冒頭の理由でSonicStage
Vには移行できなかった私ですが「おまかせチャンネル」とか使えちゃうなら話は別。SDCで性能説明だけ受けていたんですが、イベントでは自分で操作をさせてもらうことができました。
まずは「おまかせチャンネル」の話ですが、これはソニーの12音解析技術を使って、リズム、ムードを機械が解析して曲を分類。朝にオススメの曲、元気の出る曲などをまとめて再生してくれる機能です。08年秋発売のS730シリーズにはウォークマン側にこのおまかせチャンネル機能がついていて、それを解析する機能まではSonicStage
Vに搭載されていました。
ただ、ウォークマンS730・S630シリーズでないと、この機能は生かせず、他のモデルでは利用価値なし。せっかく機能は搭載されているのに利用ができなかったんですが「x-アプリ」では、これが使える様になるんです。
単純にプレイリストのところに「おまかせチャンネル」という項目があるので、これをクリックすると「朝のおすすめ」「昼のおすすめ」「夕方のおすすめ」「夜のおすすめ」などの項目が32個ほど並びます。で、それぞれの項目を押すと、そこに該当する曲が表示されるようで、あとはそれらの曲をプレイリストごと転送してしまえば、ウォークマン側でプレイリスト再生することで、おまかせチャンネル機能として利用ができるわけです。
実際に転送をする検証作業などはやっていないんですが。。。というのも、試したPCには500曲ほどのライブラリーがあったんですが、12音解析をまだしていなかったんです。1曲につきPC性能にもよるんですが20秒程度の演算時間がかかるそうで、それをやりつつ、いじっていると、ちょっとずつプレイリストの曲が増えていくという状況でした。
最初のセッティングにはライブラリー曲をいっぱいお持ちの方ほど時間がかかりそうですが、ついに、S730シリーズ以外でもおまかせチャンネルを利用できるようになります。
「ダイナミックプレイリストの作成」を使うと条件検索で自動的にプレイリストを作成することができるんですが、ここにも項目として「おまかせチャンネル」が登場します。ダイナミックプレイリスト作成だと時間、ファイル容量、曲数を上限にして自動でプレイリストの作成も可能。30分だけのおまかせチャンネル「パーティタイム」や、1GBの「おそうじタイム」プレイリストが作成可能。
こういうの欲しかったんですよ。(^o^) これがあれば、転送できるウォークマンはすべておまかせチャンネル対応モデルになってしまいます。私もこの春に購入したNW-X1060もおまかせチャンネル対応ウォークマンに出来ちゃいます。ラッキー!
そして動画の転送機能。これもSonicStage 6こと「x-アプリ」に内包されました。従来だとウォークマンで再生可能なAVC
baselineプロファイルの動画フォーマットにするためにImage Converterなどを使い、その後「Media
Manager」を使ってウォークマンに転送。。。なんてことを、SonicStage以外のソフトを使って行う必要があったんでえすが、これからは「x-アプリ」だけでそれが可能。転送だけではなく動画フォーマットの変換もしてくれます。
早速、いじってみようと思うんですが、その前にヘルプファイルで対応するフォーマットを見てみると、AVC形式(.mp4、.m4v)とWMV(.wmv)となっています。あらら、MPEG2ファイルとかダメなんですか?というとそうではなくて、PCにインストールされているデコーダーによりそれらも対応するそうです。
ビデオの自動変換設定の項目もありそれによると、フォーマット変換時の画質は標準画質(AVC Baseline 768kbps)か低画質(AVC
Baseline 256kbps)の2種類からの選択になるようです。今まで使っていたImage
Converterとは違うビットレートが用意されていたりするんです。
これをセットしておけば、PCのファイルからMPEG2ファイルを「x-アプリ」にドラッグして、そこからウォークマンに転送することで、自動でAVC
Baselineにフォーマット変換して転送までやってくれると。。。これはスマートです。では、実際に試してみましょう。
試して見ると言っても使っているのはメーカーさんが用意してくれているVAIO type Cです。特別な動画ファイルはないのでWindows
Vistaに入っているクマとか蝶の動画ファイル(WMV形式)で試します。
サンプルビデオのフォルダからWMVファイルを3つドラッグ。この時点で動画ファイルに「転送可」というのと「変換エラー」という表示の2種類のものがあるんですが、どうやら以前、テストで転送をしているファイルは転送可になっていて、まだ一度も転送をしていないファイルは変換エラーになっているだけみたい。
ウォークマンを接続して転送してみると「転送可」のファイルはそのままファイルがコピーされ、「変換エラー」になっていたものはそこから変換処理が始まりWMV→AVCのフォーマット変換が自動でスタートしています。
今までは動画ファイルの転送の時にはユーザーが転送できるフォーマットに自分で用意する必要があったのに、これのおかげで、もう何も考えなくても使えるじゃないですか。
PCで再生ができるファイル(著作権保護とかがないことが条件)なら、そのままドラッグ&ドロップでAVC Baselineにできます。
10秒程度の短いWMVファイルの転送だったので、ほぼ瞬間的に変換は終わりましたが、それでも変換中の棒グラフが見えたので、フォーマット変換にはある程度の時間がかかりそうではありますが、それはImage
Converterなども一緒。動画フォーマットの変換機能が付属ソフトにつくのはNW-A800シリーズ以来でしょうか。
よりビデオ転送が楽になりました。(今までPCにあまり詳しくないお客様にウォークマンの動画変換の説明とかするのって、ちょっと大変だったんですが、これなら楽になるなぁ。(^_^)v)
そして「SonicStage」から「x-アプリ」にソフトウェアの名称変更までさせてしまった3つの新しいアプリケーション群もチェックです。
ソニースタイルの体験空間などで体験版を見た方もいらっしゃるかもしれませんがソニーのBDレコーダーにも搭載されている「x-PictStory」が、なんとウォークマンで使える様になっています。
「x-PictStory」は音楽と写真をミックスしてくれるスライドショー形式のムービー作成機能。x-アプリとは別の窓で開くので単なるランチャー機能
が搭載されただけかと思いきや、最後に完成したムービーはちゃんと「x-アプリ」に取り込んでくれます。
ソニースタイルで配布されていたのはあくまでも体験版ということになっていましたが、やはり正式版はひと味違います。
では、新しいアプリケーション群を実際に試してみましょう。
「x-アプリ」の見かけはほとんど「SonicStage
V」と一緒で、違うのは左枠にある項目がいくつか増えているだけ。その増えている項目に「アプリケーション」というものがあり、中には3つのアプリケーションが用意されていて、その一つが「x-PictStory」ということになっています。
「x-PictStory」を起動するとウインドウが開き「写真をこの画面上にドラッグ&ドロップしてください」と表示されます。用意した写真もないので、ここでもまたWindows
Vistaに用意されているサンプル写真をピクチャーフォルダからドロップします。
次にBGM(楽曲)をこの画面上にドラッグ&ドロップしてください、と出るので今度は「x-アプリ」に登録されている曲をドロップします。
あとは「演出効果」「作品の長さ」などの変更項目が出るのですが、ここは何もいじらなくてもそのままでデフォルトのエフェクト、楽曲の長さで作品が完成できるとのこと。
流れはVAIOに搭載されている「VAIO Movie Story」みたいな感じなんですが、最後に「作品をみる」とするとBGMにあわせてスライドショーが展開されるムービーを見ることができます。写真を撮影した日付などがテロップで時々表示されつつ、切り替わりの際にいろいろなエフェクトがかかったムービーがこれで完成。
最後に「保存する」をクリックすると「ウォークマンで楽しむ」と「メールで友達に送る」というのが表示されます。ウォークマンで楽しむにすると完成した動画ファイル(AVC形式)をx-アプリに登録して終了。
メールで友達に送る場合は自分で用意した音楽は使えず、用意されているオリジナル曲を使わないといけないようですが、それでメール用の動画ファイルが書き出されるようです。
ね、これで自分の撮った写真で簡単にBGMをつけたミュージッククリップがドンドン作れてしまうんです。ウォークマンに写真を転送するとか言っても、そんな人に自慢できるような写真があるわけではありません。わざわざ写真作品を転送することはしなかったんですが、これなら気軽に自分の好きな音楽に入れて写真作品をムービー化できそう。
で、そのまますぐにウォークマンに転送して。。。うーん、これ早く使ってみたい!!
アプリケーションは他に2つ用意されています。写真にフレームをつけて飾る「x-ScrapBook」と、私も何をするものなのかよくわかっていない「x-Chronology」です。「x-Chronology」はソニースタイル体験空間でお試し版が試せるんですが。。。
Flickr、Picasa、YouTubeからタグ、キーワードなどで連携した映像を並べてくれる、なんてなっているものの、これらのWEBサービスを利用していない私にはこのソフトの利用がそもそもできなくて、なんか難しそうに感じられてしまって。。
ですが、ウォークマンに付属する「x-アプリ」の場合は取り込んだ写真と楽曲の発売日などをシンクロさせて使うそうで、やや趣の違うアプリケーションに変身するようです。
実際に「x-アプリ」が使える様になってから遊んでみたい機能のひとつです。
昔の写真を見ながら、その当時に聞いていた曲、その当時のヒット曲などが流れるんだと、ちょっと面白そうです。
おまかせチャンネルが利用できる様になる点、動画対応になった点、オリジナルのムービークリップを作れる様になってしまう点、これだけの魅力があるなら、これは「x-アプリ」への移行をすぐにでもしたくなってしまいます。
「x-アプリ」は10月より無償配布ということになっていて新型ウォークマンの発売日を最初に迎える10月10日あたりに公開されるのかな?という予想がたちます。
カタログで確認するところXシリーズも「x-アプリ」の利用が出来るようです。4月に購入した私のNW-X1060も、この「x-アプリ」でちょっとパワーアップ出来る様な気がします。
普通は新型ウォークマンが発表されると新機種にたいしてうらやましい思いをしてしまうだけなんですが、今回はちょっと違います。動画、写真転送を面倒がってやらなかったんですが、これでまた使い込みたいぞ!!
【追記 09.10.7】
10月7日午後16時頃よりウォークマンサポートに「x-アプリ」のダウンロードページが公開されました。さぁ、いよいよ、ウォークマン新時代の到来です!!(ちょっと大げさ?)

長々と、同時発表の新付属ソフト「x-アプリ」の話につぎ込んでしまいましたが、お待たせしました。新型ウォークマン本体のお話もちょこっと。
今回発表されたのは有機ELディスプレイ、S-Masterを搭載したAシリーズと、液晶ディスプレイ採用のSシリーズになります。
さらにSシリーズはノイズキャンセリング機能の有無でS740シリーズ、S640シリーズに分けられ、さらにスピーカードッグ付きのKシリーズがある上に、メモリ容量の違いもあるので、Sシリーズだけで9機種、カラーバリエーションを計算に入れると36モデルもある、ラインナップが非常に厚い製品になっています。
ノイズキャンセリング機能の搭載されたS740シリーズはブラックを画面枠にあしらったややシックな色調になっているんですが、S640シリーズはポップなカラーリングに。
全体のデザインですが本体下部が5つの円を構成してボタンを配置しており、十字キー、決定キー、バック、オプションのキー配列を見るとミッキーマウスマークに見えないこともないんです。
そこにきて、このポップなカラーリングなので、ブルーモデルはモンスターズインクのマイクとサリーみたいな感じになるし、オレンジはプーさんカラーに。ピンクはミニーちゃんとかモンスターズインクのブーみたいに見えてしまうのは私だけではないと思います。(^_^;) これ持ってディズニーランドに行ったら、絶対にしっぽの形をしたキーホルダーを買ってウォークマンにつけたくなるはず。

写真左はややシックな感じのプーさんオレンジで
写真右は個人的にお気に入りのモンスターズインク風ブルーです。
で、本体のミッキーマウスマークですが、発表イベントの中で行われたデザイナーインタビューの中で波紋を表現していることを知ります。
液晶画面が奥に配置され、手元のボタン操作をすることで操作が波紋の様に広がっていく、というのをイメージしているとか。
またカラーリングもいろいろな試行錯誤の上で決まっているモノだとは思うんですが、それにあわせた壁紙のインストールもデザイナーさんのお仕事。今回は今までのウォークマンにはない、奇抜な壁紙を用意してくれているそうです。
機能面では「歌詞ピタ」という新機能を搭載しているのが目玉。
これも「x-アプリ」と新型S740、S640、A840シリーズの組み合わせで実現しています。
なにが出来るかというと、演奏中の楽曲にあわせて画面に歌詞が表示され、まるでカラオケのごとく歌にあわせて歌詞がスクロールするというもの。
デザイナーインタビューでは4人の方が登場していたんですが、新型ウォークマンの開発の感想などを語ると皆さん、この「歌詞ピタ」が面白かったって話をしているんです。
正直、ウォークマンの画面に歌詞が出てくるのってそんなに面白いのか?って気がしてしまうんですが、口々に結構面白い、なんて話を聞くと試してみたくなってしまうんですよね。会場では知っている曲がなくて、それほど楽しめなかったんですが、自分の手持ちの曲で試してみたいなぁ。。。
その「歌詞ピタ」の歌詞ですが、これは「x-アプリ」の方で専用サイトからデータをダウンロードして曲データに付加する仕組みになっています。歌詞を自分で手入力することはできず、サイトからダウンロード購入する仕組み。
月額いくらみたいなコースが用意されていて1曲あたり10〜20円くらいで購入することになります。用意されているのは現時点で約74,000曲程度はあるそうで、邦楽だけと。
なんだ、有料なの?というところですが、歌詞にも著作権があるので、こうせざるをえないんでしょう。新型ウォークマン購入時には20曲分のダウンロード権をつけてくれるそうなので、まずは無料で試すこともできるそうです。
購入した歌詞情報は「x-アプリ」で演奏中の再生はできないものの、プロパティを開くと歌詞を読むことは可能。OpenMGのチェックインチェックアウトで著作権保護をしているそうで、音楽のフォーマットはATRAC3でもMP3でも良いんですが、他のPCに歌詞データをコピーしたりすることはできないそうです。
いろいろ制限があるように思えますが、PCと新型ウォークマンを組みで使う分には特に困ったことは起こりません。
そういえば、普段は聞き流してしまっている曲ですが、歌詞をしみじみ読んでみると「あぁ、こんな事を言っていたんだ」なんて感動をすることがあります。それがこの「歌詞ピタ」で味わえたりするんですかね?
またウォークマンにはサウンドエフェクトで「カラオケ」というモードが用意されています。中央に定位している音だけを減衰させてしまうのか、見事にボーカルだけを聞こえなくしてしまうことができるので、これを利用すると即席のカラオケマシーンにすることが可能。
さらに、これも新型ウォークマンの特長になりますが映像出力ケーブルが別売りで用意されており、テレビに接続して映像と音楽を楽しむことが出来る様になりました。マイクこそ用意がありませんが、ホームカラオケが出来ちゃうかも!?
使い方次第ですが、楽しいギミックをまた開発してくれた気がします。
それと語学学習のための機能として、A-Bリピート、クイックリピートなどの機能も装備。再生スピードのコントロールも可能で、これは音楽再生時にも利用ができます。音楽を速聴することはないと思いますが、ダイレクトレコーディング機能を搭載しているので、別途マイクを装着してレコーダーに使うと、講義、会議の速聴などをするのに利用することもできます。
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単なるミュージックプレーヤーとしてだけではなく、カラオケマシーン、ICレコーダー、ビデオプレーヤー、フォトプレーヤーにまで使える様になるんですねぇ。こんなの学生時代に欲しかったなぁ。。。
ソニースタイルでは今回もまたオリジナルカラーのモデルを用意しています。Sシリーズではノイズキャンセリング機能の搭載されていないNW-S644で「ミルフィーユピンク」モデルを用意。15,800円と、通常の8GB搭載モデルよりも2,000円高い設定となっています。
いかにもおいしそうなカラーネームですが、実機もこれまたキュートで、全体をホワイトからちょっとピンクに振った様な絶妙のカラーを出していました。
角度によってはホワイトに見えて、一番カラーが濃くなる角度だと淡いピンクという感じ。売れそうな色を選びましたねぇ。さすがです。
ちなみに右の写真ですが、すみません、あまりうまく色が出ていません。ショールームの照明は場所によっていろんな光がかぶるので、後から調整をしてもうまく色が出ないことがあるんです。今回は失敗でした。
それとまだ予告だけで詳しい情報が掲載されていないのですが色、容量、スピーカーの有無、ノイズキャンセリング機能、そしてヘッドホンを選ぶことができる、ウォークマンのオーナーメードが出来るコーナーが用意される様子。
さらに、まったく発表がないんですが、ソニースタイルだけの限定サービスをなにか新たに用意してくれているみたいなんです。どんなことが始まるのか、
当店にも情報は一切入ってきていなくて謎のままなんですが要注目です。
発売日が一番早いのは8GBモデルで10月10日を予定しています。16GB、32GB搭載モデルは10月28日発売予定。ソニースタイルでは受注開始やウォークマンSシリーズの最新情報をお知らせする「メール登録」を受付中です。
