まずは新登場のNV-U3シリーズですが、今回はカラーバリエーションを含めて3モデルが新登場しています。機能的にはワンセグチューナーを搭載したNV-U3Vと、非搭載のNV-U3。
ワンセグチューナー搭載NV-U3Vにはブラウンとブラックの2色のカラーバリエーションとなっています。ブラックとシルバー枠になっていたNV-U2そんままのイメージとなっているのがNV-U3で、ワンセグチューナー搭載モデルはちょっとイメージチェンジされた感じに見えます。

ワンセグチューナー搭載モデルと非搭載モデルの違いは本体カラーだけではなく、若干ですがボディデザインも違ってきます。ご覧の通り、ワンセグチューナーを搭載した分だけ、やや背面に出っ張りがあります。ワンセグ非搭載モデルの方が完全に背面がすっきりしているというのはちょっとメリット。
同梱されるスタンドの方はNV-U2と同じものになります。吸盤のとりはずしタブが仕様変更でやや大きなつまみになっているんですけど、特に使い勝手に違いはありません。
みたところ、接続部の形状もまったく一緒ですしNV-U2を使っている方が流用することも可能。製品型番も同じモノとなっています。
ちなみに、この吸盤ですが、かなり頑丈です。ウチのRAV4ですが、購入時に一度装着してから一度も調整とかしていませんが半年以上、がっちりと装着されたままになっています。
装着方法もまったく一緒。個体差かもしれませんが、私のNV-U2よりも軽い力で底面ボタンを押すことができて、ぴょんとGPSアンテナを兼ねたフラップ部が開きます。
ここにクレードルスタンドとの設定があるので、カチャッと差し込むだけ。NV-U1→NV-U2の時はこれらのクレードル部分からすべて変更されていたんですが、こうして見てみると、NV-U3はマイナーチェンジモデルというか、同じプラットフォームで変化を加えたモデルというイメージです。ハードウェア的には、NV-U2からわざわざ買い直す必要もなさそうです。(^_^;)

では、電源を入れてみましょう。内蔵電池で駆動させることもできるんですが、写真撮影をする都合上、こうしてクレードルに載せたまま操作した方が都合が良いので、これで見てみます。
最初に起動させてメニューボタンを押すところまではNV-U2とまったく一緒です。
ですが、ひとたび、行き先ボタンを押してみると、おやおや「ガイドブック」「保存ルート呼出」という2つのボタンが加わっています。
従来機種ではガイドブック機能はメモリースティックに入っているデータでないと使えないため、ちょっと奥まったメニューの場所にあったんですが、ここからアクセスできるようになっているのは○ですね。
さらに保存ルート呼び出しも、これはいいですよ。従来はなぜか設定画面の方から呼び出したりしなければいけなくて、この機能を使っている人ってどれくらいいるのかなぁ、なんて思う部分もあったんですけど、こうしてメニューの浅いところにあれば、積極的に使うようになれます。
センタータブのアプリケーション画面に移ると、ここも項目がずいぶん増えてます。ここからは主にメモリースティックに記録されているデータへアクセスすることになると思うんですけど、音楽、ビデオ、ガイドブックの3つしかなかったところに、「ワンセグ」と「写真」が追加されています。
ワンセグはもちろんNV-U3Vにしか搭載されていないボタンになりますが、この「写真」ってのは良いですね。JPEGファイルで最大1200万画素までの写真を表示してくれるそうです。
1200万画素というのは実はちょっときわどくて、サイバーショットであれば、ほとんどのモデルでOKになりますが、デジタル一眼レフαだと最高画素での撮影にちょっと追いつきません。私委みたいにここぞという時だけ、最大画素にする、けちった使い方をする人には良いかもしれませんが。(^_^;)
さて、ここではワンセグ機能を使ってみましょう。

単純にメニューからワンセグを選択すれば、すぐにワンセグ視聴がスタート。放送されている元のデータが横320ドットと荒い映像なので画質はベタっとした映像になりますが、輝度も充分あるし、これならそこそこ見られますよ。
ただ、NV-U2もそうですがジャイロを搭載しているしGPSも搭載しているしで、走行中はこのワンセグ画面は見られないはず。使うとしたら駐車場でお買い物している家族を待って暇つぶししている時くらいのものですかね?(^_^;)
ちなみに、よく見ると、8チャンネルのフジテレビを見ているつもりが「NHK総合・甲府」なんて出ています。そうか、東京の新製品勉強会の前に甲府で展示されていたんですね。それで向こうのエリアチャンネルに設定されているようです。
チャンネルリストを表示させると、山梨、甲府のチャンネル名が出ています。そうか、クルマで移動することで、こうしてエリアの変更はしょっちゅう起きるんですよね。
これらの操作はすべてタッチパネルで行えるので、ワンセグ視聴中にオプション>設定>地域選択だけで操作ができます。というか、これ、説明書を全然見ないで操作できているので、文字さえ読めれば誰にでも操作ができるようにはなっている、ってところです。
まぁ、そんなに難しいことはないみたいです。
ここでエリア選択で東京を選べば無事、設定変更は終了です。ちゃんと笑っていいともがフジテレビで映りました。

「保存ルート」というのは、出発前に立ち寄り場所を自分でいくつか指定してルートを保存しておくこと。NV-U2では一つのルートに付き10カ所の立ち寄り場所を入力できたので、ルート機能を全部使うと四国八十八カ所巡礼の旅ルートとか作ることも可能。
ただ、利用するためには設定画面から入る必要があり、やや面倒だったのですが、今度は一番最初に出てくるメニュー画面にあるので、編集も呼び出しも楽々です。使ってみて思ったんですが、意外と呼び出す機会が多いので、これって、NV-U3をいきなり購入される方にはわからないと思いますが、便利になっていると思います。

こちらは本体メモリに内蔵されているスポット情報、ガイドブック機能を試しているところです。特に使い勝手で大きく変わっているところは無いように見えます。これらのガイドブック情報が地図上に表示されると一番嬉しいんですが、どうもそういう機能は今回も付いていないみたいですね。

地図に表示させるためには「マーク登録」という機能を使って、地図上に表示できるスポット情報に変換をする必要があるのはNV-U2と一緒。ただ、このマーク登録機能なんですが、NV-U2の500件上限から2000件上限に大幅増量されています。
うちのNV-U2は本州のオービス情報だけで450件くらいになってしまっていて、50件くらいしかマーク登録ができなくて困っています。2000件のマーク登録はうらやましいです。
ガイドブック情報から「ここへ行く」というボタンが見えます。これもちょっと押してみましょう。このナビは今、甲府にいることになっているんですが、あらら、目的地は北海道ですって。どうなっちゃうかな?
それほど処理能力の高いプロセッサーを搭載しているわけではないと思うんですが、DVDナビ、CDナビなどと違って、すべてのデータをメモリ記録しています。動作は抜群に速いのがナブユー。
それほど時間もかからずに北海道までのルートを表示してくれました。16時間35分で、高速代金は15,150円だそうです。むむ、結構安いぞ!

あとは実際に持ち出してクルマに装着することができないので、店頭展示の際に使うデモモードで実際の走行ルートなどを見学してみます。
写真左の交差点拡大モードですが、これ良いですね。NV-U2もバージョンアップされてから、この交差点までの距離グラフと交差点拡大図が出るようになっているんですけど、もっと単純図形になっていて、こんな周りの道まで描画されたりしていませんでした。
これはわかりやすそうです。

そして、これがまたうらやましい機能のナンバーワンなんですが、複雑な交差点など、一部のルートでは3Dでの交差点描画があります。こうなると簡易型のパーソナルナビとかではなく、本格的な普通のハイグレードナビと一緒じゃないですか!
地域限定で良いので、これ、NV-U2にも後日アップデートプログラムとかで提供してくださいよ! と、お願いしてみたんですが、NV-U2は内蔵メモリ2GB。NV-U3は内蔵メモリ4GB。搭載メモリの量が全然違うんです。
NV-U2のメモリを見ると、2GB中1GBしかデータがなくて、1GB分空きがあるので、なんとかなるかな?とか希望を持っていた時期もあったんですが、NV-U3では4GB中、3.5GBを使っているとのこと。データ量が全然違うんです。
ということで、NV-U2のバージョンアップの夢は淡くも消えてなくなり、これらの新機能を利用するならNV-U3、NV-U3Vを購入するしかないことが判明。
詳細地図での案内をしてもらうなら、やっぱりNV-U3、欲しいですねぇ。