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デジタルサラウンドヘッドホン MDR-DS7000 店員の声 行くぜ!手っ取り早くサラウンド!
2007年12月18日配信内容

こんにちは、店員佐藤です。今年は私も秋の新製品でブルーレイディスクレコーダーを買えたので、この年末年始はハイビジョン三昧をやるぞぉ! せっかく買ったホームAV製品だし、使いまくるぞ!!と、気合い満点なんですが、ここで最後の最後にパワーアップを狙ってみたいと思います。

本当はここでBRAVIA買ったぁ!とかやりたいんですが、そこまで行かなくても手軽にホームAVのパワーアップができる方法があるんです。そう、今回はデジタルサラウンドヘッドホンシステム「MDR-DS7000」の試用です。今年、最後の製品レビューになります 。

MDR-DS7000ソニースタイルのAV製品。今年は超強力な製品ラインナップが揃った上に「2007カウントダウンセール」なんていうとんでもないキャンペーンがあったおかげでどれもこれも品薄状態だったんですが、12月になって「MDR-DS7000」は在庫が復活。買うなら今しかない!状態だったりするんです。

でも、サラウンドヘッドホンってホントにサラウンドに聞こえるものなの?効果はあるの?という、使ったことがない方にとってはちょっと不安な側面もあったりしますよね。その辺りの話も私の個人的な感想レベルの話になりますが紹介してみたいと思います。

 

本日のテーマ「行くぜ!手っ取り早くサラウンド!『MDR-DS7000』」

そもそも「サラウンド」って何?という方ももしかしていらっしゃるかもしれません。私も最初はそうでした。

カンタンに言ってしまうと前方に3つ、後方に2つのスピーカーを配置して自分を包み込むように音声を鳴らすというのがサラウンドシステム。DVDに始まり、今ではブルーレイディスクの映画ソフトを中心に、地上デジタル、BSデジタル放送でも番組によってサラウンド放送されていて、その気になればサラウンドを楽しめる素材はいっぱいなんですよ。

ワイヤレスホームシアターシステム DAV-LF1Hただ、それを楽しむためにはサラウンド信号をデコード(分解)するためのAVアンプと、それをサラウンドで鳴らすための最低5個のスピーカー、1個のサブウーファーが必要になり、ちょっと大がかりなシステムアップが必要になります。

それを手軽にヘッドホンだけでやっちゃおうよ!というのがソニーのデジタルサラウンドヘッドホンシステムです。AVアンプもスピーカーも全部セットになったミニマムホームシアターで、価格もたったの29,800円!! お正月を迎える直前にこんなに都合の良いシステムはありません!

そのセッティングをしつつ、効果のほどを試してみましょう。

 

 

デジタルサラウンドヘッドホン「MDR-DS7000」ってこんな製品です。

デジタルサラウンドとはデジタルサラウンドヘッドホンシステム自体は特に目新しいものではなく、ソニーさんからは98年頃よりシリーズとして販売されています。私も3年前に「MDR-DS4000」という機種を購入。以来3年間自宅で使い続けています。

サラウンドを抜きにしても、このヘッドホンシステムは非常に便利で、音声の伝送がワイヤレスになっているので、リビングで使っていても制約なく動き回れたり、充電式になっているのでいちいち電池を入れ替えたりする必要もなく、使いたいときにすぐに使える便利さがありがたいんですよ。

これより以前のモデルでは、伝送方式がアナログ信号の赤外線だったのでヒスノイズという、高域で「サーッ」という音が聞こえるモデルもあったんですが、DS4000はデジタル信号での伝送になっておりこれらヒスノイズともおさらば。

入力端子は光デジタルとアナログRCA入力の2系統になっているため、DVDレコーダーからは光デジタル、テレビの音声出力からはアナログ入力をすることにより、切り替えで一応テレビにつながっている音声はすべて利用できるようにできるのも使いやすかったりしました。

今でも現行モデルとしてソニースタイルでも販売しており、こちらは26,800円とさらにお手軽な価格になっています。

 

価格差がたった3,000円とはいえ送信部が充電スタンドも兼ねており、使い勝手の良さもあるため、今回は比較レビューでより手軽なこんなモデルもありますよ!的な紹介をしようと思っていたんですが、すみません「MDR-DS7000」の実機を使ったら、これはやはり「MDR-DS7000」の方をおすすめするしかなくなってしましました。(^_^;)

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3年前のモデルと比較すると、今回の「MDR-DS7000」はまた大きな進化をしています。

まず、赤外線伝送だったものが2.4GHzデジタル無線になっています。光伝送の場合、送信部とヘッドホンの間が遮られると音が途切れることになるんですが、MDR-DS7000は無線電波になっていますので、それがありません。極端な話、送信部は自分から見えないところに設置しても大丈夫。

MDR-DS4000基本的にテレビを見ているときに使うモノなのでテレビ画面の脇にでも赤外線送信部を置いておけば途切れることはほとんどないものなんですが、それでもキッチンまで飲み物を取りに行く、テレビの下にあるデッキにディスクを挿入するなどのシーンで途切れる事がなくはないんです。

 

それとバッテリー性能。充電池は付属していて満充電の場合MDR-DS4000が連続使用約7時間で、MDR-DS7000は約10時間。1.5倍のスタミナ性能になっているのと、それよりも大きく違うのは充電時間でMDR-DS4000では16時間かかるところがMDR-DS7000は約3時間。かなりの急速充電ができるようになっていたりします。それほど連続しての視聴はしないと思いますが、充電台に乗っけるのを忘れて電池が空になっているところからの復旧がもうこれは段違い。

ちなみにMDR-DS7000は30分充電で約3時間の使用が可能になっています。電池が空の状態でも30分我慢すれば映画1本楽しめるのと、実はこれもDS4000との大きな違いになるんですけど、充電しながらの使用が可能になっています。

MDR-DS4000は専用の充電スタンドに置かないと充電できないところが、MDR-DS7000はACアダプターがあるので、これをヘッドホン本体に挿すことで使用しながらの充電も可能。MDR-DS4000と比べると送信部が充電スタンドを兼ねていないため、ちょっと充電が面倒になるかな?という点があるんですが、逆に使い勝手を考えると便利になっていたりもします。

そして、一番の進化がサラウンドモードで5.1chではなく、7.1chでの演算をするようになった点。ソニーのサラウンドヘッドホンでは初の7.1ch化となります。対応サラウンドフォーマットもドルビーデジタル、ドルビーデジタルサラウンドEX、DTS、DTS-ESマトリックス、DTS-ESディスクリート、MPEG-2 AACと、DVD、デジタル放送の範囲ならほぼ全部対応。ブルーレイのTrueHDなどはまだ未対応ですが、ブルーレイソフトの方にドルビーデジタルは今のところ必ず入っているので、問題ないといえば問題はないんですよ。

ドルデジサラウンドEX、DTS-ESという6.1chフォーマットに対応するサラウンドヘッドホンということではこれも目新しい点。

あとは実際に使ってみつつ、機能をチェックしてみましょう。

 

 

「MDR-DS7000」の開梱&セッティング

「MDR-DS7000」のパッケージはVAIO type Tほどのサイズのちょっと大きめの箱になりまが、ヘッドホンがまるまる入っているほか、送信部になるプロセッサーなども同梱されているので、これくらいのサイズにはなります。

開梱するとヘッドホン本体の他、高さ4cm、15cm四方のプロセッサー部が出てきます。他に光角形デジタルケーブルが1本、ACアダプターが同じモノが2つ、スタンドが1台、説明書が2冊という内容。

プロセッサーはよく見ると光デジタル入力が2系統あるのと、同様に出力も2系統搭載。これも周辺機器との接続を考えられていて、ホームシアターシステムをすでに組んでいる場合でも、スループット端子を搭載しているレシーバー部ならDVDプレーヤーとAVマルチアンプの間に挟み込むことができるようになっています。

従来機種では光デジタル端子は1系統しかなったんですが、2系統搭載しているのもDS7000が初になりますね。これでブルーレイレコーダーとPS3など2台のプレーヤーを同時に接続することが出来る上、あとはテレビからのアナログ音声出力を接続すると、3系統の音が切り替えられるようになります。

設置は非常にシンプルで、DVDプレーヤー、ブルーレイレコーダー、PS3などの光角形デジタル端子とプロセッサーのデジタル端子を付属の光ケーブルでつなぎ、あとはプロセッサーをACアダプターにつないでコンセントにつなぐだけ。

 

ヘッドホンの充電はACアダプターにつなぐだけなんですが、充電クレードルがないので、そのままテーブルの上に置くだけかと思いきや、ちゃんとヘッドホンスタンドは付属しているんですね。半円筒形のスタンドが付属するので、ここにヘッドホンを載せて、ACジャックに自分でコネクターを挿すことで充電がスタートします。

充電クレードルを利用するDS4000の場合、ヘッドホンの下部に充電金具があるんですが、これが意外と端子にはめるのが難しかったりしてちゃんと充電がされているかどうか、クレードルに置いた後に目で確認する必要があったんですが、DS7000のこの方法の方が確実に充電はできるようです。

充電をしながら、この間にプレーヤー側の音声出力の設定を行います。接続するプレーヤーの機種によって設定方法が違ってくるんですが、光デジタル音声出力の設定項目を見つけてドルビーデジタル、dts、AAC音声が出力されるようになっていればOK。機種によっては初期状態でPCM出力になっている場合がありますが、そのままではちゃんとしたサラウンド出力にはなりません。光デジタル出力でしっかりサラウンド音声信号が出力されるように設定しましょう。

スゴ録、ブルーレイレコーダーなどですとHDMI、光デジタル、RCA音声端子から同時に音声出力ができるので普段はテレビのスピーカー、深夜だけサラウンドヘッドホン使用というのもテレビのボリュームだけで調整ができます。

PS3の場合はちょっとやっかいで、HDMI、光デジタル、AVマルチの3種類から選ぶことになるんですが、光デジタルを選択するとHDMIで接続したテレビのスピーカーからは音声が出なくなってしまいます。PS3は選択した1系統しか音声が出ないためで、これはPS3側の仕様によるもの。PS3の場合は出力先を変更するたびに本体設定を切り替える必要があるようです。と、セッティングが終わったところで、とにかく音を出してみましょう。プロセッサー側にメインスイッチがあるので、これを押し込んで本体の電源を入れます。

ヘッドホン側はスイッチで電源が入るのではなく、ヘッドホンをかけることでアジャスター部にテンションがかかり、それで自動で電源が入る仕組みになっています。私が開梱したモデルは特に設定とかの必要もなく、これだけでプロセッサーとヘッドホンが認識されて音が鳴りました。

プレーヤーの音声出力設定だけ気を付ければ、これだけで使用準備は完了です。

 

プロセッサーには電源ボタンの他に、エフェクト、インプットの切り替えボタンがあり、インプットでは3系統の入力切り替えを。エフェクトでは、ノーマル、シネマ、ゲームのサラウンドモードの切り替えを行います。

ノーマルは入力された音声フォーマットをそのまま鳴らしてくれるモード。ドルビーデジタルでもドルデジEXでも、DTSでもDTS-ESでも、AACでも2chPCMステレオでもそのままの音声を鳴らしてくれるので、普段はこのままでOK。

※ ノーマルモードは2chにダウンミックスして通常のステレオ音声として慣らすモードになります。お客様からのご指摘で判明しました。お詫びして訂正いたします。

より広がりが欲しい!! 2chステレオソースなんだけど、これをサラウンドで楽しみたい!と言うときにはエフェクトボタンでシネマ、ゲームを選択。従来モデルではシネマとミュージックとなっていましたが、ミュージックモードがなくなってゲームモードになったんですね。

 

で、ここで初めて気がついたんですがこのMDR-DS7000ではヘッドホン側にもインプットとエフェクトのボタンがついています。MDR-DS4000など、赤外線の光伝送では、一方的に信号を出す側と受ける側の関係でしかなかったんですが、DS7000ではデジタル無線通信になり、双方向の通信ができるようになっているんです。

試してみるとヘッドホン使用中にインプットを押せば入力端子が変更になるし、エフェクトを押せばサラウンドモードも変更されます。これらのボタンはヘッドホン右側のハウジングに搭載されていて、左側にはプロセッサーの電源ボタンも搭載。使い終わったところでプロセッサーの電源を落とすこともできます。

ボリュームダイヤルしかなかったDS4000から比べると、もうこれだけでも3000円分以上の価値がありそうです。

 

プロセッサー部の前面パネルにはDTS、ドルビーデジタル、ドルビーPL2x、AACの表示があり、入力された音声フォーマットの状態がここで確認できるようになっています。プレーヤー側の音声出力でDTSやドルビーデジタルの信号が間違いなく出ていれば、ここでDTS、ドルビーデジタルにランプが点るはず。デジタル放送のAACサラウンドならば、MPEG-2 AACにランプが点きます。

ランプが点っていない場合はサラウンド信号ではないPCM音声が入ってきている可能性があるので、再度接続チェックとなります。

これらがMDR-DS7000の基本的な使い方。

そういえば説明書が2冊入っていましたが、これをちょっと読んでみましょう。

実はこれもちょっと新しい試みというか、変わった点があるんです。

 

 

「プロダクトインフォメーション」と聴き方のコツ

MDR-DS7000に付属する2冊の説明書。1冊は普通の「取扱説明書」になっていて、本体付属品の確認、各部のなまえと働き、接続方法、音声を楽しむ方法などが解説されています。

もう1冊の方が「プロダクトインフォメーション」となっており、技術的な解説をする内容になっています。そういえば数年前にソニーのサラウンドシステムセットを購入したときも取扱説明書のあちこちにコラム風に効果のあるサラウンドの楽しみ方みたいなコツを解説する内容がちりばめられていたりしましたが、この「プロダクトインフォメーション」はそれをさらに進めた様な
内容になっています。

さすがにここで、その内容を全部書ききることは出来ないんですが、コレが面白いんですよ。

製品の概要、システム構成をダイヤグラムで解説しているかと思うと、バーチャルホンテクノロジーの技術解説、サラウンドモードの楽しみ方、無線伝送方式の変調方式の解説、軽量ヘッドホン、配線材料などの、製品としての特長の解説までされています。

なんか、ここに書いてあることをそのままメルマガに転載してしまえば、それで解説レビュー記事になってしまうような内容。(^_^;) 特にバーチャルホンテクノロジーの概要というのは、そのまま「聴き方のコツ」という気さえします。

 

音の方向を人間が認識する仕組みってわかりますよね。左右に耳がついているので音圧、音の到達する微妙な時間差から左右の方向って認識するんですが、前と後ろの音ってどうやって聞き分けているかわかります? 実はここで耳の形が重要になってきて、前に向いた耳になっているので高域成分が多いのが前方の音、高域成分が少ないのが後ろの音、という聞き分けを知らず知らずのうちにしているそうです。なるほど、高域の音というのは直進性が高いので、そういう聞き分けができるんですね。

ただ、真正面、真上、真後ろの音というのは左右の耳で音圧、時間差が出ないため、位置を特定する情報が乏しいんだそうです。そこで人間は無意識のうちに左右に首を動かして両耳に入る音に時間差、レベル差を生じさせて前後の位置を割り出そうとするんだそうです。

へぇ〜、という、なんかうんちく話の固まりみたいな解説書になっているんですが、これらの話が続いて、どうやってMDR-DS7000ではサラウンド音声を聞かせるのか、ということを解説してくれているわけです。

 

ちなみに人間の耳って人によって形が違いますよね。複雑な形をした耳の形ですが、これ、このしわや形、大きさによって人それぞれ反響が違っているわけです。生まれてからずーっと使っている自分の耳ですので、それと視覚情報が合致して前後左右上下の音を人は認識しているわけで、完全なサラウンド音声を作る場合、自分の耳の形をしたマイクを作ってそれで録音する必要があるんだそうです。そうすると自分の耳を使って反響した音が録音できるわけですが使えるのは同じ耳の形をした本人だけ、ということになります。

これを完全にシミュレートするのは無理にしても、このプロダクトインフォメーションを読むと、その耳に到達するまでの音の成分についてはしっかりシミュレートされていることがわかります。壁があると仮定してその反響音とかスピーカーの距離をバーチャルにシュミレートしてその距離による音の到達時間、音圧レベルなど。耳のそばまでくる音のシミュレーションについてはなるほど!と、思える話が満載です。

そう、あとは自分の耳でその音を前後左右を聞き分けられる様にちょっと訓練する必要があるんです。

 

正直な話、やはりサラウンドヘッドホンシステムと言ってもこれはバーチャルでサラウンド空間を作っているわけで、本物のスピーカーを周りに置いて視聴するリアルサラウンドにはかないません。

ちょっと、こちらからサラウンドを思いこむ必要があり、若干「これはサラウンドなんだ!」と、思いこみながら使うのがコツ。

ちなみにリアルサラウンドでも、同じような事はやっています。リアル5.1chサラウンドでもフロントセンタースピーカーとか画面の上とか下とかにスピーカーは位置しているわけです。本来画面の外から音が聞こえてくるものなのに、それを「引きずり効果」と呼ぶんでしょうか? 映画を見ていると、台詞をしゃべっている口元から音が聞こえてくる感覚になります。

それをサラウンドヘッドホンでも同じように引きずり効果を意識して「これはフロント側の音」「これはリア側の音」と意識して自分で耳を鍛えていくわけです。長く使ってくると、これに慣れてきてしっかりサラウンドが楽しめるのがソニーのデジタルサラウンドヘッドホンなんです。(^_^)v

いきなりパッと試聴して「サラウンド感がイマイチ」なんて思うのは当たり前なんです。少なくとも1時間くらいは試聴しないと!!と言うのが3年間使ってきた私の持論です。

一番良い方法はサラウンドのチェック用ディスクとかを用意して、サラウンドスピーカーを1個ずつバラバラに鳴らしたりすること。これができると耳に音の場所をたたき込みやすいんです。スターウォーズのDVDとかでTHXチェック用のメニューとかが収録されていたりするので、手持ちのDVDソフトでこういうものを探してみるのも良いかも。

ということで、私の「MDR-DS4000」を基準に新型サラウンドヘッドホン「MDR-DS7000」を聞き比べてみましょう。

 

 

「MDR-DS7000」を実際に使ってみよう!!

無線伝送のワイヤレスヘッドホン、なんて聞くと音質に期待していない方もいらっしゃるかもしれませんが、このデジタルサラウンドヘッドホンは音は本当に良いと思います。デジタル伝送していますがCDの音質レベルで無圧縮伝送しているとのことで、ビックリするくらいの音質が楽しめます。

確かに電池駆動なのでパワーとか立ち上がりは弱いかもしれませんが、とてもワイヤレスで鳴っている音とは思えません。普通に音楽を聴くのにも充分耐えられる音質だと思います。

ちなみにヘッドホン自体の再生周波数帯域が6〜25,000Hzで、伝送周波数帯域が12〜24,000Hzとなっています。そう、音質に関してはかなりハイグレードなんです。

 

で、私も興味がある7.1chバーチャル再生。試してみたのは先日購入したばかりのBDソフトで「カーズ」です。レースシーンもサラウンド感満点ですが、それ以外のシーンでも動きながら話をするシーンが多いので音像の移動感とかチェックするのにはちょうど良いソフトかも。

収録はドルビーデジタルサラウンドEX(英語)、DTS-ES(日本語)など、6.1chサラウンドになっているので、これを試してみます。一度自宅にあるMDR-DS4000でも試聴しているんですが、比較してみるとやはり7.1chの効果は高いですね。

サラウンド感が強くなる、というよりは左右の空間の広がりが出ている感じで、特にオープニングのレースが終わった後のインタビューシーン。ここではナレーターが左右に動きながらあちこちから音がする、というシーンを楽しめるんですけどDS7000の方がより大きく左右に動いていたり、画面の外の音をしっかり拾ってきてくれる感じ。

リアル5.1chで言うところのリアチャンネルのスピーカーのレベルを+1とか+2ほど上げた様なセッティングになっているように思えました。なるほど、初めてMDR-DS7000を試聴したのはソニーディーラーコンベンションの時だったんですが、リア側の音が聞き取りやすい!と思えたのはこういうことだったからなんですかね?

 

DS7000のヘッドホンには手元に操作ボタンがあるので、エフェクトも簡単に切り替え可能。試してみるんですが、うーん、やはり私が使うのはノーマルになってしまいそう。シネマモードにするとリア側の音声だけしかいじっていない、とはなっているんですが、それでも壁からの反響音が加わってしまうためか、どうしてもエコーがかかったような感じになってしまいます。

本来、映画館とかはデッドな作りになっていて反響音とかってあまりしないようになっているわけで、それがちょっと大げさになっている感じは否めません。ノーマルモードならそういうエコーみたいな感覚はまったくないので、結局、他のユーザーさんもこれしか使っていないんじゃないかと。。。(^_^;)

 

あと、新搭載のゲームモード。ちょこっとだけ試してみました。PS3で発売されたばかりの「グランツーリスモ5 プロローグ」で。

で、このソフトに関してだけいえば。。。もともとしっかりしたドルビーデジタル5.1chの音声を出力してくれているので、これもゲームモードよりノーマルモードの方が効果が高いと思います。(^_^;) ただ、ゲームモードなんですがシネマモードと違って、そのエコーみたいな変な反響音はしなくて、かなりすっきりした疑似サラウンドを楽しめる作りになっています。

今回は試していませんが、普通の2chステレオ音声のゲームとかを楽しむ分には効果があるのかも。

 

ということで、当初はMDR-DS4000との比較レビューっぽくするつもりだったんですが、入力系統が光デジタルで2系統あるし、無線伝送になったので音がますます途切れなくなったし、ヘッドホン から手元で切り替え操作ができるし、クイック充電ができるようになっているし、7.1ch演算のおかげでサラウンドリア音声の効果が格段に上がっているし、なんかDS7000の方が 使い勝手がダンゼン良いんですよ。(^_^;)

これで価格差がたったの3,000円では、もうMDR-DS4000を勧める理由が見つかりません。「MDR-DS7000」の圧勝ですって。

 

光デジタル2系統搭載なので、ブルーレイディスクレコーダーとPS3、DVDレコーダーなど複数のデジタルプレーヤーと接続することが可能。アナログ入力端子もあるので、これはテレビの音声出力を接続すれば基本的にテレビにつないだその他のプレーヤーの音声も伝送が可能になります。

オプションでプロセッサー無しのヘッドホンのみ、増設用単売ワイヤレスステレオヘッドホン「MDR-RF7000」(ソニースタイル価格:17,800円)を購入すれば複数の人数で同時にサラウンドを楽しむこともできます。(増設用ヘッドホンだけあっても何にも使えませんのでご注意ください。)

もっともお手軽にホームシアターを構築できるし、夜中に大音量を楽しみたい!という場合にも使えるし、なによりも安価にシステムアップできるのが魅力ですよね。東京・四ッ谷の当店店頭で「MDR-DS7000」を展示していますので、お近くにお越しの際は是非、試聴してみてください!!

MDR-DS7000 デジタルサラウンドヘッドホンシステム
07年11月10日発売

デジタルサラウンドヘッドホンシステム MDR-DS7000
7.1chバーチャルフォンテクノロジーによりつながりが自然なサラウンド音場を実現。電波伝送で音が途切れにくいワイヤレスヘッドホン。

ソニースタイル価格:19,800
ソニースタイル ブルーレイディスクレコーダー BDZ-L70 製品紹介ページ

 

MDR-RF7000 増設用単売ワイヤレス ステレオヘッドホン
07年11月10日発売

ワイヤレスステレオヘッドホン MDR-RF7000
デジタルサラウンドヘッドホンシステムMDR-DS7000増設用ヘッドホン。

ソニースタイル価格:17,800
ソニースタイル ブルーレイディスクレコーダー BDZ-L70 製品紹介ページ

 

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