説明がかなり長いので3部作になってしまいましたが、ドコモさんのデータ通信契約をしなくても、たまにしかモバイル利用をしない、と言う方にはこんな便利なワイヤレスWANの使い方もできてしまうわけです。
で、大阪から札幌までの道中での通信状況なんですが。。。かなり安定して使えます。新潟から山形、秋田にかけての地域は所々つながらない区間があったりするんですが、なぜか秋田から青森の間は調子よく通信ができたり、北海道に入ってからもほぼ切れ目無く通信ができたりします。
さすが、エリア・ナンバーワン・キャリアのドコモさんです。都市部でしか使えないイーモバイルや、WiMAXにはこんな事はできません。
都内で使う事しか無いのなら、現時点ではWiMAXの方がメリットが多いモノの、こうして旅に持ち歩きたいということであるならば、ワイヤレスWAN搭載しかやはり考えられません。
自宅と会社の往復だけなので、普段はモバイル通信の手段はまったく必要ないんですけど、旅行の時だけ大量に使いたい、という向きにはワイヤレスWAN搭載+「b-mobile
3G」で決まりでしょう。150時間制限の「b-mobile 3G」をすぐに使い切ってしまうようであれば、そのときにFOMAデータ通信の契約をするというのもありかと。
そして、ハイビジョンハンディカムのAVCHD再生なんですが、これが見事。Windows Media
Playerで、なぜか普通に再生ができてしまいます。あれれ? 非力なAtom Zプロセッサーのはずなのに何で?というところですが、これはVAIO
type
P同様、AVCHDの再生支援機能が組み込まれているそうで、プロセッサーだけではなくハードウェアデコードのおかげでスムーズな再生ができるとのこと。
Windows Media Playerだけではなく、VAIO付属のPicture Motion Browser、VAIO Contents
Exporterで再生しても、普段仕事で使っているVAIO type
Z並のスムーズさでハイビジョン再生が出来てしまうんです。これ、本当にAtomプロセッサーなの?というところです。
これは嬉しい誤算。予定していなかったんですが、列車内でAVCHDの編集をしてそれをアップロードすることにも挑戦してみるのですが。。。えーと、まずは編集ですが「VAIO
Contents
Exporter」を使えばカット編集、つなぎなどは簡単に設定ができます。レンダリングにはそれなりに時間がかかるんですが、これもバカみたいなレンダリング時間にはならず、結構、速いんです。時間が短いファイルだったら十分モバイルでの利用ができそう。
ただ、そのハイビジョン動画ファイルなんですが、これのアップロードはちょっとできませんでした。挑戦したのが新潟から山形のあたりなんですけど、FOMA
High-Speedエリアではないようで、eyeVioへのアップロードもかなりゆっくりしたスピードだったんです。たった30MBほどの動画ファイルだったんですが、eyeVio側で一定時間経つとアップロードするデータを受け付けてくれなくなる仕様になっていて、何度アップロードをしても映像があげられませんでした。
VAIO
Xのせいではなくて、eyeVioのサイトの仕様のせいになるんですが、うーん、移動中の動画アップロードは難しいのか。ちなみに現地からアップロードしたかった動画はこんなものです。
ハンディカムを持ってきて良かったぁ、と思えた瞬間というか、これは人に見せたくなる動画ですよね。(^_^)v
それともうひとつ出来なかったことがあって、それがGPS機能でした。ワイヤレスWAN機能を内蔵すると一緒にGPSユニットが内蔵されて、付属の地図ソフト「プロアトラスSV5」を使ってGPSナビゲージョンをすることができるんです。
なので、出発前に調べのついた絶景車窓ポイントをプロアトラスの地図上にポイント入力。列車の中でGPSで自分のいるポイントを表示してもらいながら、撮影ポイントに来たらαを構えて絶景車窓を撮影!なんてことをしようと思っていたわけです。
ですが、いざ出発してみたらいつまで経ってもVAIO XのGPSユニットが自分の位置を見つけてくれないんです。VAIO
Xのボディは金属製ですのでボディ側にはアンテナユニットは入っていないはず。液晶パネルの縁に仕込まれているので、そこを車窓の外に向けると。。。あれ? 自分がVAIOの液晶パネルを見ることができなくなっちゃいますよ。
いろいろVAIOの置き方とか工夫してみたんですが、結局、トワイライトエクスプレスの中では一度もGPS受信をすることができませんでした。
これ、もしかして壊れているのかな?と、列車を下車してから札幌の公園通りで試してみたら一瞬でGPS受信をしてピンポイントで自分のいる場所を指してくれています。
うーん、列車旅にVAIO
Xを使うのはちょっと無理があったようです。販売が終了していますがVGP-BGU1などの別売りのGPSユニットを使って窓際でGPS受信させると良いかも。
寝台列車の旅で使ったのと、それと別に11月1日にはソニーさん主催のαバスツアーも開催しており、そこでも大活躍だったのが液晶ディスプレイ。
視野角こそ狭いモノのBDドライブを搭載したAVモバイルVAIO Tシリーズと同じNTSC比100%を実現したVAIO
Xの11.1型ディスプレイはフォトビューワーとしても利用価値が高いんです。
VAIO Tシリーズのディスプレイと比較して視野角を犠牲にする代わりに消費電力を15%ほど抑えることができたというVAIO
Xシリーズのディスプレイ。それがあってなのか、今までの普通のノートPCでは液晶バックライトの輝度を下げるとそれに合わせてバッテリー駆動時間がグンと伸びるのがすぐにわかったんですが、VAIO
Xでは輝度を下げてもバッテリーの駆動時間に与える影響が少ないようです。
なので、それならば!ということで安心して輝度を上げて使えるのもメリットだったりします。今まではバッテリー駆動時に数分経つとスクリーンを真っ暗にしてしまう、という機能がありましたが、Windows
7では数分後にバックライトを暗くする、という機能があります。画面が真っ暗になるのではなく、ほのかに画像が見えるのでこれって精神衛生的に不安にならなくてよいんです。
こういうところでバッテリー駆動時間を優しく延ばしてくれる機能があるのもWindows 7のメリットですねぇ。
そして、肝心のバッテリースタミナテストの話ですが、メーカーさんで出しているスタミナ性能の数値は画面輝度を最低まで下げて、なにも通信をせず、じーっとしているときにバッテリーがどれくらい保つのか、という数値です。
大体、書いてある性能の半分くらいというのが目安。VAIO Xの場合、プロセッサーにZ530、SSD
64GBのモデルが一番のスタミナモデルになります。これにXバッテリーを装着したときに20.5時間の最長スタミナ性能が発揮される事になっているんですが。。。普通に使ったら10時間くらい、というのが目安。
10時間も電源供給ができないところにいる、というのはあまりなくて、深夜バスかフェリーで八丈島や小笠原諸島に行くときくらいなんですよね。トワイライトエクスプレスにはコンセントがちゃんと用意されていましたので。
ま、その必要性はともかく、今回は行きの新幹線の中からSバッテリー、Lバッテリー、Xバッテリーを使ってきました。プロセッサーがZ550、SSDが256GBのもっとも電力を食うモデルで、ワイヤレスLAN、B-mobile、GPSと使える機能は全部使って電力をジャンジャン使ってどこまでスタミナ性能を短くできるかテストしてきたわけです。
その結果が。。。Sバッテリーで119分(約2時間)、Lバッテリーで235分(約3.9時間)、Xバッテリーで523分(約8.7時間という結果でした。)Z550+256GB
SSDのハイスペック仕様でバッテリーの持ちは約8割程度になります。それから考えると盛大に電力を使ったとして大体半分くらいのスタミナ性能。

なるほど、VAIO Xってスタミナ設定とかをちゃんとしなくても結構バッテリーが保つモノなのかも。(というのもtype
Zとかの本当のフルパワーノートでこんな使い方をするとカタログ表記の3割も保たないことがありますので。)
という、ところで今回のスタミナテストのお話は終わりにして、たくさんのお客様が今回は店頭にお越しいただいてご注文をいただいています。そのときのご相談内容を紹介しつつ、最新の当店経由のオーナーメードレポートを紹介したいと思います。