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山ラジオ「ICF-R100MT」を山で使ってみたレポート

こんにちは、店員佐藤です。今回はちょっと珍しい製品紹介。「山ラジオ」の「ICF-R100MT」をソニーさんからお借りして使ってみました。

「山ラジオ」というのはソニーさんが命名したのかな? なんかイメージ的には防水になっていたり頑丈そうなラジオという感じがしますが、実施はそうではありません。

携帯に便利な薄型ボディに山の名前から周辺の放送局を簡単に選局できる「山エリア」を搭載した名刺サイズのラジオになっています。ソニーのラジオには「スーパーエリアコール」という、地域ごとの放送局プリセットがあらかじめインプットされているのが、好評なんですが、今度のラジオはその「山」版です。

実際に山に持って行って使ってみましたので、その様子を紹介いたします。今回も最後までおつきあいのほど、よろしくお願いします。(2008.06.20配信メルマガより)

 

私がハイキング・トレッキングを始めたのは2年前くらいから。メタボリックという言葉が流行し始めた頃で、まずは楽しく運動できることを始めたい!ということで、近所のトレッキングを始め、とき同じくして、ソニーからデジタル一眼レフ「α」シリーズが発表になり、今度は「α」を持って山歩きしたい!となって、近所の山のハイキング、トレッキングを始めたところです。

山に行くと、非日常の世界が楽しめるというか、日常生活からかなりかけ離れたところに身を置けるのが快感だったり、ひたすら頂上を目指して歩いているときは、それ以外のことを何も考えずに頭を真っ白に出来る、貴重な時間が得られます。

こんなハイキングとか山歩きなんて今まで全然興味がなかったのに、デジタル一眼「α」を手にしてからすっかり休みの生活が変わりました。これ!という趣味をもてて、健康のためになって、さらにエコロジー! 今の世の中にとって、これほど都合の良い趣味があるでしょうか!?

ハイキング、トレッキングというと、どこかノスタルジーな雰囲気がありますが、はい、そこにラジオとか持ってくるとさらに気分も盛り上がりそう。よく見たらブラックボディにオレンジラインが入っている「ICF-R100MT」の専用ジャケットケースとかって、αの周辺機器に見えないこともありません。

この「山ラジオ」の使い勝手ってどんなものなのかな?

 

★ FM/AM PLLシンセサイザー山ラジオ「ICF-R100MT」のご案内はこちら

FM/AM PLLシンセサイザーラジオ ICF-R100MT FM/AMラジオ
ICF-R100MT
 FM/AM対応ポータブルラジオ
『日本百名山』を含む人気の117の山を20のエリアに分割し、エリアごとに放送局をプリセット。山の名前から受信しやすい放送局を簡単に選局できます。衝撃や傷、ほこりから本体を保護するジャケットケースを付属。ケースに入れたままイヤーレシーバーでラジオを聴くことができ、ケースを開いて音量や選局などの操作も可能。
ソニースタイル価格:11,800
ソニースタイル 製品ページ

 

 

■ 山ラジオ「ICF-R100MT」ってこんな製品です

さて、今回お借りした山ラジオですが、これは製品評価用の試作モデルになります。一部、製品版とは仕様が違う可能性がありますので、ご了承ください。

また、お借りした「ICF-R100MT」ですが、取扱説明書がついてきていません。なので、全機能の紹介などができませんので、それもご了承ください。

で、ご了承しまくっていただいたところで、この「ICF-R100MT」をソニーさんから本体と山用ジャケットケースのみでお借りしたんですが。。。はい、普段からラジオは使ったことがないし、これでどうやってプリセットを変更すれば良いのかも、まったくわからないんです。

ど、どうしましょう!? と、泣きついたところ、簡単操作ガイドという、おそらくラジオに付いてくる取説の一部をコピーした紙だけもらえました。

えー、これ1枚でラジオを使いこなせってわけですか(T_T)なんて、ちょっとびくついていたんですが、そこは所詮ラジオです。操作方法は超カンタン。一番大変なエリア設定のところだけできれば、なんとなく操作が全部わかるようにできていました。さすがはソニーさんです。

 

で、そのかんたん操作ガイドなんですが、これを読めば「ICF-R100MT」で何が出来るのかがほぼ全てわかるように出来ています。

ここでラジオのエリア設定の方法を詳しく説明しても仕方がないので、ざっくりした説明をするんですが「ICF-R100MT」には二つのエリア設定ができるようになっています。

ひとつは「スーパーエリアコール」という通常のエリア設定が可能。これは全国を15の地域に分けていて、県名で番号が振られているので、たとえば埼玉だと4番。4番には「千葉、埼玉、東京、神奈川」が設定されており、要はこの辺りのエリアで放送されているAM局、FM局の周波数がプリセットされていると。

一度エリア設定をしておけば、あとは普通に本体上部にある1番から7番までのボタンで選局をすることができますよ、という作りになっています。通勤ラジオと一緒で、これがどこかに出張で出かけるってことになったら移動中はJR車内の15番に設定したり、移動先でエリア番号を変更してその地域のラジオ局を受信するということができます。エリアコールの番号はラジオ本体の裏に数字が記載されているので、説明書がなくてもすぐに変更は可能になっています。

 

そして、この「スーパーエリアコール」の他にもうひとつ搭載しているのがICF-R100MTならではの「山エリアコール」になります。

試聴の際にはジョグレバーの隣に「ライト/山エリア」と書かれたボタンがあり、これを長押しすることでスーパーエリアコールから山エリアコールへモード切替。この山エリアコールに設定されている番号の山エリアへすぐに切り替えて利用することができるようになります。

スーパーエリアコールが全国を14+1の地域に分けているのと違い、山エリアコールでは全国を20の地域に分割。付属の山エリアリストカードを見ると全国117の山が掲載されており、これが20の番号に分けられていて、該当する番号をICF-R100MTに設定してあげれば、その山の周辺でラジオが聴けることになります。

117の山は日本百名山にリストアップされている山と、それとソニーさんが任意で選んだ山になっているとかで、見ると高尾山、陣馬山、富士山などの見慣れた山もあります。浅間山、美ヶ原、霧ヶ峰も見つかりますが美ヶ原は山ではなく高原ですよね? いずれにせよ山間部を中心にしたエリアコールになっています。

で、スーパーエリアコールと山エリアコール、何が違うかと言えば、スーパーエリアコールはその地域で受信できるであろうメジャーなラジオ局をプリセット。山エリアコールは代表的な周波数の他に、山のあちこちに点在する出力の弱い中継局までもがリストアップされているところがエライんです。

中継局?なんのことかわかりにくいですね。

 

これは私も山ラジオ「ICF-R100MT」を使ってみて初めて知ったんですが、平地と違って山岳部では小出力の放送塔を建てて、山で電波が届かない場所にも信号を飛ばすように中継局を多数立てているそうです。

なので、山岳部でラジオ放送を楽しもうとする場合はそれら中継局の電波を拾って楽しむわけですが、これが中継局ごとに周波数が違うためそれを手動で探していくということになるわけです。

今時のラジオの場合、チューニング機能も搭載されているので、周波数を送ってしまえばどこかしらすぐに受信局を見つけることができますが、それがどこの局だかまではわからなくなるわけです。

AMラジオと言えば、中高年世代にとっての音声RSSチェッカーです。NHK第一でニュースを聞きながらハイキングを楽しみたいところなんですが、それがどこの放送局の信号だかわからないというのでは困ってしまうわけです。

そこで、山エリアでは、山の名前から全国の20のエリアを特定。そのエリア内で使われている中継局をほぼ全てプリセット登録してくれているんです。100名山収録!とは言え、選べるのは結局全国で20のエリアなのか。。。なんて思っていたんですけど、山の場合、電波の反射もあるんだし、これ実際にソニーさんが使ってみて操作が煩雑にならないギリギリの点を見つけたのがこれなんでしょう。

なるほど、このエリア設定をしているところで大体の使い方はわかりました。
早速使ってみましょう!

 

■ 山ラジオ「ICF-R100MT」を実際に使ってみる!

山ラジオと言っても「ICF-R100MT」は山専用ラジオではありません。普通に見た目は名刺サイズのカードラジオです。片耳イヤホンは本体内に巻き取り式になっていて、引っ張り出して耳に入れて使うこともできるし、本体にスピーカーも内蔵しているので、側面の切替スイッチでスピーカー出力にして使うことも可能。

山用ラジオなのに、なんで防水・防滴仕様になっていないんだ?という話ですが、それは付属の山用ジャケットケースがあるからかもしれません。黒地にオレンジのラインが入った、どこから見てもデジタル一眼α用のアクセサリーにしか見えないジャケットケースなんですが、これにICF-R100MT本体をすっぽりと収納可能。

かなり厚手に出来ているし、フラップも全体を大きく包み込むようなスタイルになっているので、雨などからのガードはバッチリ。ジャケットケースにはリュック用の固定ベルトもあるのでショルダーベルトに固定することが可能。

ケースに入れたままでスピーカーを使うとかなりこもるものの、イヤホンに関してはケースに切り欠けがあるのでボリューム操作とイヤホン出しはすぐに可能。なるほど、このジャケットケースだけ販売したらきっと3,500円とかいう単価になりそう。

本体を防滴仕様にするよりも、薄型軽量ボディにしておいて、ジャケットで山仕様にするというおかげで、本体も普通の通勤ラジオとして使えるように
なっているわけです。

 

ということで、週末だけなんですがお借りした「ICF-R100MT」を実仕様。まずはエリアコールなんですが、いつもは通勤仕様にすべく4番の「千葉、埼玉、東京、神奈川」エリアに設定。選局はボディ上部の1〜7番の数字で選び、ボディサイドに装着されているジョグレバーの上下で周波数選び、押し込むとAMとFMのモード切替となります。このスタイルで通勤途中のラジオ放送を楽しむということをするわけですね。

 

そして、いざ、山に行くぞ!というときなんですが、そのときにはまず、山用ジャケットケースからおもむろに山エリアカードを取り出し、そこからこれから登る山の名前を選びます。今回は週末に尾瀬に行くことにしているので、山用エリアは至仏山と燧ヶ岳が掲載されている山エリア8番を選択。これで山ボタンを2秒間長押しするだけで「尾瀬モード」に切り替わるわけです。

ちなみに山モードに入るとジョグレバーその操作が変わります。先ほどまでは周波数調整のために使っていたジョグレバーなんですが、これが中継局選択になります。

たとえば、尾瀬につきました。ICF-R100MTの山ボタンを押して、山エリアモードに切り替えました。NHK第一を聞きたいので1番目の局ボタンを選択します。で、選局したんですが、放送が聞こえません。そこでジョグレバーを上下させると。。。はい、ここでプリセットされた中継局が表示されるわけです。

ノーマルモードでは周波数を1段ずついじるだけでしたが、山モードでは登録されている中継局を次々にジャンプ。尾瀬でのNHK第一の中継局は全部で10局プリセット登録されているので、ジョグレバーを使って、その中からもっとも受信感度の良い中継局を選んで受信するということになるわけです。

それだったら、結局、普通のラジオを持ち込んで周波数探しをしているのと一緒ジャン、って思うかもしれませんが、いやいや、NHK第一はあくまで選局1番にプリセットされているんです。その中でジョグレバーを使って中継局探しをしても、それは全てNHK第一放送の中継局探しをしていることになるんです。

なるほど、聞きたい局の放送を探すのにはこれは確かに使えますね! 特に私みたいなハイキングもラジオも初心者!みたいな人にはうってつけ!

なんでも登山家の方達にグループインタビューをしたところ「天気予報はNHK第一で聞きます。18:50〜19:00は必聴」なんて話もあったみたいで、そう、山男さんは、ラジオで刻々と変わる世間のニュースと天気予報をいつでも気にする物なんだそうですよ! うん、なんかそれ、やってみたいかも!

ちなみに登山をするとき、ラジオはいつ活用しますか? というインタビューでは登山前と登山中、そして山小屋、テントなどでの就寝時に利用されるとのこと。

そうか、言われてみると高尾山のハイキングとかしていても、ラジオを聞きながらハイキングしている人とかよく見かけるし、それはただヒマだからラジオを聞いているんじゃなくて、情報収集の一環だったんですね。

それと、就寝前のラジオ利用。。。きっと、テレビ放送もなく消灯時間も早い山小屋での夜。周りに迷惑をかけずに寝入るまでの娯楽を楽しもうとすると、イヤホン利用でのラジオ試聴とかになるんでしょうね。そういうシチュエーションをまだ体験したことがないんですが、山ラジオ、なんかあこがれてきてしまいます!!

 

ということで、先週末に尾瀬に行ってきまして、そのときに山ラジオを使ってみました。。。が、まずは肝心のNHK第一なんですけど、うーん、入らないことはないんですが、電波事情はかなり悪いみたいです。

考えてみたら尾瀬は高い山に囲まれた盆地みたいなところにあります。携帯電話の電波も届かないくらいですから、ラジオ放送はそうか!?届かないのか!!(^_^;)

一応、迷惑にならないようにハイキング中はイヤホン利用にして木道を下っていきます。NHK第一に関しては中継局10番でなんとか受信が可能。放送局2番がNHK第二になっており、こちらも中継局探しをしてみると。。。お、こっちは中継局3番で受信ができました。

ふむふむ、こうして放送局選択をしてから、中継局探しをするので、自分が今、どこの局の放送を聞いているのかわからなくなることはありません。どこの局を聞いているのかわからないで使っているとイライラするんでしょうけど、これならそれはまずないみたいです。

 

本体の電源は単4電池1本で駆動します。アルカリ単4電池をイヤホンで利用した場合、AM放送で約72時間、FMで約40時間。スピーカー利用するとAM放送で17時間、FMだと5時間になるそうです。予備電池は山用ジャケットケースに入れておくと良いみたいです。

今回の尾瀬での利用シーンは入山するときに直前情報を収集、山を下りていくときにも利用していき、山の鼻について研究見本園で写真撮影をしているときは利用せず、昼食時にスピーカー利用。あと、帰り道は利用せずに戻ってきました。

やや電波が弱いんですが聞き取れないほどではないですし、情報入手手段としてはこれ良いですよ。

ちなみに、昨年夏に私は尾瀬に来ているんですが、そのときに偶然にも尾瀬ヶ原で地震に遭遇しました。尾瀬ヶ原の湿原が海で見る波の様子と同じようにうねっており、驚いたと共に、この尾瀬というのが新潟と群馬と福島と栃木の県境みたいなところに位置します。

そう、そのときの大きな地震の揺れがどちらかからのものなのか全然わかないんです。尾瀬は携帯電話がつながらないので情報収集するできるところが一切無く、結局下山してクルマに乗るまで新潟での震災がそのときに起こったことを知らなかったんです。

あのときに「ICF-R100MT」があればなぁ。。。とりあえずNHK第一を選局して、あとは中継局が受信できるまでジョグレバーをカチカチといじっていれば良かったんです。

山男さんのインタビューによると「ラジオは必ず持って行く」「丈夫さより軽さを重視」「普段使いも出来る物でないとダメ」「気象情報、ニュースの取得はNHK」という声もあったそうで、これらのインタビューに答えて作られたのが今回のソニーの究極の山ラジオということになるみたいです。

 

ソニースタイルの販売価格は11,800円(送料別途500円)。なぜかデジタル一眼αシリーズとのカラーマッチングもしているし、よく見るとSONYのロゴも印刷ではなく削り出しのものが使われているみたいで、やけに高級感のある仕上がりになっています。

写真遠足・ハイキング時の利用に、なんか個人的にもすごく欲しいラジオの新製品の紹介でした。本日13時より受注開始になっています。

 

今回レビューした製品の詳細、ご購入はこちら

FM/AM PLLシンセサイザーラジオ ICF-R100MT FM/AMラジオ
ICF-R100MT
 FM/AM対応ポータブルラジオ
『日本百名山』を含む人気の117の山を20のエリアに分割し、エリアごとに放送局をプリセット。山の名前から受信しやすい放送局を簡単に選局できます。衝撃や傷、ほこりから本体を保護するジャケットケースを付属。ケースに入れたままイヤーレシーバーでラジオを聴くことができ、ケースを開いて音量や選局などの操作も可能。
ソニースタイル価格:11,800
ソニースタイル 製品ページ

 

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