こんにちは、店員塩見です。今回ご紹介する製品はネットワークオーディオシステム「NAS-C5」という製品です。ワイヤレスLANを内蔵している本機は、DLNA(ソニールームリンク)対応製品から楽曲データを無線で受信して音楽を流すというスピーカーです。
VAIOや“Liblog
Station”「VGF-HS1」、“ネットジューク”に蓄えた楽曲をワイヤレスで飛ばして本機から流して、家中どこでも音楽再生を楽しむという製品です。すでに“Liblog
Station”「VGF-HS1」やVAIOに楽曲を蓄えている方向けの製品で、本機に内臓メモリーは入ってなく、CDドライブやラジオチューナーなどが一切入っていない「ネットワーク」に機能を絞った製品です。
ちなみに今回、店員塩見が個人買いをして自宅に持ち帰る前のレビューとなります。自分で買った後だとついひいきめのレビューになってしまいますが何卒ご了承下さい。今回の店員の声もどうぞ最後までお付き合い下さい。(08年6月3日掲載)
まだ、DLNA(ソニールームリンク)についてよく知らないよ〜という方や、ソニールームリンクってどうやったらできるの?という方は、こちらの店員の声も合わせてご覧下さい。

■ 今回、ご紹介する製品はこちら
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NAS-C5 DLNA対応 高音質回路
“ネットジューク”向けのDLNA対応ミュージックプレーヤー。音響特性に優れた木製キャビネットを採用し、高効率デジタルアンプと10W+10Wの大出力スピーカーにより、DLNAミュージックプレーヤーとして最高クラスの製品です。
ソニースタイル価格:29,800円 |

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DLNA(ソニールームリンク)対応のサーバーとなるVAIO、“Liblog
Station”「VGF-HS1」、“ネットジューク”の楽曲をワイヤレスで受信して、音楽を流す製品ですが、この「NAS-C5」のほかにも“エクステンションライン
by VAIO”というVAIOブランドのネットワーク製品群の中に“Wi-Fiスピーカー”「VGF-WA1」があります。
発売時期こそ今回ご紹介するワイヤレスオーディオ「NAS-C5」のほうが新しいものの、知名度では圧倒的にVAIOブランドの“Wi-Fiスピーカー”「VGF-WA1」が勝ってます。そんな「VGF-WA1」の影に隠れてしまっている「NAS-C5」の素晴らしさを今回ご紹介します。
■ワイヤレスオーディオ「NAS-C5」と“Wi-Fiスピーカー”「VGF-WA1」
「NAS-C5」を買う前に一番気になるのは、この“Wi-Fiスピーカー”「VGF-WA1」とワイヤレスオーディオ「NAS-C5」の違いではないでしょうか。会社に「VGF-WA1」と個人買いをした「NAS-C5」が揃ったので、実機を並べて比較してみたいと思います。VAIOブランドと“ネットジューク”ブランド、この両者が別の思想で同じカテゴリーを作るとどうなるのでしょうか。
まずはサイズから。高さは「VGF-WA1」のほうが高く、奥行きは「NAS-C5」のほうが長いです。WA1はキーボード分くらいのスペースに収まるのでベランダやキッチンなどちょっとしたスペースに置くことが出来ますが、「NAS-C5」は専用のスペースを用意してフラフラもって移動することには不向きな製品です。家の中で持ち歩くことを前提にしている「VGF-WA1」にはバッテリーが搭載されていますが、「NAS-C5」には積まれていないのもあり、ここがこの2モデルの用途の違いになっています。
次にネットワーク機能。「VGF-WA1」、「NAS-C5」どちらともバファロー製無線LANアクセスポイントとの簡単接続機能「AOSS」に対応しています。我が家はAOSS非対応製品なのでこの恩恵は受けられませんが…。手動接続はどちらとも同じで、メニュー画面の表記が同じで驚いてしまうくらいそっくりです。
WEBラジオは両機共対応していて「J-WAVE (Brandnew-J) 」などがボタンひとつで選べ、PCレスで聴くことができます。
DLNA機能も違いはほとんどなく、サーバー一覧からVAIOや“Liblog
Station”「VGF-HS1」、“ネットジューク”を選択して、「アーティスト」や「アルバム」から楽曲を選ぶようになっています。ネットワーク越しにサーバー機器から曲のタイトルなどを受信して表示していますが、どちらの製品も表示速度や操作ラグはほとんど感じなく、まるで内蔵メモリーに曲データが入っているのでは?と錯覚してしまうほど快適に選曲できます。
「NAS-C5」は“ネットジューク”用のアクセサリーで、本来は“ネットジューク”内の曲を家中で楽しむことを提案する製品なので“ネットジューク”向け専用機能として「おまかせチャンネル」があり、本体ハードウェアスイッチやリモコンにも専用ボタンが割り当てられています。取扱説明書にも「“ネットジューク”のおまかせチャンネル機能やMIXチャンネル機能を本機で利用する」という旨が書かれています。ですが、とある製品は“ネットジューク”ではないのにこのおまかせチャンネルがまるで“ネットジューク”と繋がっているかのように機能してしまいました!“とある製品”は、すでにお気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、後ほどご紹介します。「VGF-WA1」はVAIOの曲を流すことが目的で作られていますし、まだおまかせチャンネルというインテリジェンス機能がソニーの製品群に登場する前だったので、おまかせチャンネルを利用するには、おまかせチャンネル対応製品の「アルバム」や「アーティスト」の中から画面を見ながら選ぶ必要があります。
続いて音質比較。並べて聴き比べてみました。
「NAS-C5」は本体天面に「Net
Juke」のロゴが入っている通り、ソニーのHDDコンポに属する製品です。“ネットジューク”ブランドならば音質は期待できるはず。スペック上は、木製キャビネットを採用し、高磁力マグネットを使用した10W+10Wの大出力フルレンジスピーカーを搭載となっています。本体の容量もそこそこありますし、全体的な質感もなかなか高級感があります。
「NAS-C5」のエフェクト機能は、サブウーファーがなくても迫力のある低音を実現するお馴染みの「MEGA BASS」が搭載されています。イコライザも「FLAT」「ROCK」「POP」など6種類が入っているのもオーディオ製品らしいですね。「VGF-WA1」はダイナミックノーマライザが搭載されていますが、「NAS-C5」には入っていません。BGMとして流すことが前提の「VGF-WA1」か、楽曲を楽しむ「NAS-C5」かの違いでしょうか。
「NAS-C5」・「VGF-WA1」、両方のイコライザなどのエフェクトをすべてオフにして聴き比べてみました。低音域は「NAS-C5」のほうがすっきり聴こえて好みですが、高音域は「VGF-WA1」と同じような感じです。「NAS-C5」はソニーのホームオーディオ製品で聴きなれた鳴り方に感じました。(私の超個人的な感想です)以前から銀座ソニービルのショールームで「NAS-C5」が気になって音を聴かせてもらっていましたが、個人的には「NAS-C5」のほうが好みの鳴り方だったので、今回「NAS-C5」を購入しました。
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主な仕様比較 |
| 名称 |
ネットワークオーディオシステム
「NAS-C5」
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Wi-Fiオーディオ
「VGF-WA1」
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| ワイヤレスLAN |
IEEE802.11b/g準拠 |
IEEE802.11b/g準拠 |
| DLNA対応 |
○ |
○ |
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DLNA以外のかんたん接続対応製品 |
別売のUSBワイヤレスアダプタを利用して“ネットジューク” |
付属のUSBワイヤレスアダプタを利用してHS1・PC |
| おまかせCH対応 |
ハードウェアスイッチで対応
リモコンで一発選択 |
メニュー画面で対応 |
| WEBラジオ |
対応 |
対応 |
| タイマー |
オフタイマー/オンタイマー |
オフタイマー/オンタイマー |
| 音声入力 |
ステレオミニ |
AUX(ステレオミニ) |
| 出力 |
ステレオミニ |
ステレオミニ、LINE OUT、光デジタル |
| バッテリー駆動 |
× |
約4時間 |
| 実用最大出力 |
10W+10W |
8W+8W |
| 質量 |
約3.1kg |
約2.5kg(バッテリー含む) |
| メガバス |
○ |
× |
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ダイナミックノーマライザ |
× |
○ |
| サイズ |
340×123×212 |
380×183×116 |
■いざ開梱!&セッティング
大きなソニースタイルの箱で到着〜。この開梱する瞬間って楽しいですよね!化粧箱はダンボールの質感バリバリですが、とても開梱しやすい独特の蓋の形状。ソニーのオーディオ製品共通のブルーの配色に「NET
JUKE」の文字。なるほど、箱のデザインからして“ネットジューク”用の製品ですね。
開けると取扱説明書、かんたん接続設定ガイド、インターネットラジオの案内、カスタマー登録のお願い、リモコン、ACアダプターが出てきます。かんたん接続設定ガイドの内容はまるまる“ネットジューク”利用者向けに書かれているので、私みたいに“ネットジューク”を持っていないのに「NAS-C5」を買ってしまう人には縁のないリーフレットですね(笑)ホームネットワークに詳しくない人でも気軽に導入することができるための工夫が随所に見られます。我が家は無線LANもルーターも完備しているので、無線LANアクセスポイントに繋ぐだけでDLNA(ソニールームリンク)が利用できるようになるはずです。
続いてリモコンの形状。うーん、ラジカセやシステムステレオ、昔のテレビでこういうデザインありましたよね。建てて置けるので場所は取りませんがちょっとずんぐりしている感じが苦手です。
驚いたのが「NAS-C5」は<“ネットジューク”>製品カスタマー登録対象製品だったことです。登録用番号とシリアル番号をMy Sony
IDに紐付けするのですが、周辺機器風の製品でもユーザー登録できるってなんだか嬉しいですね!
電源は12V。「VGF-WA1」は16Vなので中身は違う基盤設計になっていることが分かりますね。
さぁ設置したら電源を繋いで電源を入れます。まずは「設定」から時間設定をします。「NAS-C5」は「オンタイマー」機能が入っていて目覚まし時計としても使えるので、時計設定はしっかりしておきます。これからは目覚まし時計の電子音に起こされるのではなくおまかせチャンネルの「朝のおすすめ」で目覚めることができそうです。
次に「ネットワーク設定」から無線LANに接続します。ネットワーク名(SSID)を入れ、セキュリティ設定選択、暗号キーを入力して完了です。
■ネットワークミュージックの再生
では、早速サーバー一覧から聴きたい楽曲が入っているサーバーにアクセスして再生してみます。前回の店員の声[音楽の中心に“Liblog
Station”「VGF-HS1」を。DLNAミュージックサーバー店員の声]のときに、あちこちのVAIOに保存していた楽曲を“Liblog
Station”「VGF-HS1」にまとめていますので、サーバー選択は“Liblog Station”「VGF-HS1」である「My
Station」を選択ます。アルバムやアーティスト別など、いつものカテゴリーが表示されます。
“Liblog
Station”「VGF-HS1」に入っているすべての曲が再生できるのはもちろんなのですが、あれ、おまかせチャンネルがカテゴリーに入っていません。もしや…と、リモコンの「おまかせCH」ボタンを押すと、“Liblog
Station”「VGF-HS1」で曲を解析して似た曲を集めたおまかせチャンネル一覧がずらーっと出てきました。
本体にも「おまかせCH」と書かれているボタンがあるので、これからはボタン一発でおまかせチャンネルが開けるんですね!音楽を聴きたいとき、ボタン一発でおすすめの曲が流れるってなかなか「インテリジェンス」な感じがしていいですよね。リモコンについている[年代][ムード]などもちゃんと利用できましたので、“ネットジューク”のDLNA機能は“Liblog
Station”「VGF-HS1」でも似たようなことができるということですね。
なお、取扱説明書などには“ネットジューク”専用機能と記載されているので、“Liblog
Station”「VGF-HS1」のおまかせチャンネルが利用できてしまうのはソニーオフィシャルの利用方法ではありませんので、ご注意を。
■ネットワークHDDコンポ!?
「NAS-C5」をソニースタイルで注文したときは、VAIOに取り込んでいる曲をキッチンで聴こうと思っていたのですが、会社にある“Liblog
Station”「VGF-HS1」との接続で偶然にもおまかせチャンネルが利用できることがわかってしまったので、これは「NAS-C5」とセットで“Liblog
Station”「VGF-HS1」を運用しないともったいないかも!!と思い始めてきました。
大容量1TB(ソニスタ限定モデルは1.5TB)のHDDを内蔵した“Liblog
Station”「VGF-HS1」はジュークボックスに、再生は“ネットジューク”用の音質追求タイプの「NAS-C5」を使えば、大容量・高音質の新ネットワークHDDコンポの完成かも!
ついこの前まで、VAIOの音楽統合管理ソフト「SonicStage」にCDを取り込んで、それをPC上で再生して音楽を聴き、まじめに聞きたいときはCDをリビングのCDプレーヤーに入れて聴いていました。ですが、DLNA(ソニールームリンク)が本格的に広がってきた今は、PCの前に座って音楽を聴く必要もなくなりましたし、「NAS-C5」や「VGF-WA1」を使ってラジカセ感覚でスピーカーを家中に持っていくことが出来るようになりましたし、DLNAクライアントになるPS3とアンプを繋げば、PCに取り込んだ曲だってピュアオーディオ環境で鳴らす事も出来ます。“CDウォークマン”、ラジカセ、PC、ピュアオーディオがネットワークでひとつになった今は、本当に音楽を聴く機会が増えました。
まだ、“ウォークマン”転送用にしかPCに入っている曲を使っていない方はぜひ「NAS-C5」や「VGF-WA1」、DLNA製品を使って家中で音楽が聴ける環境にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
「NAS-C5」はソニーの直販サイト「ソニースタイル」で購入すると無料で3年間保証サービス<ベーシック>がついてきます。通常1年間のメーカー保証が3年になるのでもしもの故障のときも安心です。さらにプラス2,000円で通常のメーカー保証に加えて破損・水濡れなど万が一の事故にも対応できるワイド保証も選択できます。小さなお子様がいらっしゃるお宅やペットと暮らしている方はワイドがおすすめです。さらに、2008年6月20日17:00までに“ネットジューク”本体をご購入の方は“ネットジューク”が割引になるクーポンがプレゼントされます。【キャンペーン詳細はこちら】
“ネットジューク”を購入されていない方も2008年6月13日までならeLIO決済で5%引きになります。
「VGF-WA1」は19,800円、「NAS-C5」は29,800円ですが、「VGF-WA1」では使えないAV割引クーポンが利用できます(すでにAV割引クーポンお持ちの方のみ)。残りの価格差は十分納得できる「音質」と「おまかせチャンネル」ハードウェア対応機能があります。“Liblog
Station”「VGF-HS1」や“ネットジューク”をご購入された方はぜひ「NAS-C5」もご検討されてみてはいかがでしょうか。


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NAS-C5 DLNA対応 高音質回路
“ネットジューク”向けのDLNA対応ミュージックプレーヤー。音響特性に優れた木製キャビネットを採用し、高効率デジタルアンプと10W+10Wの大出力スピーカーにより、DLNAミュージックプレーヤーとして最高クラスの製品です。
ソニースタイル価格:29,800円 |

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