わっていません。それだけ額縁を狭くしているのですが、それがまた洗練された感じでGood!
コントラストはDVD再生に最適化されていて実際に映像を見てもかなりクッキリ。ポータブルAV機ではトップクラスだと思います。解像度は「800×480」。最近ハイビジョン製品が増えてきているので、ちょっと画素数が少ない気がしますが、DVDの規格上「720×480」なので、このディスプレイは、ソースの映像をそのまま表示できる性能なんです。

DVD規格よりも画素数の低いディスプレイだと、映画の字幕の文字がボケてしまうなんてことがありますが、このモデルはクッキリ読みやすいので、長時間の洋画視聴も快適だと思います。
再生、一時停止などの操作系は、AV機器では画質の次に重要視される部分。他社のDVDプレーヤーは難解なボタン配置のものも見かけますが、ソニーのプレーヤーは安心です。

液晶ディスプレイ側にタッチセンサータイプのキーが並んでいて、くるくる回転するディスプレイをどんな向きにしていても直感的に操作ができるような配慮がされています。これは、このラップトップ型になってからの共通の設計思想ですね。
で、このキーの配置なのですが、左から[再生] [一時停止] [停止] [早戻し] [早送り]
と並んでいますが、いつも見慣れているこの並びや、それぞれのマークのデザインって、実はカテゴリーを越えてソニーの全製品共通なんです。VAIOもビデオデッキも、AVモードボタンが本体についている製品はどれも共通。だから、ソニー製品をお使いの方はどんな機器でも直感的に操作ができるんです。
普段、様々なソニー製品を何気なく使っていますが、こういうカテゴリー間を越えて統一された「ソニースタンダード」なところが、実は私たちソニー製品ユーザーの心を捉えているひとつなのではないでしょうか。
本機にはコンポジット映像出力がついているので、据え置き型DVDプレーヤーとしても使えるのですが、そういった用途のときのためにリモートコマンダーも付属しています。田舎に暮らす両親に子供の成長記録を保存したDVDを見せたいけれど、プレーヤーがないからどうしよう…なんてときは、このポータブルプレーヤーごと持ち込んでしまえばOK!
あとはリモコンでお手軽操作。
バッテリー駆動時間は約6時間となかなかのスタミナ。
映画「プライベートライアン」などの長時間の映画でもバッテリー切れを心配することなく楽しめます。バッテリーは本体ボトム部分の下に平べったい電池パーツをガポっとはめるのですが
、あまり厚さもなく持ち歩いていて気になることはありません。
充電は家庭用電源「AC100V」だけでなく、カーバッテリーアダプターも標準で付属していますので、車での充電・再生も可能です。自動車での旅に、ナビとは別に後部座席用のエンタテインメントマシンとして使ってもすごく楽しそう。
DVDの再生性能は、ソニー製DVDプレーヤーも10年の歴史の中で進化しきっていて、何ができない・何ができるといった違いはなく、DVDレコーダー「スゴ録」やBDレコーダーで録画・書き出ししたDVDの再生は、地デジであっても対応済み。
この他、一世代前の「DVP-FX850」と比較して、画面サイズが大きくなっているにもかかわらずバッテリー駆動時間は性能下がらず6時間。これは、さらに向上した動作時の低消費電力のおかげで、従来機で23Wだったのが14Wまで低減されています。こんなところも、ちょっとしたエコですね。電気的な部分だけでなく、機械的な部分でもちょっとだけ変化が。なんと大画面になったのに、質量は105g軽くなって1kgを切っているんです。以上、設計部隊の改善活動がちょっぴり感じ
られるスペック差でした。
実はポータブルDVDプレーヤー、1台持っているんです。結構いろいろなことに活用していますので、今回は私のポータブルDVDプレーヤー活用術を特別に紹介します。
◇電車で
以前、さほど混雑していない電車で1時間程度の着席通勤をしていました。往復で2時間、行き帰りの電車の車内で丁度映画1本が見られるくらい。通勤途中にはビデオレンタル店があり、毎日1本借りては往復の通勤で映画を鑑賞するといった通勤を楽しんでいました。移動中に見ているので忙しくて家で映画を楽しむ時間が取れなくてもコンスタントなペースで次々と見られます。これのおかげで、海外ドラマ『24
-TWENTY FOUR-』をかなりのハイペースでみることができました。
映像再生はウォークマンやPSPでもできますが、一度変換する手間があったり、ダビングもリアルタイムの時間がかかって、毎日気軽に映画を楽しむってことにはやや不向き。DVDをそのまま再生できるVAIOでも、同様のことができるのですが、VAIOだとDVDを鑑賞するためだけにWindows
を起動させて、Win
DVDを起動させあれやこれやと操作したりが、これまた面倒。それに紛失やキズも心配なので、できればDVD再生程度のことはPCではやりたくないなーって思っていました。そんなように考えて、思い切って買ってみたポータブルDVDプレーヤーですが、これが思っていた以上に快適で、さすが専用機といったところです。
電車に座ったらディスクを入れて電源をオン、これだけで再生が始まります。あとはダラーっとまるで自宅のリビングにいるような感覚で、映像に夢中になっていると気づいたら降りる駅というわけです。映画は楽しめるし、退屈な通勤時間を有効に使えるしで、着席通勤をされている方にはとってもオススメです。
これからの行楽シーズン、列車の旅を予定されている方もたくさんいらっしゃるはず。車窓を楽しむのもいいけれど、どうしてもご家族が退屈してしまうなんてことも。そんなとき、ポータブルDVDプレーヤーがあればご家族は映画に夢中になって、自分自身は車窓をぼーっと眺めて旅を楽しむのもできますね。まもなく青春18きっぷシーズンです。ちなみに、青春18きっぷとは、11,500円で5日間、JRの普通列車が日本中乗り放題のきっぷです。私は毎年、普通列車を7時間くらい乗って東京から関西や東北、北陸に遊びに出かけていますが、さすがに長時間乗っていると車窓にもあきてしまいます。そんなとき、ポータブルDVDプレーヤーはかなり役に立ちました。ご旅行のお供に、意外と役立つアイテムです。
◇自動車で
車の旅で、DVD視聴はごくありふれた光景ですが、カーナビの小さい画面では後部座席の人には小さすぎます。また、ソニーのカーナビ「nav-u」シリーズのようなお手軽ナビだと、エンターテインメント機能が少なく、車で家族旅行となるとお子さんが退屈してしまうかも。そんなときにポータブルDVDプレーヤーがあれば、後部座席は大人しく映画鑑賞を楽しんでくれるはず。私も友人数名とドライブにいったとき、お気に入りの映画とDVDプレーヤーを持ち込んで、後部座席で一人ファーストクラス気分を楽しんでいました。
車にVAIOを持ち込むと、車を離れるときの盗難が心配ですし、電源の確保もAC100Vが用意できずに困ってしまいますが、ポータブルDVDプレーヤーはそういった心配もなく、シンプルにスマートに車載DVD視聴環境を作ることができるので、家族でドライブする機会が多い方は、ひとつ持っておいてもよいのではないでしょうか。
◇イベント会場で
これはちょっと特殊な用途になるのですが、このポータブルDVDプレーヤーはディスプレイ部分を回転できるので、背面側に向けて折りたたんでしまえば、単独駆動ができるDVD再生機構一体型のディスプレイマシンにすることができます。
即売会や展示会などに出展側として参加することがある私はそういう場で、「ミニデジタルサイネージ」として毎回設置しています。アピール力は紙POPなんかと比べかなり強く、自発光&動きの効果で来場者の目とまることが多いです。
学校の文化祭から、個人経営の店舗、大規模イベントまで、一番シンプルに設置できるパーソナルなサイネージシステムとして考えてみるのもいいと思いますよ!
この使い方は、自宅でも応用ができて、旅行の写真や動画をVAIOで「VAIO Movie
Story」などを使って編集してDVDに書き出しておけば、簡単なフォトフレームとしても利用できますね!
◇自宅や両親宅で
自宅でリビングやPCデスクに座ってしっかりと映画を楽しむのもいいけれど、たまにはベッドやお風呂で見たいなんてときありません?私は結構ところかまわず、そのときの気分でいろんな場所で映画を見るのですが、ベッドで映画視聴、なかなか快適です。
風邪をひいて寝込んでいるとき、無理な体勢で遠くのテレビを見ていた経験ありますよね。それが枕元のマシンを使って手元で快適に楽しめるんです。PCでもできなくはないですが、やっぱり専用機のほうが楽ですし、本体に通風用の穴がなくホコリを巻き込んでしまう心配もありません。
DVD再生環境がない部屋のテレビに繋いだり、両親の家に持っていって自作DVDをその場でシンプルにプレゼンテーションできるのもポータブル機ならではです。
さらに、あまり気づかれないポイントなのですが、このマシン、映像入力端子がついています。ということは、テレビチューナー付きのビデオデッキを繋げば、ミニテレビとして小さなスペースでも設置できますし、ビデオカメラのモニタリングディスプレイとしても利用可能。これはアイデア次第でいろんなことに化けると思いません?
ポータブルDVDプレーヤー「DVP-FX930」は、ただのDVD視聴機ですが、専用機だからこその安心感や使い勝手の良さがあると思います。フルHDマシンやブルーレイディスクレコーダーが一般的になってきた今、最後に購入するDVDマシンとして、このポータブル機は最高の機能性、コストパフォーマンスを誇っているのではないでしょうか。


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DVP-FX930
カラーバリエーション:■
9V型高精細液晶パネルを搭載した最長6時間再生が可能な新型ポータブルDVDプレーヤー「DVP-FX930」が発表されました!CPRM対応で自宅で録画したデジタル放送も外出先で楽しめます。スイッチ類はソフトタッチキーになってより使いやすく!ソニースタイル価格:34,800円 |
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