VAIO type
Z
2010年春モデル
この記事は2010年2月16日現在の情報を元に記載しています
● 13.1型ワイドディスプレイにフルHDを搭載! しかもNTSC
100%、Adobe RGB 96%の広色域再現が可能なディスプレイ選択。
● PCとしては世界初のクアッドSSD搭載が可能。2.5型HDD(5400回転)と比較すると約6.3倍のパフォーマンスに。
● キーボードバックライト、i.LINK端子搭載など史上空前のカスタマイズが可能なVAIOオーナーメードモデル
こんにちは、店員佐藤です。突然ですが、VAIOの2010年春モデル第2弾が本日発表になりました。アメリカで発表になり、日本での発売も噂されていた「VAIO
Z」がついにベールを脱ぎ、さらに先行予約エントリーもスタート!
早速ですが、新型VAIO Zオーナーメードモデルの様子を銀座ソニービルショールームに展示されている実機の様子をお伝えしつつ
、おそらく当店史上、もっとも情報量の多い史上最強VAIOオーナーメードレポートをお届けしたいと思います。
VAIOのモバイルノートは大きく2つのヒットモデルが存在します。95年当時を振り返るとB5サイズモバイルのtype Tと、A4サイズのtype
Sです。本当に持ち歩いてモバイルで利用するにはとにかく軽いモデルが求められて、そういう方にはtype
T。普段はデスクトップマシンとして利用するんだけど、いざとなれば持ち出せる、よりハイスペックなモデルとしてのtype S。
これが08年夏に「妥協なきモバイルPC」として新シリーズ「Z」が登場。Sシリーズの軽量化をさらに進めてスペックも進化。モバイルPCとしての完成型ともいうべきシリーズだったんですが、それをさらにモデルチェンジしたとなると、もう限界を超えた究極のノートPCってことになります。
単に最新のプロセッサー、ストレージを載せただけではない、新しい「THE ULTIMA MONSTER MOBILE」の詳細を見てみましょう。
■ 最新のアーキテクチャーで武装する新型VAIO Zシリーズ
さてVAIO Zの中身の話からしていきたいんですが、昨年の10月にWindows 7
OSが発売になってソフトウェアが一新。ハードウェアについては今年の1月から新プラットフォーム「Capella」を使った新コアプロセッサー、インテルの「Core
i」プロセッサーが登場したのが大きなニュースになっています。
詳しいご案内はソニースタイルや当店の過去記事でご覧いただくとして。。。
新Core iプロセッサーの特長であるハイパースレッディングテクノロジーというのは仮想的にひとつのCPUを2つのCPUとして扱う技術。ソフトウェア的にするのではなく、プロセッサーがそうやって動いているのでOSから見るとデュアルコアCPUでも4つのCPUに本当に見えます。これがあると重たい作業を同時進行で行っていても、WEBブラウザくらいなら軽く動作させることができるそうです。
そして個人的にはもっとも気に入っているのがターボブーストテクノロジ−。まさに車のターボの様な形で働いてくれるんですが、プロセッサーの設計温度に達していないとき、熱にゆとりがあればオーバークロックと言う
、規定の周波数よりも高い周波数でプロセッサーを動かすことをしてくれます。ゆとりがなければ規定周波数で動くんですが、瞬間的に負荷がかかるときは瞬間的に高い周波数でプロセッサーを動かしてすぐに処理を行う、ということを自動でやってくれます。
その働きを見せてくれるブーストメーターガジェットがインテルから無償配布されているんですが、これはCore i5以上のプロセッサーを搭載したVAIOユーザーさんは絶対に使った方が良いと思います。
そして、これらの新技術ですが、難しくてよくわからないですよね。(^_^;) 実は私もこうしたハードウェアの話ってちょっと苦手というか、理屈はいいから、結果的にどうなの?という方が気になるほう。
で、それをちょっと自宅で試してみました。Adobe Premiere 8 Elementsを使って30秒ほどのAVCHD動画にテロップを入れるレンダリングをさせたんですが、ご存じの通り、AVCHDファイルの編集はむちゃくちゃ時間がかかるんです。
同じ作業をVAIOノートのフラッグシップマシン「VAIO Aシリーズ」と、新型モバイルノートの「VAIO
Sシリーズ」でやってみたんですが、結果は下記の通り。
・VAIO Aシリーズ(09年秋モデル Windows 7搭載モデル)
Core 2 Duo T9900(3.06GHz) +NVIDIA Geforce 9300M GT
GPU
・VAIO Sシリーズ(10年春モデル Windows 7搭載モデル)
Core-i7-620M(2.66GHz) +NVIDIA Geforce 310M
VAIO A
VAIO S
標準レンダリング
6分 9秒
5分12秒
高速レンダリング
3分23秒
3分 5秒
CUDAレンダリング
2分12秒
2分 3秒
通常利用する標準レンダリングを使ったときはクロック数が3.06GHz vs 2.66GHzとかなり不利なVAIO
Sシリーズの方が圧倒的に早く15%も早い時間でレンダリングができています。一部計算を省略する高速レンダリングでも9%高速にVAIO
Sシリーズの方が処理を行っています。
そんなに差が出るモノなのかな!?と、実は自分でも半信半疑だったんですが、新Core-iプロセッサーってこんなに効率よく計算を行うんですね。
さらに見慣れない「CUDAレンダリング」というのがありますが、これはなんとCPUではなく、グラフィックボードに計算処理をさせる新しいレンダリング方法。この春登場した「VAIO
Edit Compornents 7.2」を使うと、GPUをレンダリングに利用し、こんなに高速なAVCHD編集を可能にしてくれるんです。
CUDAというのはNVIDIAのグラフィックボードに搭載された機能でWindows
7になってから出てきた新技術なのかな? これも先週、サイバーショットのAVCHDファイルを編集する必要があったので、急遽使い始めた機能なんですが猛烈な
レンダリング性能があります。これは知らないと損! 近々、別の店員の声でご案内したいと思います。
ま、そんなところでこの春のVAIOニューモデルで搭載が始まったCore-iプロセッサーなんですが、見違えるようなパフォーマンスアップを見せてくれています。この新技術が搭載されたVAIO Z、見てみたいなぁ。。。と、思っていたところに登場するのが今回のニューZですが、その特長を見ていってみましょう。
☆ ダイナミック・ハイブリッドグラフィックス
2006年にSZノートが登場したときに搭載が始まったハイブリッドグラフィックス。切り替えスイッチで内蔵チップセットか外付けグラフィックスを使うかを選択することが可能。持ち歩いてのモバイル利用の時は内蔵チップセット、自宅へ持ち帰って3Dゲームをするときは外付けグラフィックでパワフルマシンに、という使い方をしていました。
2008年にZシリーズに搭載されたときは再起動無しにグラフィック機能の切り替えをすることが可能に。そうそう、忘れていましたが、SZノートでは切り替えるたびにOSを再起動しなくてはいけなかったんです。現行のZシリーズを使っていると信じられないような仕様です。(^_^;)
そして2010年登場のニューZではAUTOモードを搭載。AC電源利用orHDMI・DVI出力時には外部グラフィックス、バッテリー駆動時にHDMI・DVI未使用で自動的に内蔵グラフィックスに切り替わり消費電力を減らすこと自動で行います。
手動での切り替えももちろんできるんですが、その際には三角形形状の3方向スイッチを使ってどのモードにもワンアクションで切り替えが可能。見慣れない三角形の形のスイッチなんですが、これもVAIO
Zのこだわりのひとつ。カチッと入るスイッチでどうやったら一番気持ちの良い感触が味わえるのかを研究して開発。3段スライドスイッチにしなかった理由は、真ん中の位置に合わせるつもりがつい、行き過ぎてしまって違うところに入ってしまった、ということをなくすためだそうです。
で、その動作の様子を動画で撮影してきたのがこちら。
動作させているのは「スタミナモード→スピードモード」、「スピードモード→スタミナモード」、そして最後に「スタミナモード→オートモード(スピードモード)」です。
オートモードはAC電源があり、外部ディスプレイ出力もないので、スピードモードにこの状態だとなります。
で、違いはスタミナ→スピードが約8秒くらいかかるのに、スピード→スタミナは約2秒で切り替わるところ。これはスタミナ=内蔵グラフィック、スピード=外部グラフィックになるんですが、内蔵グラフィックの場合は常に通電しているのに対して、外部グラフィックは切り替えスイッチが入ったところでボードに通電させて、その起動
を待つ必要があるから、とのことです。
8秒もかかるのか。。。と見るか、それとも昔は再起動が必要だったのにほとんど瞬間的に切り替えができるようになったと、見るか。。。私には圧倒的に後者の様に思えます。(^_^)v
☆ 世界初のクアッドSSD搭載が可能!
PCとしては世界初のSSDを4機搭載することが可能に。デュアルSSDは今までのモデルにもあり、それを仮想的にワンドライブ化(ストライピング)して2基のSSDに同時読み書きをして高速化させる技はありましたが、なんと、今度は4基でそれを行うんですか!? ソニーさん調べで2.5型HDD(5400回転/分)を100として、デュアルSSDが327%の性能アップがあり、それをクアッドSSDにすると。。。なんと634%に性能UPするそうです。
用意されるクアッドSSDは512GB(128GB×4)と256GB(64GB×4)。これ、もしかしてデスクトップPCよりも高速な動作をしませんか? モバイルノートだからどうこういう話ではなく、デジタル一眼レフのRAWデータや、AVCHDの動画ファイルを取り扱うのに、猛烈な威力を発揮しそう。
SSDを4基も搭載するスペースがモバイルノートにあるとは。。。ということはなくて、スペースとしては従来と同じデュアルSSDを搭載するスペースしか用意されていないそうですが、ひとつのSSDユニットに表裏それぞれ1基ずつのSSDを搭載。ひとつのユニットでデュアルSSDとして動作する、現時点ではVAIO
Z専用のSSDを開発。それを2基搭載してクアッドSSDにしているんですが。。。これ、接続するインターフェイスはVAIO
Z専用のものになるそうです。
クアッドSSD購入後に通常のSSDに載せ替えることはできず、逆にVAIO ZのクアッドSSDを他のPCで利用することも現時点ではできないはず。
まさにレーシングカーみたいなVAIOノートになってしまっていますねぇ。
☆ Adobe RGBカバー率96%のフルHD解像度13.1型VAIOディスプレイプレミアム
PCの世界にもいよいよフルHD解像度の時代がやってきたぞ、という風に思ったのが09年春モデル。VAIO type
Fの15.4型ディスプレイがフルHD解像度を実現して、VAIOもフルHD時代に突入! とか思っていたのに、今度は13.1型のモバイルノートでフルHDですか!? しかもAdobe
RGBカバー率96%って言ったら、デスクトップVAIOのtype
Rと同じじゃないですか? モバイルノートで発のフォトエディション並のウルトラディスプレイが搭載可能になっています。
ちなみに13.1型液晶にフルHDの1920×1080ドット解像度ってすごいですね。これ、どれくらい細かい文字になるのかをちょっと計算してみたところ。。。
モデル
画面横幅÷横解像度
ドットピッチ
新型VAIO Zシリーズ
289mm÷1920ドット
0.150mm
従来型VAIO Zシリーズ
289mm÷1600ドット
0.180mm
VAIO Tシリーズ、Xシリーズ
245mm÷1366ドット
0.179mm
VAIO Pシリーズ
182mm÷1600ドット
0.113mm
単純計算ですが、こんな結果になります。VAIO
Pシリーズほど文字は小さくならないモノの、現行のTシリーズやXシリーズよりも文字は小さくなるみたいです。Xシリーズとかの文字より2割小さくなるくらいならまだ読めるかな? VAIO
type
Pで挫折した方もそれより32%文字が大きくなります。Pシリーズで文字表示サイズを125%にして使っている方なら、それよりも大きな文字にはなるというイメージです。
で、実際に銀座で実機を見てきた様子なんですが、かなりの文字の小ささを期待して?行ってもののそれほど変わらないんです。毎日使っている1600×900ドットの従来型Zの表示と。
右の写真は新型VAIO
ZのフルHD液晶パネルです。写真では立てに8つのアイコンが並んでいるんですが、帰ってきてから数えてみたところ、1600×900ドットの従来型VAIO
Zも同じで縦に8つのアイコンが並んでいます。
あれれ? これ本当にフルHDの1920×1080解像度!?ってところですが、プロパティで確認してみると確かに1920×1080ドット解像度。
種明かしをしてしまうと、文字の表示サイズが違っているんです。どうやらWindows
7搭載VAIOになってからはじまったみたいなのですが、出荷時にOSで使う文字解像度を大きくしているみたいなんです。
通常であれば文字サイズは「小」の96dpiで出荷されるんですが、新型VAIO ZのフルHDモデルや、Windows 7搭載のVAIO
Pシリーズでは文字サイズ「中」の120dpiで出荷されるとのこと。通常の「小」サイズより125%も大きなフォントになるため実は解像度が上がっていても読む文字には大差がない、というからくりになっているわけです。
ドットピッチのサイズを計算で比較してみたときに2割くらい文字が小さくなるはず、どれくらい見にくくなるかな?と、心配をしていたんですけど、ここで125%に文字サイズを大きく設定してくれているので、それは帳消しになります。これを知らないで13.1型のフルHDを見た人は「あれ? これ本当にフルHDディスプレイなの?」と、不思議がるはずです。私もこれが最初はわからなくて、7台あったVAIO
ZのどれがフルHDパネルなのかわからなかったくらいなので。
で、そのフルHD解像度ディスプレイの恩恵を一番受けられるのがBDソフトの再生です。平井堅さんのBDソフトをお借りしてちょこっとだけ再生させてもらいました。
このフルHD解像度ディスプレイの威力ですが。。。すんごく細かく表示がされて目が疲れる、ということはなく、画面が小さくなってもその分情報量が詰まって、かえって自然というか柔らかい映像に見えるんですよ。
特にこういうライブビデオだと、バックバンドの楽器の描写やオーディエンスの描かれ方が桁違いの情報量で表示されます。
すげー。実質+50,000円のブルーレイディスクドライブ選択ですが、せっかく+5,000円でフルHD液晶を搭載するんです。そこで安くお得になったと思って、ブルーレイディスクドライブも搭載しないと損な気がします。
☆ Sound Realityチップ搭載
VAIO type R、type A、type TTに搭載されていた高音質チップがようやくZシリーズにも搭載されるようになりました。従来チップよりもノイズは1/10レベルになる、PCの音質を飛躍的に向上させてくれるチップなんですが、残念ながらDSD
Directや、SonicStage Mastering StudioなどはWindows Vistaと一緒に姿を消してしまいました。
Sound Realityによる付加機能はありませんが、ある意味、もっとも贅沢な搭載をしているモデルかも。
☆ ビームフォーミング機能搭載のノイズキャンセリング機能
VAIO TTシリーズ同様、ニューZシリーズにもノイズキャンセリングヘッドホンを搭載することができます。ただのノイズキャンセリングヘッドホンではなく、マイク指向性機能「ビームフォーミング」を初搭載したものになるそうです。
ノイズキャンセリングヘッドホンというのはヘッドホンにマイクを搭載し、周囲のノイズを拾い、それと逆位相の音をわざと鳴らして騒音を打ち消し合わせる技術。そのマイクを利用してTV会議やskypeなどの音声通話で通話に利用しよう、というのがビームフォーミングの目的になります。
ノイズキャンセリングで周りのノイズは抑えつつ、自分の声だけを拾うことができるそうで、空港などの待ち合わせスペースでも快適な通話ができるとのこと。。。なんか必要性は私の場合、あまりないんですが試してみたくなります。
☆ バックライト機能付きのキーボード選択
これも新しい選択項目になります。VAIO
Fシリーズの英字配列キーボードで設定がありますが、VAIO
Zにも暗闇の中でキーが光るバックライト機能を装備。照度センサーにより周囲が暗いと感じたときに自動で点灯。
VAIO Zでは日本語キーボードでもバックライト機能を初めて搭載する選択があります。これも絶対に選択したくなるかも。
こちらはソニービルショールームで見た実機のバックライトキーボードの様子です。
+5,000円の選択項目になります。初の日本語キーボードバックライトVAIOということになり、俄然、注目度の高いオーナーメード項目になるんですが、きっと、多くの方が「かな無しキーボードのバックライト仕様が欲しい!」という声を上げられるはず。
それができない理由はこちらにありました。
まず、写真左はノーマルキーボードのキートップの様子。VAIO
Zシリーズではキートップをレーザー刻印で書き込んでいて、これがそのキートップになっているんです。
かな無しキーボードが存在するのはこのレーザー刻印技術があるからで、オーダーが少ない少量ロットのキーボードや、デザインフォントを使ったキーボードもこれのおかげで実現しているんです。
そして写真右がバックライトキーボード搭載モデルのキートップ。通常モデルと違ってツルンとしたキートップになっています。文字の太さもかなり違いますね。
これはレーザー刻印ではなく、通常の印刷を施したキーボードだからなんです。そう、キートップの素材がバックライトキーボードでは変わってしまい、通常の英字配列、日本語キーボードの2種類しか用意ができなかったわけです。
かな無し日本語キーボードはやはりオーダーも少ないみたいで、そういう生産量の少ないモノでバックライトを作るのは今のところ、コストの面でかなり難しいとのこと。そういう事情があるので、断言はできませんが、次の夏モデルでかな無しバックライト日本語キーボードが出てくるという可能性はかなり少ないようです。
ここはあきらめて、かな無しを優先させるか、バックライトを優先させるかお決めになった方が良さそうです。
なお、このバックライトキーボードですが常時点灯はしません。照度センサーと連動しており、暗いところでキー操作をすると点灯する仕組みになっています。
無操作でいるとすぐに消灯してしまい、Shiftキーなどを押せばすぐにまた点灯。
点灯させ続ける仕組みとかはないんですか?と、聞いてみたんですが特に設定項目はないそうで、任意で光らせることとかはできないそうです。
☆ 従来のZシリーズよりもさらに軽量化
クアッドSSDなど、またしてもウルトラな技を用意して登場したウルトラモンスターモバイルの「VAIO
Zシリーズ」ですが、軽量化も怠っていません。天板にはVAIO
Xシリーズで実績を作った中層に異素材を挟み込むハイブリッドカーボンを使用。カーボンだけで作る天板よりも堅牢性を維持しつつ軽量化できる最新素材が使われています。
さらに元々軽量ドライブを搭載していたZシリーズですが、旧シリーズからさらに軽量化を行い8g、その他部品ひとつひとつの見直しをおこないリテールモデルのVGN-Z73FBと比べると約120gの軽量化をしているそうです。
オーナーメードモデルの最軽量仕様では1.35kg(4GBメモリー、128GB SSD、DVDドライブ、無線WANなし、Felicaなし、Webカメラ無し、バックライトキーボード無し、Sバッテリー)、最重量仕様で1.62kg(8GBメモリー、256GB
SSD、BDドライブ、無線WAN搭載、FeliCa搭載、WEBカメラ搭載、バックライドキーボード搭載、Lバッテリー)になります。誤解のないように記載するとオーナーメードモデルの最軽量仕様で比較すると先代Zも1.35kgを記録しているので、同等クラスとなります。
では、そんなところで銀座で見てきた実機外観デザインを簡単に紹介してみたいと思います。
■ スペック以上の性能を見せてくれる新型VAIO Z
(写真左が新型、写真右は従来型)
さて、まずはそのサイズの話からなんですが、カタログスペックで外見を見比べてみるとほとんど差がないんです。(↑写真の左が新型、右が従来型)寸法を比較してみると。。。
寸法
新型Z
従来型Z
幅
314mm
314mm
奥行
210mm
210mm
高さ(最薄部)
23.8mm
24.5mm
高さ(最厚部)
32.7mm
33mm
ご覧の通り、寸法スペックでみるとほとんど一緒。高さというかボディの厚みが違っていて若干数値上は薄くなっているんですが、それでも1mmと違いありません。
ところがですね。実際に持ってみると、明らかに新型の方が薄いんですよ。パッとZを持ってみてもオーナーさんでなければあれ?若干薄いかな?程度だと思うんですが、私も1年半にわたり従来型のZを使っていて、会議のたびに持ち歩いたりはしています。
手がVAIO
Zの厚さを覚えているんですが、これで厚さが0.3mmとか、0.7mmって違いのはずはないだろう、と言うわけです。
その秘密は本体をひっくり返してみたところにありました。
写真左が従来型、写真右が新型の底面です。
写真右側が新型モデルの裏側。VAIO
Tシリーズばりにバッテリーセルが浮いて見えるのがわかります。1列3セルで2列配置で6セルバッテリーというのは従来と一緒。バッテリーセルの形がしっかりわかるんですが、写真左奥の従来型Zの底面を見ると本体の厚みにバッテリーセルが隠れてしまっているのがわかります。
あまりVAIOの底面をまじまじと見ることはないんですが、セル列が埋まるくらい、従来型は本体の底部分をフルに使っていて本体に厚みがあったんです。
見比べてみると本体の最厚部の高さはバッテリーセルの厚さがあるのでスペック上は変わらないんですが、実は本体自体の厚さは相当薄くなっていて、ちゃんと測っていませんが、こうして見ても5mm以上は薄くなっている感じ。
出て持ってみると「やけにこのZ、本体が薄いぞ」という手持ち感はこの上げ底機構にあったと。(^o^) 直感で感じる事ってこういうのあるものなんですねぇ。
ちなみに見る人が見るとわかるんだと思いますが、底面部分の素材は変更になっています。従来は積層カーボンを使っていたので、ボディの縁に溝が入っていてここまでがカーボン、というのがわかりましたが、新型ではその境目がなくなっています。
従来型では底面の強化(カーボン素材の2つ折り)により堅牢性を売りにしていましたが、それはやめちゃったの?というと、実は違うところが今回は強化されています。
新型Zのデザイン上、一番の特長でもあるんですが、パームレストにアルミの削りだし成形素材を使っているところに秘密があります。
単なる押し出し成形ではなく削り出しにより複雑な形を作ることが可能になっていて、それでデザイン上、シリンダー部分が別体パーツではなく、一体型になったかのような美しいラインを作り出しているんですが、ただ見た目の美しさのためだけに削り出しをしているのではないとのこと。
見た目にはわかりませんが、キーボード部分、パームレスト部分は軽量化のために薄く削りだしているんですが、ボディサイドのこの流れるようなラインの部分は厚めに削り出しをしており、これが背骨の様な役割を果たすんだそうです。
従来のZシリーズは外装を強固にして殻に守られている様な形で強度を持たせていたのが、今度は背骨がしっかり入ったものになり、確かにパームレストをつまんでみてもカッチリした感触が味わえます。
特にこのZシリーズはモデルの性格上、堅牢性を訴えるモデルではないんですが、従来のTシリーズ、Gシリーズと同様のテストをくぐり抜けてきているそう。
そして、液晶を閉じたときに2枚の板を重ねたようなラインがこうしてサイドに浮かび上がるんですが、これがまた写真で見た以上に「薄く見せる」効果があるようで、非常にシャープなイメージで栄えます。
海外で発表になって、新しいZってこんなモデルなんだぁ、と、イメージしていたんですが、なんかそれ以上に実物をみるとそそられます。
外観上の特長を見ていくと、他にも工夫が見られます。ちょっとわかりにくい写真になってしまいましたが、これは液晶画面の上端になります。従来型Zノートをお使いの方だと、ここにゴム足が4つ、ちょんちょんと並んでいるのがみえるはず。これは液晶を閉じたときにボディと液晶画面の枠が直接当たらないようにするためのショックを受け止めるゴムパーツになっていたのですが、新型Zではここにゴム足ではなくライン上のクッションを入れて、同様の働きをさせているとか。
これはデザイナーさんが変わって、携帯電話やウォークマンなどをデザインした経験のある方にバトンタッチしていて、そういう携帯電話のアイデアなどが組み込まれているとのこと。良くできています。
良くできていると言えば、こちらのディスプレイ出力端子もそう。
見る人が見ればわかりますが、VAIO Xで採用された継ぎ目のない外部ディスプレイ出力端子がおごられています。
VAIO
Xよりはボディに厚みがあるとはいえ、魅せる端子、軽量化、小型化のためにうまく流用をしているみたいですよ。
さらに、このディスプレイ端子の他、USB端子やLAN端子他のいろいろな拡張端子がありますが、今回はそれらの端子にカバーがひとつもついていません。デザイン的には背骨の部分の下にすべて隠してしまえること。さらに軽量化のため。さらに端子へのアクセスを早くするために端子はあえてすべてむき出しのままで処理。
そういえばこうして端子類を見えなくすることですっきりさせるという処理はVAIO
type Rでもやっていました。
そしてデザインと言えば、外装カラー、デザイン刻印も紹介しなくてはいけないんですが、かなり話が長くなってきてしまっています。あとは、オーナーメード項目を見ながら紹介していきましょう。
自分仕様にカスタマイズすることができるソニースタイルのオーナーメードモデル。この新型VAIO
Zには特別なモデルが用意されています。
「Adobe Creative Suite 4 Production
Premium」が付属するモデルで「VPCZ11ZHJ」(289,300円〜)と、通常モデルの「VPCZ11A」(153,800円〜)の2モデル。
以前だとVAIO Aシリーズや、VAIO type RなどにAdobe Creative
Suiteモデルの設定がありましたが、今回はZシリーズにも用意されました。これはクリエイターさんとかプロのデザイナーさんに向けた仕様。
type Rや、VAIO
Aシリーズでフォトエディションモデルを作ったときに、そういうプロの現場から「モバイルノートでこういうマシンが欲しい」という声が強くあがったそうで、その要望に応える意味があったとか。確かにAdobe
RGB 96%カバーとか、クアッドSSD搭載とか、フルHDディスプレイ解像度とか、ブルーレイディスクドライブ搭載とか。。。フルスペックにするとまさに持ち歩くVAIO
type Rみたいなモデルになっていますから。(^_^;)
ここでは153,800円〜の通常モデルでオーナーメード項目を考えていきましょう。
※
3月2日追記 先行予約受注がスタートした2月25日10時〜3月1日17時の間に当店経由でご購入いただいたVAIO
Zのオーダー内容を集計して、オーナーメード内容の選択率を追記掲載しました。他の方々のオーダーの傾向がどうなっているのかご参考ください。また、当店経由でお買い上げくださり、ありがとうございました。
【OS】選択
選択項目
OS
ベースモデル価格
選択率
VPCZ11AHJ
Windows 7 Ultimate
+15,000円
10%
VPCZ11AGJ
Windows 7 Profesional
+5,000円
50%
VPCZ11AFJ
Windows 7 Home Premium(ベース仕様)
+0円(ベース仕様)
36 %
まずはOS選択。ドメイン参加などをすることのない一般の方には、今回はHome
Premiumで十分かと思います。特別な機能として、Professionalエディションにはリモートデスクトップという機能が搭載されており、別のPCから操作をすることも可能。この場合は操作をされる側にProfessionalエディションが必要になるのでご注意を。
VAIO
XシリーズなどのモバイルPCからZシリーズを操作してみたい、という方はProfessionalエディションにしてみるのもありなんですが、普通は逆ですよね。デスクトップPCをZで操作したいとかになるはず。その場合は相手側の操作される側にProfessionalエディションが必要になります。
VAIOでリモートデスクトップに挑戦
デスクトップPCの大画面にノートPCのデスクトップを広げられたら便利なのに。。。を、実現す る「リモートデスクトップ」機能を紹介します。Windows
7 Professional 搭載モデルなら実現可能です。
【カラー/デザイン】選択
選択項目
アップグレード価格
選択率
グロッシープレミアムカーボン
+5,000円
54 %
プレミアムカーボン
+5,000円
20%
メタルシールド
+5,000円
3 %
メタルモザイク
+5,000円
9%
ブラック
+0円
8 %
シルバー
+0円(ベース仕様)
6 %
銀座ソニービルショールームですが、紐付きで展示されていたのはグロッシープレミアムカーボンだけだったんですが、奥にはなんと全色用意があり、それら全部しっかりと拝見&撮影させていただくことができました。今回は各色をじっくり紹介していきましょう。
まずはこちらが今回の新型Zシリーズのイメージカラーになるシルバーモデルです。従来型ではブラックボディ&ガンメタパームレストがイメージカラーだったのでがらっと雰囲気が変わりました。
よりビジネスで使える、でも出張の時の飛行機の中ではマイケルジャクソンの「THIS
IS IT」がフルHDで再生できちゃう、というようななんでもこいモデルになっている感じ。
こちらがシルバーモデルの液晶を開いたところのカラー。液晶ベゼルがボディカラーにあわせず黒くなっているのは画面への集中力を高めるためで余計な情報を目に入れないための配慮とのこと。
外装がシルバーカラーの場合はパームレストもシルバーになります。外装がブラックの場合はパームレストをシルバーとブラックの2色から選択できるようになります。
そして、こちらが+5,000円で刻印してもらう「メタルシールド」です。柄の刻印なんですが正面から見るとこうしてシルバー基調のおとなしいモノに見えるんですが。。。
角度によってはこういう風にしっかりと模様が見えてきます。受け止め方によるんですが、和のイメージもありつつ、幾何学的な模様で落ち着いても見えます。
当店のオーダーで見ているとこういうデザイン刻印を選択される方はかなり少ないので、希少性があるというか、同じモノを持っている人同士で会う事ってまずないんだろうなぁ、とか思えます。
このデザインの凝っているところは、こうして、ややグラデーション調になっていて液晶の先端になると模様がほとんどないところ。
本体のデザインも先に行くほど細く絞り込まれる形になっていて、これによりかばんに入れるとき、ケースに入れるときなどに引っかかりを無くしてしまいやすいようにしてくれているそうですが、心理的にもこういうデザインがそれを助けてくれている感じ。
これ、綺麗なデザインです。
デザイン刻印のもうひとつがこちらの「メタルモザイク」です。VAIO
Pシリーズにもモザイク柄ってありましたが、あれを横にしてやや派手にしたイメージ。
でこぼこまでいきませんが、トップコーティングをしていないので手触りで柄を楽しめる感触。そして、こうして斜めからみるとデザインがくっきりと浮き出て見えるんですけど、柄にゴールドがちりばめられています。
なので、ベースのカラーはシルバーではあるんですが、ホワイトゴールドというか、ややゴールド基調のボディに見えるデザインになります。
シルバー、ブラックではなく、なにか色が欲しい、と言う方にはこのデザイン刻印がオススメです。
うっかりしていたんですが、通常のブラックカラーのボディを撮影してくるの、忘れていました。(^_^;) なので、これはプレミアムカーボンです。先代のZシリーズではぶっちぎりの一番人気カラー。
左が従来型、右が新型です。
写真ではややカラーが違って見えますが、これは照明のせいかな? 私のイメージでは従来型のZシリーズのプレミアムカーボンと同じイメージに見えました。半つや消しのトップコーティングでうっすらとカーボン繊維のヘアラインが横方向に見えます。
上から見るともうどっちが新型かわからないんですが、バッテリーのカラーが違っているので、それが目印になる程度です。
そして、最後に、お待たせしました。ソニースタイル10周年記念の特別カラー仕様「グロッシープレミアムカーボン」です。
写真で見るだけでは質感がいまいちよくわからなかったんですが。。。
仕上がりはVAIO X
プレミアムカーボンのごとく、ピカピカ、テカテカの光沢仕上げでした。「ブリス」ガラスコーティング職人の私に言わせてもらえば、これはコーティングしがいのある、かなり深みのあるブラックです。
今回のモデルでも当店のオリジナルサービス「VAIO
Zピカピカサービス」を大々的に行わなくてはいけませんね。
当店経由でVAIO
Zをご購入後、四谷店舗にお持ちいただければ、専用シャンプーをした上に、ガラスコーティング「ブリス」を施工します。VAIO
Zの購入を検討されている方は是非、当店経由でのVAIO Zのご購入をお願いいたします。m(_ _)m
ちなみに、10周年記念カラーがVAIO Xと一緒?かというと、ちょっと違うみたいです。これは当店から持っていたVAIO Xプレミアムブラックとの比較になりますが、手前のVAIO Xのものがややブルーがかっているのに対して奥にあるVAIO
Zのグロッシープレミアムカーボンはややアカっぽく、よりカーボンらしいカラーになっているように見えます。
なるほど、これがソニースタイル10周年の深みなんです。
【パームレスト】選択
選択項目
アップグレード価格
選択率
ブラック
+0円
74 %
シルバー
+0円(ベース仕様)
26 %
シルバーカラーがメインイメージカラーになった新型VAIO Zではパームレストカラーもブラックとシルバーから選択ができるようになりました。
実物を見ないとなかなかイメージがわきませんが、シルバーパームレストだとアルミの削りだし感が前面に出ていて、かなり切削感がでています。従来のZシリーズがグレー、ブラック基調だったので、見慣れてしまっているから新鮮に見える、というのもあるんでしょうけど、デザイナーさんがメインカラーに選ぶだけのことはあります。
なお、外装カラーによってパームレストカラーはやや選択に制限があります。外装がシルバー系の時はパームレストはシルバーだけしか選べません。ブラック系の外装を選んだときだけパームレストのブラックカラーが選択できます。
どちらが優れているとかではなく、これは完全に好みの問題。でも、今回はシルバーを選択する人が多そうですねぇ。
【プロセッサー】選択
選択項目
アップグレード価格
キャンペーン価格
選択率
Core i7-620M(2.66 GHz)
+10,000円
+6,000円
94 %
Core i5-540M(2.53 GHz)
+5,000円
+5,000円
4 %
Core i5-520M(2.40 GHz)
+0円(ベース仕様)
+0円
2 %
プロセッサーの価格はちょっと変になっています。というのも3月12日まではスタートダッシュのプロセッサーキャンペーンというものを開催。Core
i5が6,000円、Core i7が10,000円の値下げになっています。ベースモデルも「Core
i5-520M」も6,000円下がってしまっていて、それで実はベースモデル価格が現在6,000円安くなっているんです。
ベースモデル価格は3月13日以降は159,800円になるところか現在は153,800円。で、その153,800円からのアップグレード価格がキャンペーン価格の表示になります。
見ての通りプロセッサーのアップグレード価格はかなり低くなっていて特に「Core
i7-620M」が尋常ではありません。この春発売のFシリーズではi7-620Mとi5-540Mの差額は9,000円になっているのに、キャンペーン期間中はそこの差額がたったの1,000円なんです。
だれがどう考えてもi7-620Mがおすすめ。内蔵3次キャッシュが3MB→4MBに増えているのでクロック数以上に能率が違うと思います。ちなみに速度の差を体感できるかどうかと言うと。。。まぁ、わからないレベルではあるんですが。(^_^;)
それでもAVCHDのレンダリングその他でそれなりに差は出るはず。解析ソフトの多いVAIOなら役に立つシーンは多いはずです。
【ディスプレイ】選択
選択項目
アップグレード価格
選択率
13.1型ワイドフルHD 1920×1080ドット
Adobe RGBカバー率 96% NTSC比100%
+5,000円
97 %
13.1型ワイド 1600×900ドット
NTSC比100%
+0円(ベース仕様)
3 %
13.1型ワイドに1920×1080ドットの高解像度ディスプレイを搭載してしまって大丈夫?というのは先ほどの方法でクリアしています。見た感じは従来のtype
Tや先代のVAIO Zの1600×900ドットと変わりません。
96dpiでの表示にしてしまえば、もっと小さな圧縮された文字表示をすることもできるんですが、一番見やすいサイズというのが120dpiくらいなんでしょうね。
さて、その解像度の違いがあるだけではなく表示できる色域も異なっています。単純にNTSC比で100%というのをみると、そんなに表現力は大差ないんじゃないの?と、思えがちですが、実はちょっと意味合いが違うみたいなんです。
よく、右の図を出して色域の表示をすることがありますが、ここで重なっていて、カバーしているのを表示するのは「Adobe RGBカバー率」の話。規定されたAdobe
RGBという規格に対してどれくらいの色をカバーしているのかを表示しています。Fシリーズ(クリエイティブエディション)で100%、ZシリーズもフルHDパネルで96%を実現。これは先代のVAIO
type R並の色再現力になります。
それと比較してNTSC比100%なんですが。。。これはNTSCで使われる色の範囲をすべてカバーしているわけではなく、表示できる色域の広さがNTSC規格と同じくらいある、という意味。上の図の三角形の場所がずれていても面積比では100%ですよ、という意味なんだそうです。
表示されている数値を見ても意味がよくわかっていなかったんですが、カラーマネージメントについてちょっと聞きかじると、これは非常に大きな意味を持っています。解像度だけではなく色についてもこだわりのあるディスプレイが選べて、これが+5,000円。。。安い、安すぎます。
ディスプレイだけアップグレードして164,800円とかで買っても良いんじゃないかと思ってしまいます。今回は文字の大きさ問題も解決しちゃっているし、きっと、これは選択率が限りなく100%にちかくなりそうです。
【メモリー】選択
選択項目
アップグレード価格
選択率
8GB (4GB×2)
+20,000円
71 %
6GB (4GB+2GB)
+10,000円
7 %
4GB (2GB×2)
+0円(ベース仕様)
22 %
64ビットOSでネイティブ動作するソフトウェアってまだ、Adobe Photoshop Lightroomくらいしかなくて。。。という状況で、今までは4GBもあれば十分という説明を当店ではしていました。が、しかし、もしかしたら、今年から状況が大きく変わるかもしれません。
というのも、今年は上半期にOffice 2010が登場するからです。なんでも今度のOffice
2010は64ビット版が登場するそうで、いよいよ、64ビットOS時代の本格到来がやってきそう!
まぁ、4GBでオーダーしておいて、あとからメモリーを入れ替えるということもできますが、それほど価格差がない今、手間をかけずに最初から8GBでも良いんじゃないの?とも思えます。
特にクアッドSSDとか搭載して最速マシンに仕上げるならメモリーも最大容量を積みたいですしね。
【ドライブ】選択
選択項目
アップグレード価格
選択率
クアッドSSD 約512GB (128GB×4)+ブルーレイ
+175,500円
19 %
クアッドSSD 約256GB (64GB×4)+ブルーレイ
+121,500円
23 %
デュアルSSD 約128GB (64GB×2)+ブルーレイ
+84,500円
2 %
クアッドSSD 約512GB (128GB×4)+DVD
+125,500円
3 %
クアッドSSD 約256GB (64GB×4)+DVD
+71,500円
30%
デュアルSSD 約128GB (64GB×2)+DVD
+34,500円
7 %
2.5型HDD 約500GB (7200回転/分)
+10,000円
9 %
2.5型HDD 約320GB (5400回転/分)
+0円(ベース仕様)
7 %
チューンシミュレーションをして一番もだえてしまうのがここ。ドライブ選択です。なんせ勢いでクアッドSSDの512GBとか選ぶと本体ベースモデル価格よりも高いアップグレード価格でいきなり価格が倍以上に跳ね上がります。
パソコンの低価格化が進む昨今ですが、ひさびさにバブリーなオーナーメード項目が出てきた感じです。HDDモデルは2.5型HDDを採用するため光学ドライブの搭載ができなくなるなどの制約もあり、以前のモンスターVAIO
type TみたいなSSD+HDD搭載というとんでもない仕様にはできなくなっていますが、そもそも、あの頃はSSDが32GBしかないとか今思うとかなりあり得ない仕様でないとSSDが高すぎて。。。という状況でした。
HDDに比較するとまだまだ高額なSSDですが、これをDVDドライブ代を5,000円と仮定した場合に各パーツがいくらになるのか計算したのがこちら。(VAIO
TシリーズのDVDドライブが差額計算をすると5,000円になります。)
【
ストレージ価格シミュレーション】
選択項目
アップグレード価格
クアッドSSD 約512GB (128GB×4)
【+120,500円】
ブルーレイ
【+55,000円】
+175,500円
クアッドSSD 約256GB (64GB×4)
【+66,500円】
ブルーレイ
【+55,000円】
+121,500円
デュアルSSD 約128GB (64GB×2)
【+29,500円】
ブルーレイ
【+55,000円】
+84,500円
クアッドSSD 約512GB (128GB×4)
【+120,500円】
DVD
【+5,000円】
+125,500円
クアッドSSD 約256GB (64GB×4)
【+66,500円】
DVD
【+5,000円】
+71,500円
デュアルSSD 約128GB (64GB×2)
【+29,500円】
DVD
【+5,000円】
+34,500円
2.5型HDD 約500GB (7200回転/分)
【+10,000円】
+10,000円
2.5型HDD 約320GB (5400回転/分)
【+0円】
+0円(ベース仕様)
かなり乱暴な計算をしますが、64GBのSSDが1基で15,000円くらい。それを4つ搭載すると6万円ちょっと。2基搭載すると3万円くらい。という計算になり、128GBだと3万円で4基で12万円というところでしょうか?
ちなみにこういうものを比較してもあまり意味がないのかもしれませんが。08年8月に初代VAIO Zが発売されたとき、そのときはSSDの64GBはなんと75,000円に設定されていました。それを考えるとクアッドSSDの世界最速ノートPCへの道がたったの+66,500円で開かれているって。。。なんか激安に思えてしまいます。(^_^)v
ドライブ選択に付随する話ですが、ブルーレイやDVDドライブを搭載した場合はVAIOボタンの隣にイジェクトボタンが搭載されます。このイジェクトボタンも従来モデルとは違ってここにソフトウェア制御ではなくハードウェア制御のボタンがきている、今までではなかった新しい機構のものになっています。
で、ブルーレイ、DVDドライブを搭載できない2.5インチHDDにした場合の話なんですが、その場合は写真右の様にプログラムボタンに割り当てられており、初期設定ではこれを押すことでVAIOの設定が呼び出される仕組みになっていました。ボタンを長押しすることで役割変更ができます。
【ワイヤレスLAN】選択
選択項目
アップグレード価格
選択率
IEEE 802.11a/b/g/n(MIMO 3×3)
+3,000円
30%
IEEE 802.11a/b/g/n(MIMO 2×2)
+0円(ベース仕様)
70%
無線LAN規格には802.11nの高速通信規格でアンテナというか通信路の本数を増やしたMIMO
3×3へのアップグレードができるようになっています。たった3,000円のアップグレードですが、フルに利用するには対応するアクセスポイントが必要になります。3×3のアクセスポイントを自分で用意するつもりがないなら、ベース仕様のままでも良いかも。
お使いの無線ルーター、もしくは一緒に買い換える予定の無線ルーターの仕様をちょっと調べてから選ばれるとよいと思います。
【USB/i.LINK】選択
選択項目
アップグレード価格
選択率
USB×2/i.LINK
+0円
8 %
USB×3
+0円(ベース仕様)
92 %
従来モデルではUSB端子がふたつ、i.LINK端子がひとつ搭載されていたんですが、i.LINK端子を利用する機器が減ってきて、USB端子をより多く搭載してもらいたい、という声が多いそうでベース仕様モデルはUSB端子を3つ搭載する仕様に変更されたそうです。
ただ、モデルの性格上、クリエイティブ系の性能を落としなくないということなんでしょうね。HDVテープの編集をされる方を想定してi.LINK端子をひとつ搭載させる仕様に変更することができます。
すでにハンディカムも主流はAVCHDに移ってしまっているので、ハイアマチュア層に対する配慮ということになります。選択率はこれもかなり低そうですが、それでもわざわざこんな選択項目を作るなんてすごすぎです。
なお、USB端子は向かって右に1端子、左に2端子搭載されていて、i.LINK端子を選択した場合は左側の手前の端子がi.LINKに変更されるそうです。(銀座ソニービルの展示機にはi.LINK端子搭載モデルはありませんでした。)
【キーボード】選択
選択項目
アップグレード価格
選択率
英字配列キーボードバックライト搭載
+10,000円
11%
日本語配列キーボードバックライト搭載
+5,000円
51 %
英字配列(フォントカスタマイズ)
+5,000円
3 %
英字配列
+5,000円
3 %
日本語配列(カナなし)
+5,000円
9 %
日本語配列
+0円(ベース仕様)
23%
先ほどの案内の通り、キーボードバックライト搭載はレーザー刻印キーボードではないので、特殊仕様のカナ無し日本語や、フォントカスタマイズの英字配列は利用ができません。通常の日本語、英字配列をバックライトキーボードにアップグレードするのに+5,000円です。
そのキーボードの話で思い出したんですが、このバックライトキーボードは照度センサーで暗さを感じたときにのみ点灯します。液晶バックライトの輝度調整もするため、この照度センサーというのは使ってみるとわかりますが、かなり重要な役割を果たします。
VAIO type TTから採用された照度センサーなんですが、TシリーズではDeleteキーの近くに配置されていて、比較的利用頻度の高いDeleteキーを使うたびに液晶バックライトが暗くなる、という声があったそうです。それを防ぐために今回はF9キーの近くに搭載されています。全角英字への変換などで利用することのあるF9キーですが、全角英字変換って確かにあまり利用はしません。こんな細かいところにも、改良するにはいちいち理由があるんだなぁ、と思えた瞬間です。
それともうひとつ。バックライトキーボードですが文字は光りません。
私は当然そういうものだろう、とか思っていたんですけどお客様からの質問で「文字は光るんですよね? 透過されていましたか?」と聞かれたモノで、一応念のため。
証拠写真がこちらで、見ての通り、光が出ているのはキーボードの枠部分のみです。
【バッテリー】選択
選択項目
アップグレード価格
選択率
Lバッテリー
+5,000円
3 %
Sバッテリー
+0円(ベース仕様)
97%
2種類用意されたバッテリーを購入時に選択することができるんですが、今回はSバッテリーでの購入をお勧めします。
まず、理由のその1としては差額の5,000円は後から別途オプション製品として購入しても同じ差額で購入できるので特にお得ではないから。Lバッテリーが24,800円、Sバッテリーが19,800円なので価格差はないんです。で、あれば、VAIOカスタマー登録をしてMy
VAIO Pass
プレミアム会員になって、それからソニースタイルで別途バッテリーパックを買って10%のソニーポイントをもらった方がお得という計算もできます。(^_^)v
そしてもうひとつ。バッテリーのカラーがそろわないんです。Lバッテリーでは。
新型のZシリーズではパームレストカラーに合わせてSバッテリーのカラーが用意されています。シルバーパームレストにはシルバー、ブラックパームレストにはガングレーのSバッテリーが用意されるんですが、Lバッテリーはこれらとは色を合わせていないブラックカラー塗装の1色ラインナップのみ。
本体とのマッチングを考えるとSバッテリーの方が有利になります。長時間駆動する必要がある方も、今回はSバッテリー2本とかにされた方が良さそうな気がします。
【ACアダプター】選択
選択項目
アップグレード価格
選択率
スティックACアダプター
+5,000円
26%
標準ACアダプター
+0円(ベース仕様)
74%
スティックACアダプターってどれくらい小さいモノなんですか?と、たまに聞かれるんですが、正直、あまり小さくありません。というか、標準ACアダプターは先代のZと同じモノが使えるんですが、標準ACアダプターが十分小さいので、個人的にはあまりスティックACアダプターの必要性はないかと。。。(右の写真は従来型ZのACアダプターとSZノートのACアダプターを比較した写真。モバイルノートらしい小さなタイプのものに変更されていました。)
そうそう、細かい話ですが、今回の新型Zノートもバッテリーいたわり充電と、急速充電機能が搭載されています。急速充電では従来よりも大電流で一気に充電をする必要があるため、ACアダプターの出力も大きなものに変更されることがあるんですが、今回の新型Zではそれはないそうです。また急速充電機能の入り切りができるようにTシリーズでは設定項目が用意されていたんですが、新型Zシリーズではそれも省かれたとのことです。
【
その他、搭載可能なハードウェア】選択
選択項目
アップグレード価格
選択率
ワイヤレスWAN
+20,000円
14%
WiMAX
+8,000円
34%
ノイズキャンセリングヘッドホン
+2,500円
62 %
指紋センサー&セキュリティチップ
+5,000円
66 %
FeliCaポート
+2,000円
50%
WEBカメラ
+3,000円
62 %
今年になって格段に通信エリアが広がったという「WiMAX」が注目。月額契約だけではなく、1日契約なども可能で1日600円だけで利用が可能というのも魅力。都市部での利用が多いなら、今年からは断然WiMAX利用がよいかも!
ノイズキャンセリングヘッドホンは単にヘッドホンが付属するだけではありません。ノイズキャンセリングの機能を本体に搭載しての出荷になります。部品どりをするとノイズキャンセリングヘッドホンだけで5,000円くらいの価格になりますので、それが機能込みで2,500円というのはかなりお得。音楽を聴くだけでなく映画を見たりするつもりがあるなら絶対に搭載したほうがお得です。
指紋センサー&セキュリティ機能ですが、現在はOSの方でBitlockerを利用することもできるようになり暗号化自体はWindows 7
Ultimateで可能になっているんですが、指紋センサーによる一発パスワード解除はやはり便利。個人情報を管理するためのノートPCとして利用するならこれも搭載は必須です。
FeliCaポートについては重要なお知らせがあります。2月24日付けでソニースタイルさんの発表による と、ソニースタイルでのお買い物の際に利用するeLIO決済割引制度が変更になるそうで、今度はソニーカードの番号入力による通常の支払い方法で割引になるそうです。eLIO決済自体も3月6日で終了してしまうそうで、ソニースタイルのお得な買い物にはFeliCaポートは必要がなくなります。他にEdyや、Pasmoなどの交通系カードの履歴確認などには利用ができるんですが、搭載の必要性がこれでかなり薄れる方もいらっしゃると思います。軽量化をお考えの方はご一考を。
他にもソフトウェア選択があるんですが、それらは必要に応じて選択してください。Adobe Photoshop Elements
8やPremiere Elements 8はまだ今年になって発売になったばかりの新しいソフトウェアですので、これは購入をしてもOK! ATOKはすでに最新版の2010が登場していますので、旧版になってしまうATOK2009を買う意味はありません。価格差もないので、ATOKを利用するなら別途最新版の2010を別途購入してください。
【長期保証サービス】選択
選択項目
アップグレード価格
選択率
3年ワイド
+15,000円
88%
3年ベーシック
+0円(ベース仕様)
12 %
最後はソニースタイルで購入することの最大のメリットとも言える長期保証。3年ワイド保証の上限金額は15,000円に設定されているんですが、その満額設定になっていました。スタイルメンバーの方は多くの方がワイド保証無料クーポンをお持ちだと思いますが、それ1枚で15,000円の価値があると思うと、それもありがたいですねぇ。
そして、現在、ソニースタイルはオープン10周年! 今年に入ってから怒濤の記念キャンペーンが行われていますが、このZシリーズでも10周年記念の強力なコラボレーション製品が登場します。
ミルスペックと呼ばれる米国軍用規格に準拠したヘビーデューティなパーツを用い、タフなバッグを作り続けているバッグ・ブランド「BRIEFING」とソニースタイルがコラボレーションして、Zシリーズ専用のPCケースを企画販売します。
「BRIEFING」は機能的かつ高感度なデザインと設計を元に、米国陸海軍、SWATなどのプロユースのプロダクトを手がける米国内のファクトリーで製造されているバッグ。なんか、吉田カバン以来のVAIOとのマッチングが良さそうなタフネスバッグが登場。
今回は単品購入はできず、VAIO Z本体との同時購入でのみ手に入るそうです。価格は19,800円でブラックのみ。
3月1日現在で同時購入率は約14%ほど。19,800円もするPCケースがこんなに選ばれているというのは、ある意味大ヒットに近いモノがあるかも!
2月25日より受注開始になったVAIO
Z。一部オーダーでは納期が最長で5月上旬になるなど、やはりものすごい人気を博しています。是非、お気に入りのパーツを揃えて購入できるうちに、早めのオーダーをどうぞ!
東京・四谷の当店スタジオでは常時、ソニースタイルのVAIOのご購入相談をお受けしております。また、当店店頭からご注文いただければ特典付きで購入いただくこともできます。
ソニースタイルでのVAIOご購入の際は、当店店頭も是非ご利用ください。
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