こんにちは、店員塩見です。
今回は、ソニー製品というよりかは、鉄道趣味のほうがメインの店員の声になっておりますが、どうぞおつきあい頂ければと思います。
(2009.01.28掲載)
皆様、ボイスレコーダーはどういった用途でお使いでしょうか。私の想像ですが、まず一番多いと思われるのが、会議や講演会、商談の記録用といったビジネス用途。
次に多いのが、自分のアイデアを忘れないようにメモ代わりに吹き込む用途。
あとは、語学の勉強用に録音して、再生速度を落として何度か聞きなおすお稽古用途。それ以外にも、楽器演奏やボーカルなどが趣味の方は録音してPCに取り込み、CDや“ウォークマン”にコピーして友人に配ったり、ライブラリーとして保存されるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
旅先の街で演奏しているミュージシャンの音楽を録音させてもらったり、その国特有の文化やお祭りの音を録るなんていう使い方も以前、ソニーが紹介していました。
私も、カセットレコーダーしかなかった時代からずっと録音ということはやってきたのですが、ここに挙げた内容は全然やったことがありません。(最近、ミーティングを記録することはありますが。。。)
私の使い方は昔から一貫していて、それは鉄道の音を録るということ。
以前、店員の声でリニアPCMレコーダー「PCM-D50」や、“ウォークマン”用マイク「ECM-NW10」を紹介させていただいたときも私の録音対象は鉄道でしたので、いつもお読みくださっている皆様はとっくにお気づきになっているかもしれませんね。
カセットレコーダーを使っていた頃、私は東京・国分寺付近に住んでおりまして、まだ小学生ながら、休日になると父親のカセットレコーダーを借りて電車の音を録りに行っていたものです。
当時、丁度JRが発車メロディーというものをスタートした時期で、駅ごとに異なる発車メロディーを録ってコレクションしたり、電車の走行音を録って、自宅で流して乗車気分を味わったりしていました。そんな過去があって、今でも「録音」=「鉄の音」というイメージが染み込んでおります。
当時録音した音を聴いてみると、そのときは日常のありふれた音だった、国鉄型103系電車の爆音で高速走行する音や、列車の接近自動放送も現在の放送と異なっているなど、当時を思い出して懐かしく感じます。
一緒に録音を楽しんでいた鉄道仲間との会話なども入っていて、『彼は今頃何をしているのかなー…たまには手紙でも送ってみるかな』なんて考えたりもしました。
人間の記憶を刺激するのって、映像が一番効果がありそうですが、思い出の写真をみるだけで、その写真で切り取った時間の前後の記憶って思い出されますよね。久しぶりに、母校を訪れると、その学校の下駄箱の匂いで、昔使っていた頃の記憶をふっと思い出したりすることも。
そんな視覚や嗅覚だけでなく、聴覚からも当時を思い出がふっと蘇って来るんだと思います。
で、今回、私が残しておきたかった「音」は、JR中央線の国鉄型201系電車の走行音でした。さっきから私事と鉄分が多い店員の声で恐縮ですが、なぜ201系の音を録ろうと思ったかについて、もうちょっと書かせていただきます。
先ほども書きましたとおり、小学生の頃、国分寺に住んでいて、中央線は趣味に移動にとバリバリ利用していました。まだ、低学年の頃ですが、鉄道模型のNゲージにはまっていてコレクションしていました。あ、今も続けています(笑) ですが、自宅周辺に鉄道模型屋さんが無くて、定期的に同じクラスの鉄道仲間と、立川にあるユザワヤへに中央線に乗って買い物に出かけるのが、当時の私の大冒険でした。そのとき、お世話になった車両が201系電車。
生まれた病院も中央線の線路の隣。幼少期を過ごしたのも、杉並区の中央線が見える家。引越しをして中央線沿線から離れた今も、荻窪の焼鳥屋さんへ飲みにいくときなど、もう私の人生に中央線は欠かせない存在でした。
そんな中央線で毎日、私を乗せて走りづけてくれていた電車が201系。製造時期と私の生まれた年も近く、一番大好きな車両でした。
それが今、着々と新型のE233系という車両に置き換えが進んでいます。私の日常を運んでくれていた電車がどんどんと姿を消していくのは、とても寂しいなと感じました。現在、一日2運用程度で走るのみとなっていて、これも現在JR東日本と東京都が進めている三鷹〜立川間の高架化工事が完成すると、運用が減らされ201系電車は廃車になると言われています。
たくさんの編成が走っている中央線東京口、たった2本しか走っていない201系に出会うのは至難の業なんですが、今回、私が使った見つけ出し方をご紹介します。うーん、鉄分が濃いですが。。。
毎朝、中央線を利用していて、すれ違う列車を見ているのですが、偶然201系電車がすれ違いまして、こればかりは偶然に頼らないといけないのですが、一度見つけてしまえば、あとはこの編成が一日どう走るかは調べることが出来るんです。編成の先頭・最後部の行先表示の隣に「55T」といった数字とアルファベットが組み合わされた「運用番号」というものが表示されています。これさえわかれば、あとは55Tがどう走るかはJR東日本のホームページで確認できる時刻表に載っている列車番号と照らし合わせることで、何
時に201系がどこを走るというダイヤを知ることが出来ます。
こうして導き出した2編成しか走っていない201系の走行音を録りに、お昼休みに最新のICレコーダーを持って「小さな旅」に出てみようと思います。せっかくなので、中央線201系が充当されている列車のダイヤをVAIO
type Pに入れて、時刻表代わりにVAIOも使ってみようと準備します。
さて、さすがに電車の音を録るだけでは目的地が定まりませんので、今回は、2008年4月にオープンした三鷹駅改札内外の駅ナカ商業施設『ディラ三鷹』で、人気の洋菓子店「シェ・リュイ」のメロンパンを食べ
るということを目的にしました。さぁ、楽しいお昼休みの「小さな旅」が始まります!
| お昼休みの「小さな旅」で使用するソニー製品はこちら |
■ICレコーダーの09年春モデル「ICD-SX900」
ICレコーダーの09年春モデル「ICD-SX900」をお借りすることが出来ましたので、これを録音機材に使わせていただきました。
ICレコーダーって定期的に新モデルが登場していますが、メモリーの容量がアップしていたり、連続駆動時間が長くなっているなど、他のカテゴリーと比べると地味な進化が多いですよね。
ですが、この「ICD-SX900」は違います!
どんなところが進化しているかを、音の入るところから出るところまでを順を追って紹介していきます。
まずは内蔵マイク。ICレコーダーのマイクは声が録れればいいだけだから、ちょっと…そんなイメージを覆す、気合の入った設計になっています。
従来モデルと異なり、本体から独立したセパレートデザインになっていて、PCMレコーダー「PCM-D50」のように筐体から独立することで、マイクとしての性能を最大限に引き出す構造になっています。
マイクはステレオマイクで左右に1個ずつ、合計2個に見えますが、実は天辺にもうひとつ、指向性録音用センサーマイクがついていて、向けた方向の音を感度よく録ることが出来るようになっています。マイクも新設計で、従来の「ICD-SX88」と比べノイズが1/3にまで改善されているそうです。
次に気になるのが操作性。実は、今回お借りした本機には取扱説明書が付属していなかったので、ちゃんと操作できるか心配だったのですが、わかりやすいボタンの配列と押しやすい構造で、戸惑うことなく、すべての機能を試すことが出来ました。
右側に再生、録音、早送りなどの利用頻度の多いスイッチが並んでいて、液晶画面見ながら右手の親指で操作しやすいように並んでいます。
左側は右利きの人には操作しずらいということもあってか、“ウォークマン”と同じようにスイッチはほとんどありません。
ステレオか指向性かを選択するスライドスイッチと、USB端子・プラグインパワー端子の3つしかありません。この面はヘアライン加工がされた美しいパーツが使われていて、質感へのこだわりも感じます。
裏側は、ホールド、ノイズカット、DPCのスライドスイッチとスピーカーが並んでいます。どれも録音・再生時は操作しないボタンですので、裏側にあっても困りませんね。DPC(デジタル・ピッチ・コントロール)は再生速度を遅くする機能で、このスライドスイッチをオンにすると、再生速度を70%に落とすことができます。
語学学習や議事録作成時に、もう少しゆっくり聞きたいなというときに重宝する機能です。
付属のパーツを使うことで、写真の通り、机から立たせることも可能。インタビューなどでテーブルに寝かせておくと、コーヒーカップを置いたときの「トン」という音が入ってしまったりと、テーブルを伝って余分な音を拾ってしまうこどあります。これを、付属のスタンドを使うことで防げるようになっています。
ずっと手に持っておくと疲れますし、こうやってセットできるのは便利ですね!
さらに、このスタンドは裏側に三脚の穴が開いていて、PCMレコーダーのような上位モデルと同じように、三脚にセットして使えます。
和歌山県の那智大滝の音を録ったときに、手持ち録音だと音の収録位置が動いてしまって、録った音が不自然になってしまったり、手を通じて私自身の筋肉の音を拾ってしまうなど手持ちの限界に気付きましたが、ICレコーダーでも三脚セットができるのは素晴らしいですね!
ICレコーダーの上位モデルという位置づけではなく、PCMレコーダーのシリーズと言っても良さそうな機能が満載の本機。
もちろん、風があたって入ってしまうノイズを防ぐウィンドスクリーンも付属しています。スポンジ状のキャップですが、列車風が吹く駅のホームや、口を近づけてのボイス録音でも、しっかりノイズを防げていたので、使い物になりますよ。コレ!
入ってきた音をどの形式で保存するかも、最近のICレコーダーでは重要な要素ですよね。本機の最大の特長である、非圧縮のリニアPCM録音のほか、汎用性の高いMP3、そして高圧縮スタミナ録音のソニーオリジナルLPECの3種類から選べるようになっています。
リニアPCMは、WMAやMP3などと異なり、音源を圧縮せずに記録するもので、ICレコーダーへの搭載は初めて。
原音をありのまま録音するので、圧縮では消えてしまうような空気感を残したまま臨場感あふれる録音が可能です。
また、これまでソニーのICレコーダーは上位モデルに「LPEC」、汎用性追求モデルに「MP3」と、モデルによって録音できる形式に違いがありましたが、本機は汎用性も高機能も、そしてリニアPCMの高音質も、一台ですべてを録れるようにした画期的なモデルになっています。
従来の上位モデルでは入っていなかったのですが「高感度」と「音楽」という録音モードが新たに追加されていて、ビジネス用途だけでなく、演奏の録音や、街や自然の音を録るという用途もしっかり考えられているようです。
メモリーの容量も従来モデル「ICD-SX88」から2倍の4GBへとなっていますので、リニアPCM44.1kHz/16ビットで録音しても6時間以上録ることが出来ます。
PCとの親和性もさらに向上しています。ICレコーダーもとってきた音を取り込む母艦はやはりPCですよね。従来の「ICD-SX88」ではエクスプローラ上でのドラッグ&ドロップ転送には対応していなかったのですが、本機は繋ぐとUSBメモリーと同じように認識され、MP3やWAVのデータをコピペでPCに移すことが可能です。また、繋いでいる間に、USBケーブルを通じて充電することだって可能です。“ウォークマン”のような使い勝手で、別に充電用ACアダプターも必要としません。
そのままPCに取り込めますが、付属のソフトを使って録音した音声の分割・統合や、MP3などへのコーデックの変更といった編集作業や、フェードイン・アウト、ノーマライズ(突然の大きい音を前後のボリューム近づける)、無音部分の挿入などのエフェクトを使うことも出来るソフトが付属しています。これなら、編集ソフトをお持ちでない方でも、安心してICレコーダーで録音した音を加工できますね!
以前のモデルとの比較
| |
ICD-SX900 |
ICD-SX88 |
| メモリー容量 |
4GB |
2GB |
| 録音形式 |
リニアPCM、MP3、LPEC |
LPEC |
| 内蔵マイク |
【ノイズ約1/3、感度約3倍】
大口径・高感度、高S/N |
大口径・高感度 |
| 録音モード |
会議・口述、高感度・音楽、マニュアル |
会議・口述、マニュアル |
| その他 |
Win/Mac対応、ドラッグ&ドロップ転送、
プリレコーディング機能、ノイズカット機能 など |
|
■地図・時刻表として使ってみよう「VAIO type P」
VAIO type
Pには「プロアトラス SV4」というソフトがプリインストールされていて、別売のBluetooth接続のGPSユニットか、内蔵でGPSを選択すると、地図上に現在の位置を表示することが出来て、さらに動いた軌跡を記録してくれる機能が利用できます。
今、どの辺りを歩いているかや、電車でどのへんを走行しているかを地図上で確認できるので、まるでロールプレイングゲームで地図を見ながら冒険をしているような感覚。
せっかくの小さな旅ですので、これも持っていくことにしましょう。
VAIO type Pについての詳細や店員の声はこちらをご覧ください。
→【カラーテック】VAIO type
Pオーナーメードレポート
■スリムなサイバーショット「DSC-T77」
今回の撮影には、サイバーショット「DSC-T77」を使いました。カードスタイルで定期入れと同じ大きさ。コートの内ポケットに入れて、電車の中でもスマートに写真を撮れればと思います。手ぶれ補正機能を搭載しているので、振動する列車の中での撮影でも安心して撮れ
そうです。
時刻は15時頃。お目当ての201系電車は朝、53T運用に充当されているのを確認していたので、今は荻窪駅付近を下り方向に、高尾へ向けて走っているはず。これが折り返してくる列車は。。。
JR東日本のWEBサイトで見られる時刻表にも列車番号が記載されていまして、この列車番号の下二桁は運用番号(上二桁は始発駅の発車時刻)になっているので、1552Tを探すことになります。運用番号が53Tだから、1553Tになるのでは?と思われるかと思いますが、列車番号には下りは奇数番、上りは偶数番というルールがあり、53から1を引いて52Tになるという仕組みです。
相変わらず、無駄に鉄分が濃くって失礼しました。
で、お目当ての201系電車は15:52に高尾駅を出発する「1552T 快速 東京」で三鷹発車は16:02ということがわかりました。
さぁ、この時刻表を表示して、地図ソフト「プロアトラス」もあわせて表示し、上りの快速電車と遭遇するために、私も下りの快速 高尾行に乗り込むためにJR四ツ谷駅へ。
四谷の新宿通りをカラーテックスタジオから駅に向けて進みます。両側にビルがありますが、受信感度は良好。と思っていたら、反射によって
なのかちょっと離れた場所に瞬間移動しました。
ですが、すぐに現在位置に戻ってきて、あとは順調に私の歩いている軌跡をなぞっています。type
Pは大きめの手帳程度のサイズなので、片手に持って歩いても全然不自然ではなく、徒歩ナビとしての使い勝手はとてもGood!です。
さぁ、四ツ谷駅に到着です。ダイヤグラムによると四ツ谷15:26発 快速高尾行きに
乗車すると、三鷹到着は15:52ということで、目的地の駅ナカ『ディラ三鷹』では10分の時間がとれそうです。
相変わらず、私の旅は目的地の時間がほとんどありません。
予定時刻通りに四ツ谷駅の改札を通過。次に来る電車が快速高尾行のようです。屋内に入ると、さすがにGPSの信号をキャッチでき無い様子。
電車が到着するまでの暇つぶしに、type Pに搭載しているワンセグモバイルTVでも見てみましょう。
と思ったら、電車が入ってきてしまいました。残念。
やってきた電車は、最新のE233系電車。ドアの上には液晶ディスプレイがあり、車内は明るく、つり手は
シックなブラック、座席はオレンジ、床はベージュの内装。まだ製造されて間もない編成のようで、車内は車の新車のような匂いが漂っています。(写真は別の時期に撮影)
この電車も、あっという間に、中央線の主力になって、また20年後には去っていくんですよね。
ではICレコーダーをシャキーン!と取り出して、早速、三菱電機製のIGBT素子を使ったインバータ装置の軽やかな音色を録音してみましょう。最近の電車の発車や停車時になっている「キーン」という音や、何段階かに分かれて電子音が唸るのは、電車の台車についた交流モーターへの出力電圧を制御する『可変電圧可変周波数制御機器 通称VVVFインバータ装置』というものが、回路のオンオフを繰り返して電動機への電圧などを制御するときに出てくるノイズ。製造時期によって使っているスイッチング素子が違うため、いろいろな音があります。E233系は最新型のため、このノイズはとても少なく、静かな発車・停車になっています。このインバータの音、モーターの音、そして車輪とレールが擦れる音など、一般的にノイズと言われているものを録ろうとしているわけで、なんとも不思議な感じです。
さて、録音スタートです。録音しながら録っている音を聞くことも可能です。周囲の話し声だけでなく、しっかりと走行音も録れているようです。ノイズカット機能をオン・オフして試してみましたが、どうやら走行音などを録るときはオフにしたほうが良さそうです。
オンにしていると、近くで人が会話しているときは、会話にフォーカスして、他の音は小さくなるような機能が働きます。
とっても小さいので録音していても周囲から注目されず、録り鉄にはベストな製品です。
type Pを膝の上に載せているほうが目立っていそうです。私の前に乗っていた学生が降りて、中野からの車内は急に静かに。録音には最適な空間になりました。
一通り録音を終え、予め転送していたMP3の音楽を再生して“ウォークマン”のような使い方を楽しみます。フォルダ再生など、楽曲を選ぶ操作性は“ウォークマン”にも劣りません。
駅の発車メロディーや駆動音などを録りながら、着々と三鷹へ向けて走行中。GPSユニットは私のコートのポケットに入っているのですが、ちゃんと受信している様子。
中野〜三鷹のこの区間はJRでも珍しい一直線の区間。GPSで現在位置をなぞらなくてもよーく知っている街ですが、こうして地図を見ながら乗るとまた新鮮です。
「まもなく三鷹です。3番線到着お出口右側です。次の三鷹で後から参ります中央特快
高尾行に連絡いたします…」という肉声放送も録音でき、三鷹駅場内に入線する際の激しいジョイント音(ガタンガタンという音)もとてもよい感じに録れました。
さて、降りる準備です。このとき、バッグも持たずに出かけていたのですが、VAIO type Pはコートのポケットにスッポリ収まりますのでとってもすっきり。
三鷹駅に到着しました。一旦改札を出て、改札の外側をウォッチ。みどりの窓口がリニューアルされていたり、着々とキレイになっているようです。まだ工事中の箇所があり、完成は2009年度中とのことです。
昔はキヨスクと駅そばしかなかったどこにでもある国鉄風の駅だったのに、こちらも電車同様時代と共に変わっているようです。
改札を通り、駅ナカ『ディラ三鷹』へやってきました。ここが目的地だったのですが、201系電車がやってくるまで10分しか時間がありませんので、早足でお店を見てまわります。
美味しそうなパン屋さん、お惣菜屋さん、洋菓子店が立ち並び、駅の改札の中とは全然思えません。私の住んでいる最寄り駅もこんなキレイになればいいのですが。。。
洋菓子店「シェ・リュイ」のメロンパンを無事ゲットし、飲食も出来るディラ三鷹内のベンチで遅めのお昼ごはんです。
外側はカリっと、内側はしっとりとしたパン生地に、メープルシロップが挟まれていて、とっても美味しいです。ここはカレーパンも有名なので、次回はカレーパンにしてみようっと。
そうこうしているうちに、ディラ三鷹内の時計を見ると16:00になっています。おぅーヤバイヤバイ、ということで慌ててメロンパンを食べ切って、6番ホームへ!
来ました!オレンジのボディに重たそうなジョイント音。もう中央線では2本しか走っていない201系です。独特のブレーキ緩解音とともに、到着。ドアも空気圧で制御されているので「プシュー」という音で開きます。
ブレーキもドアも空気で制御されているので、到着でたくさんブレーキで空気を使った201系は、停車中にコンプレッサを回して再び空気を貯えていきます。古い電車は静かになるというこ
とはあまりなく、なにをするにも、いろいろな音をたてています。
ゆきで乗ったE233系はインバータで制御されているので「キーン」という音でしたが、201系電車は国鉄か1960年代から開発していた次世代の電動機制御技術「チョッパ制御」を搭載した電車で、制御時に変調しない一定の「イーー」という音がなるのが特長です。
チョッパは、電動機への電流を細かくオン・オフを繰り返すことでモーターの回転を制御するものですが、低速域での加速力の悪さや減速時の回生(モーターを発電機として使い、発電した電気を架線に戻す)効率が悪いなど問題も多く、国鉄では201系と203系の2形式のみの採用になりました。もうすぐ、関東地方でこの独特な駆動音が聞けなくなるのはちょっと寂しい気分です。
そんな思い出もある、電車の走行音をしっかりと残しておくために、録音スタート!今は、なんとも思わない音かもしれませんが、数年後にこれを聞くと、最後の中央線201系電車に乗って録音したりしたなって思い出や、三鷹で食べたメロンパンまで記憶の中
に蘇ってくると思います。
自動放送が増えてきたJRの車内放送ですが、201系は自動放送装置がついていないので、今でも肉声放送です。新宿駅の到着案内を録ろうと思っているのですが、突然始まる自動放送を頭から取り始めるためには、至難の業。
なのですが、本機にはPRE
REC(プリレコーディング機能)が搭載されていますので、これをオンにすると、録音開始ボタンを押した5秒前から録音してくれているというものです。
これがあれば、突然始まる車内放送も逃さず録音できます。
周囲の乗客で「この電車、まだ走っているんだね」なんていう会話をしている人もいて、廃車が間際な雰囲気が漂っていました。そんな車内の会話を含む、その場の雰囲気を切り取るというのが、生録の魅力ではないでしょうか。
→今回録音した走行音はこちら
この「ICD-SX900」はビジネス用途だけでなく、旅行やモータースポーツ、演奏会の録音など、趣味の方向でも十分活躍できるICレコーダーの決定版だと思います。“MDウォークマン”で録音している方や、最近ボイスレコーダーを買っていないなーという方、この製品でICレコーダーデビュー、してみませんか?





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