まずは9月9日にフルモデルチェンジした「VAIO type A」の紹介なんですが、これはVAIOノートブックシリーズの最上位シリーズになるモデルです。高性能パーツをふんだんに使い、VAIOノートの最上位モデルとして存在するシリーズ。
従来はデスクトップマシン並のパフォーマンスとフルHD解像度を活かして、デジタルハイビジョンの動画編集マシンという位置づけで開発されていたんですが、この秋のニューモデルでは「Photo
edition」と「Video edition」という二つのシリーズに分かれてモデルが発表されました。
デスクトップのフラッグシップモデル「type R」も同様にビデオとフォトで2シリーズのラインナップになりましたが、type
Aはそれよりももっと極端。本体のデザイン、付属ソフトウェアだけではなく液晶ディスプレイの性能まで変えてしまっています。
ソニースタイルで販売する「VAIOオーナーメード」モデルなら、フォトエディションの本体にテレビ録画機能、動画編集ソフトのインストールもできますので、なんでもありモデルを作ることができるんですが、その際も搭載する液晶モニタの選択をまず最初にしてから組み立てることになります。
フォトエディション
VGN-AR90 |
モデル名 |
ビデオエディション
VGN-AR80 |
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269,800円〜 |
ベースモデル価格 |
214,800円〜 |
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プレミアムブラック |
ボディカラー |
チタングレー |
18.4型ワイド 1920×1080ドット
リッチカラー・Adobe RGB 100%
アンチグレア液晶 |
液晶表示装置 |
18.4型ワイド 1920×1080ドット
リッチカラー
クリアブラック液晶 |
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Adobe Photoshop Lightroom 2 |
標準搭載ソフトウェア |
なし |
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Adobe Photoshop Elements 6 |
フォトエディションは「VGN-AR90」シリーズでベースモデル価格は269,800円。
ビデオエディションは「VGN-AR80」シリーズでベースモデル価格は214,800円。

写真左がフォトエディションモデル。右がビデオエディションモデルになります。従来からブラック基調だったtype
Aなので、チタングレーの本体を採用したビデオエディションも新鮮な感じがします。
詳しいモデルの説明は当店blogで詳しい案内がありますので、そちらでご覧いただくとして。。。(blog記事作成の時はソニースタイルさんの勉強会の翌日発表ということで、ものすごい詳しい話を私も書いています。自分で読んでも、こんな話があったんだぁ、と今さら驚いていたりして。(^_^;))
ソニースタイルさんからやってきたレビュー&展示用の「VAIO type A」はフォトエディション「VGN-AR90」をベースにWindows
Vista Ultimate、最強プロセッサーのCore 2 Duo T9600(2.80GHz)、4GBメモリ、SSD 128GB+HDD
500GB搭載、ブルーレイディスクドライブ付き、地上デジタルチューナー搭載のウルトラモデルになっていました。これに動画編集ソフトが搭載されると完全フルスペックモデルになるんですが、最強のフォトエディションモデルになっています。これで購入価格は454,800円。
開梱してみて、まず強烈なのは本体のサイズ
。それもそのはず、搭載している液晶ディスプレイは18.1型。18.1型と言われてもピンと来ませんがメジャーで測ってみると約41×23cmとなります。当然、外形寸法はこれよりも大きくなるわけで、そのサイズたるや、ハイビジョンAVホームノートtype
Fと並べると、type Fがサブノートに見えてしまうくらい。
液晶パネルはAdobe RGBカバー率約100%、NTSC比にすると137%という、ブラビアも真っ青になるような、広色域再現ができるリッチカラー液晶を搭載。これだけの広い色域を表示するのには、やはり裏で大変なことをしていて、液晶のバックライトにはRGB3色のLEDを使うQUALIA液晶みたいな事をしています。
3色と言いつつ、実はRGGBと、緑を2色使っていて4色のLEDを54セット使ってバックライトの色域をさらに拡大。さらにLEDの経年変化に対応し、常に正しい色表示ができるビルドインユニフォーミティ機能を搭載しており、電源が入るたびにLEDの色を補正するそうです。
フォトエディションならではの演出としてはボディ全体にシボ加工を施しており、これがα700のイメージとかなり重なる感じ。パームレストにはエストラマーと呼ばれるデジタル一眼αのグリップ部と同じ素材を利用。滑りにくく、また柔らかい素材になっているので、これなら長時間の利用にも耐えられるというか、このエストラマーってちょっとフカフカした感じがして気持ちが良いです
。
デジタル一眼レフとパソコンが共通のデザインで使えるなんてαファンにはかなり嬉しいところ。「VAIO type
A」はα専用のフォト現像マシンという作りではなく、デジタル一眼レフ、全般とマッチングするようなデザインになっていると思うんですが、うーん、type
Aにシナバーカラーの「α」のシールとか貼りたくなってしまいます。
開梱の詳しい様子は当店blogでご覧いただけます。
先週のメルマガでお届けした「VAIO type R Video
edition」の場合は、ビデオ編集のためのガイドブックCD-ROMが添付されており、とりあえず、それを見ることで一連のハイビジョンビデオ編集からブルーレイディスク作成までの流れを説明するコンテンツが用意されていました。
しかし「VAIO type A Photo edition」については探してもそういう説明をするものが無いみたい。
さて、Windows
のセッティングまではこれで終わったのですが、何から手をつけましょうか!?(^_^;) ここから、私のα写真現像路がスタートです。
VAIOを始めて購入する、と言う方でもtype Aの初期セッティングは簡単です。Windows
Vistaの設定の際にユーザー名を指定するのですが、ここは後々のトラブルを防ぐために半角英数字で入力。
Windows
が起動したらデスクトップにある「VAIOを始める前の準備」というアイコンをダブルクリック。これでソニーのオリジナルソフトウェアの設定を行います。再起動した後にインターネットへ接続して、Windows
Update、VAIO Updateを行い、セキュリティソフトの90日間体験版をセッティングすれば、これでVAIOとしてのセッティングは終了です。
そして、ここからがVAIO type A Photo editionならではのセッティングになります。「Adobe Photoshop
Elements 6」「Adobe Photoshop Lightroom
2」のインストールを行います。この写真編集のためのふたつのソフトウェアはフォトエディションにプリインストールとなっていますが、実際にはインストーラーが入っているだけなので、これを自分で一度インストールして使える状態にする必要があります。この二つのソフトウェアをインストールすると、これでVAIO
type A のセッティングも終了です。
「Adobe Photoshop Lightroom
2」のインストールはちょっとややこしくて、インストーラーの他に「重要なお知らせ」というPDFファイルが用意されており、このPDFファイルの中にインストールに必要なシリアルナンバーが記載されています。
PDFファイルを表示しながらインストールする必要があるので、これがちょっとわかりにくい点というくらいでした。ま、これも最初のセッティングの時だけですので、やり方だけわかっていれば、特に問題もありません。
さて、まずは広色域ディスプレイの威力を見るべく、普通にインターネットエクスプローラーを使って、あちこちのホームページを見てみるんですが、これが非常にエキサイティングな体験になります。NTSC比137%という色域ってどんな風なの?というのがまずは興味あると思うんですが、主にこれは蛍光色が出るようなイメージ。普通にMy
VAIOなり、So-netのトップページを表示すると、あちこちに目立たせたいバナーとかがあると思うんですが、赤がもう真っ赤を通り越して透き通るような蛍光色になるんです。
例えてみるとしたら、今までの真っ赤と思えた色がトマトジュースの赤で、type A Photo
editionの広色域ディスプレイで見る赤は太陽に透かしたイチゴシロップみたいな色。ブラウザを開くだけで、これはただ者ではない!という色の体験ができます。
そういえば、Windows
Vistaで最初に表示されるウェルカム画面も、隣に置いてあったtype Cで見ると抹茶色のグリーンだったものが、type
Aではメロンソーダの様な鮮やかさ。これに最初は感動するんですよ。
私もすげー!って喜んでいたんですが、これ、実は単に綺麗な色という事だけでは「いけない」んです。
ソニーさんの勉強会で教わってきた話になるんですが「綺麗」と「正確」は違うんです。VAIO type
Aがこうした広色域ディスプレイを用意したのは、こういう蛍光色まで表示できる色鮮やかなディスプレイを搭載したかったからではなく、色を正確に見せるために開発したんです。
ここで「カラーマネジメント」と「Adobe RGB」という二つの話がいっぺんに登場してきて私も混乱したんですが(^_^;)、その「仕組み」と「使えるソフトウェア」だけ理解できれば、VAIOはこのアタリを簡単に使えるようにしてくれていました。
まずは「Adobe RGB」の話からなんですが、私はその仕組みの説明はしません。今回はその話をどこで理解したのか、というのをご案内していきたいんですが、ソニーさんがwebコンテンツとして用意してくださった「プロカメラマン
永山昌克のVAIO Photo edition 活用ブログ」が非常に助かったというか、私は永山さんのblogを見てtype A Photo
editionの使い方を教わった感じです。
この「Adobe RGB」の話も永山氏のblogを見ていただくのが早いと思うのですが、同時に私も当店blogで追体験をしています。
「Adobe RGB」の説明と言いつつ、どうしても避けては通れない「カラーマネジメント」の話も出てきています。
私がわかった範囲内で簡単に説明しますと「Adobe RGB」というのは商業印刷の世界で使われる広色域の規格。私たちが普段サイバーショットやパソコンで使っているのは「sRGB」という色の規格で、これはブラウン管で再現できる色域を主に主体にしているものなんだそうです。それよりも広い、印刷などで利用できる鮮やかな赤、緑。それと明るい黄色などを含む色域になっています。
デジタル一眼レフ「α」にもクリエイティブスタイルという項目をいじると「Adobe RGB」という項目が出てくるんですが、これは記録する時点でその広い色域を利用するモード。
この「Adobe RGB」の色を再現させるためにNTSC比137%という、非常に色域の広いディスプレイをtype A Photo
editionは搭載しているわけです。
そして、永山氏のブログの中では「sRGB」と「Adobe RGB」のふたつの写真を掲載していて、多くの方はそれをインターネットエクスプローラーでご覧になっていると思います。で、この2枚の写真を見比べると「sRGB」の方が鮮やかで「Adobe
RGB」の写真はやや色が褪せた様に見えるはず。

わかりにくいかもしれませんが、全体をみると右のAdobe RGBの方が色がやや薄く見えます。
※わかりやすくするために画面をキャプチャしてからやや画面を明るく編集しています。
あれ? Adobe RGBの方が色域が広いはずなのに変だぞ? ここでは理由を考えず、永山氏の言うとおりに写真ファイルを一旦ダウンロードしてVAIOのデスクトップなどにコピー。その一旦コピーした画像を、type
A Photo editionに入っているAdobe Photoshop Elementsで読み出します。
で、2枚の写真を並べてみると、今度は色がかなり違って見えます。

空の色、海の奥の色は変わりませんが、手前のエメラルドグリーンだけが違って見えます。
比較ができるようにtype Aの画面をαでAdobe RGBで撮影。
その後、彩度を編集してsRGBで見てもわかるように色を編集しています。
海の写真の比較では手前のエメラルドグリーンのカラーがAdobe RGBの方が不自然なほどの蛍光色で光っていて、もう1枚の高速道路の写真では標識看板の色がかなり違って見えます。でも、思い起こせば高速道路の標識って夜での視認性が上がるように蛍光色っぽくなっていて、Adobe
RGBの写真の方が「そうそう!こういう色してた!」って思えまくり。
これと同じ事を自宅に帰ってNTSC比約72%と思われるクリアブラック液晶のtype Lでやってみても
、NTSC比100%のtype Zで見てみても違いはわかりません。そう、このわからなかった差こそが「Adobe RGB」で再現できる色域なんだということが理解できます。この色の差を出すためにVAIO type
Aは3RGBのLED液晶を搭載する必要があったと。
では、このインターネットエクスプローラーで色が違って見える件なんですが、ここからカラーマネジメントの話になります。
この「カラーマネジメント」の話が私もイマイチよくわかっていなくて、扱いが難しかったんですが、扱い方だけわかれば今までよりも写真に関する知識は一皮むけること間違い無しです。
まず、先ほどのAdobe RGBの写真の話ですが、1枚は色域の狭いsRGB、1枚は色域の広いAdobe RGBのJPEGファイルでした。これらの写真データにはカラープロファイルというデータがついていて、このカラープロファイルに「sRGB」のデータなのか「Adobe
RGB」のデータなのかが記述されていると思ってください。
インターネットエクスプローラー7(以下、IE7)は、カラーマネジメントに対応していないソフトのためカラープロファイルを無視。本来Adobe RGBの色で記述されたデータをsRGBで開いてしまうため、色が変わって見えてしまうという理屈なんです。
ちゃんと色が再現できた「Adobe Photoshop Elements 6」はカラーマネジメントに対応しているのでsRGBはsRGBファイルとして、Adobe
RGBはAdobe RGBファイルとして開けたわけです。
ダウンロードした海の写真と高速道路の写真のsRGB、Adobe RGBの合計4枚の写真を使うと、このカラーマネジメントに対応しているソフトとそうでないソフトの判別ができます。sRGBとAdobe
RGBの2枚の写真を見比べて色に大きな違いが出ないモノは非対応、違いがわかるものは対応ソフトになるので、これをVAIO type A Photo
editionに付属する画像ソフトで比較をしてみると。。。
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カラーマネージメント対応のソフトウェア |
○ Adobe Photoshop Elements 6
○ Adobe Photoshop Lightroom 2
○ Windows フォトギャラリー
○ Image Data Converter SR Ver.3
△ Image Data Lightbox SR |
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カラーマネージメント非対応のソフトウェア |
× インターネットエクスプローラー7
× Picture Motion Browser
× Image Data Lightbox SR |
かなり意外なんですが、インターネットエクスプローラーは色の事だけみてしますと、あてにならないソフトウェアということになります。また、サイバーショット、αに付属するPicture
Motion Browserも非対応。そして、まさか!なんですが、α付属のImage Data Lightbox
SRもカラーマネージメント的には正確に働きません。
最初はVAIO type
Aの広色域ディスプレイに喜んでいたんですが、IE7で自分が過去に撮影したグッドモーニングフォトなどを見ていると、明らかに色がおかしくて、例えば昨日のグッドモーニングフォトなどを見ると。。。
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当店blog記事 |
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★08.10.23「10月23日のグッドモーニング」
朝の出勤途中にα350で撮影したひとこまです。IE7で普通の色域のモニターで見てみるとなんてことのない、普通の花の写真に見えるんですが、これをVAIO
type A Photo editionで見ると大変なことになってしまうんです。 |
普通に撮影した、ただの赤い花がショッキングピンク風に蛍光色で光って見えてしまうんです。普通のディスプレイであれば問題なく見えますし、私がいつも使っているtype
SZでも特におかしいところはないんですが、これがVAIO type Aで見ると花の色だけ飛んで見えるんです。
こうなると綺麗なディスプレイとかではなく「色が変!」と思えてしまい「綺麗に見えるのと正確に見えるのは違う」という話を思い出さざるを得なくなってしまうわけなんです。
要は「カラープロファイル」を使っていない場合は液晶のもてる性能をすべて使って本来の色よりも広い色域になってもそのまま表示してしまうというのが問題なわけです。従来機種であればNTSC比100%を超えるディスプレイがあまり無かったので、この問題には気がつかないのですが、NTSC比100%を超えるとそれが急に変に思えてくると。高性能なディスプレイになると出てくる問題なわけです。
そこで出てくるのが「カラーマネジメント」という仕組みで、これは正確な色の情報へ一度変換してそれぞれ利用するソフトウェア、デバイスによって都度、再変換を行って、正しい色が表示されるようなシステムになっているんです。
詳しい仕組みは私もよくわかっていないんですが、VAIO type Aの場合はディスプレイにもICCプロファイルという正しい色空間が表示できる仕組みを最初から用意しているおかげで、その難しい話を知らずとも、対応しているソフトウェアだけ理解できれば「カラープロファイル」を利用できる、というようになっています。
撮影に使うサイバーショットはsRGB、αはsRGBとAdobe RGB、そしてVAIO type
Aのディスプレイもこのカラーマネジメントに対応しているモノの、肝心のブラウザがカラーマネジメントに対応していないのでは、ちゃんとした色が見られないのでは? というところなんですが、IE7以外のブラウザであれば、このカラーマネジメントに対応しているものがあります。
代表的なモノが「FireFox3」というブラウザで、無償でダウンロードインストールをすることが出来ます。
デザインもIE7に似ているので、すぐに使えるようになると思います。インストールしただけではカラーマネジメント対応にはなっていないので、使い始めたらアドレス欄に「about:config」と入力します。
Firefox3の設定画面が表示されるので、ここでフィルタ欄に「color_managemet」と入力。
「gfx.color_management.enabled」という項目が出るのでこれをダブルクリックして値をfalse→trueに変更します。これでOK。
先ほどの永山氏のVAIOブログを再度見てみると、カラープロファイルが埋め込まれた画像がしっかりとsRGB、Adobe RGBの本来の色味で表示されますし、自分のblogを見ても花の色はしっかりと落ち着いた色になっています。(※sRGB以上の色再現力を持っているディスプレイでの話になるので、色再現性の高くない通常のディスプレイではそれほど違った感じには見られません。)
プレインストールされてはいませんが、VAIO type A Photo
editionを使い始めて、写真関係のホームページ、blogを閲覧するなら「Firefox3」は必須アイテムになりそうです。
さて、こうなってくると、次に気になるのは印刷の話です。
私も経験がいくらでもあるんですが、パソコンの画面上では綺麗に見えていたのに、いざプリンタを使ってプリントしてみたら、なんか鮮やかな色とはかけ離れた色になっててガッカリしたこと、ないですか? それでなんとか綺麗な色を出したくて、ディスプレイの色味は無視してプリントしたものを見ながらもうちょっと赤を足して、もうちょっと明るくして。。。なんてのを繰り返してなんとか色調整をするということ。
これも今まではプリンタの性能によるものなんだろうなぁ、とあきらめていたんですが、実はこれもカラーマネジメントを利用していなかったせいなんです。
sRGBを使った今までの概念ではカメラもディスプレイもプリンタももてる性能を全部使って表示をするため、それぞれで違う色味になってしまっていたんです。それもカラーマネジメントを利用して、ちゃんと色を管理するとちゃんとディスプレイと同じ色でプリントができるとのこと。
やってみましょう。
VAIO type A Photo editionには「Epson Print Plug-In for
Photoshop」というソフトウェアも入っています。これを利用しなくてもPhotoshop側でプリンタの設定をしっかりすればカラーマネジメントできるそうなんですが、すみません、そのやり方が全然わからないんです。(^_^;)
という人向けに用意されているのが「Epson Print Plug-In for
Photoshop」で、対応するエプソンのプリンタを持っていると、Photoshopで表示している写真をダイレクトにカラーマネジメントしてプリントをしてくれると。それでも「Epson
Print Plug-In for Photoshop」の使い方がわからないなぁ、と探してみたら、エプソンさんにその使い方の説明をしてくれるページがありました。
私が自宅にあるプリンタはエプソンさんのPM-G4500という機種。結論からいうと対象機種では無かったので使えなかったんですが、上記のサイトで使い方を見ておいたおかげで、Photoshopでのプリンタ設定の方法もわかってしまいました。
肝心なのは、今までの使い方だとプリンタが色を管理するので勝手に画像を判断してプリンタ自身が一番綺麗に思える色に勝手に補正をしていたんですが、プリンタ側の色補正を切ってしまうと。で、Photoshopで色の管理をするようにして、プリンタのICCプロファイルを自分で指定してそれを使ってプリントすることでカラーマネジメントすることになるようです。
私のPM-G4500の場合は、プリンタドライバをインストールしたときにプリンタ用のカラープロファイルがVAIOにインストールされたようで、プリンタプロファイルにはいくつものカラープロファイルが登場。「Matte
Paper」「Photo Crispea」「Photo Entry」「Photo Paper(G)」などの項目も出てきて、どうやら印刷する紙によってもプロファイルが変更される様子。
確かに使用する紙によっても色は変わりそうだし、それでメーカー純正のプリントペーパーってあんなにたくさんの種類があったんですね。高ければ高いほど綺麗な色が出る、とか言うモノではなかったわけです。
ということで、急遽自宅へVAIO type
Aを持ち帰ります。今年、春に裏高尾を登ってきていて針葉樹の暗い森をバックに若々しい新緑のグリーンを撮ってきた写真があるんですが。。。
これ、ディスプレイで見ると綺麗に見えるんですが、プリントすると全然ダメダメなんです。この新緑の緑の色が出てこなくて何度かチャレンジしていたんですが、思っている色が出ません。これをまずは無加工でプリントしてみるんですが。。。あ、出た。これこれ、この色!! 若干プリントしたものの方が色が暗めになるようで、ディスプレイのガンマ値とかもうちょっと色を調整する必要があるのかもしれませんが、ディスプレイの色、そのまま出てきました。
面白い!!
もうちょっと欲を出して、葉っぱの色をほんのちょっと明るくして、もうちょっと森の方を暗く沈めてみて、それでもういっちょプリントしてみると。。。あ、出た。
なるほど、ディスプレイの色とプリントの色が合うというのはこういう事だったんですね。
仕組みとか設定項目のすべてを理解したわけではないんですが、一通りの使い方を覚えられて、これでなんとか思い通りの色が出せるようになりました。
というか、10年前の話になりますが、フィルムカメラを使って撮影をしていたときに現像所に写真の現像を出しても、思った通りの色で現像されなくて、それが嫌でデジタルカメラに乗り換えたいきさつがあります。
サイバーショット「DSC-F55K」というメモリースティックを使った最初のモデルだったんですが、自分でプリントすれば自分の好きなようにプリントができる、というのが私の写真路の始まり。それが10年経ってやっと「自分の好きなように」から「自分の思い通りに」に変わった瞬間を味わいました。
カラーマネジメントがスゴイ!というよりは「VAIO type A」がスゴイ!理屈はわからなくても、なんとかなってしまいました!!
「Adobe RGB」の理解で始まった「カラーマネジメント」の話なんですが、ちょっと難しかったでしょうか? おそらく私もそうですが、これはVAIO
type Aを使って、実際の色味を見ないとなかなか感動ができない話かもしれません。
私も「カラーマネジメント」についてはいろいろメーカーさんから話を伺っていたはずなんですけど、実機を触って実体験するまでは、なかなかその意味がよくわかっていませんでしたから。(^_^;)
で、最後にRAW現像の話になるんですが、なんか面倒そう、そんなに大きなプリントを刷るわけではないから必要ないかな? とりあえずJPEGで撮っておけばいいや。。。という話もごもっとも。私も先週まではそう思っていました。
が、このVAIO type A Photo
editionを使い始めると、いや、これ使ってみて実際に便利だったら。。。より綺麗な写真が作れるならやってみようかな?という気になるから不思議。
正直「カラーマネジメント」の話が難しかった分、RAW現像は今思えばかなり簡単に思えます。一度、色の理解をすると全部、つながった話になるので、RAW現像の話も半分は理解できているようなモノなんです。
で、ここでデジタル一眼レフカメラのRAW現像の話をすべてすると、またまたスゴイ長文メルマガになってしまいそうなので、どうやって私が学習したかというと。。。簡単です。これも全部、永山プロカメラマンのブログを読んだだけです。
永山氏のブログ解説なんですが、これ、本当に要領よく簡潔にまとめられていて実際のソフトを使いながらだとためになることばかりです。RAW現像についてはVAIO
type Aには二つのソフトウェアがインストールされています。それぞれの特長は下記の通り
● Image Data Converter SR Ver.3
ソニーのデジタル一眼レフ「α」専用のRAW現像ソフト。私の私感ですがこちらの方が扱いは簡単なのでαユーザーでしたら、こちらからチャ レンジした方がラクかもしれません。Dレンジオプティマイザーなどα特有の機能も利用ができます。
永山氏のブログでは「Image Data Converter SR」のダウンロード方法と操作練習のための作例ダウンロードも用意していますので、αをお持ちでない方もRAW現像体験ができます。
● Adobe Photoshop Lightroom 2
Photoshop Elementsが料理盛りつけソフトだとすると、こちらは下ごしらえソフト。ソニーの「Image Data Converter SR」と同じ事ができますが、大量のRAWファイルをいっぺんに同じ仕上げをすることができたりします。
CMOSセンサーにゴミなどがのってしまった場合もツールを使って消してしまい、さらに同時に撮影したファイルを一気に同様のゴミ取りすることも可能。使い方を知らないと損かも! 永山氏のブログで使い方を学習するというよりも、簡単なソフトなので一度自分で使ってみて、それから永山氏のブログを読むとやたら便利に思えるソフトの様です。
JPEGで撮影する場合8ビットカラーでの撮影になります。RAW撮影の場合は撮影時にセンサーが受光した生のデータがそのまま記録されていて、そこから取り出した写真は16ビット階調でのデータ生成が可能。
例えばなんですが、昨年末に私はダイヤモンド富士の撮影に行っているんですが、その時の日暮れの様子とかRAW現像をするとグラデーションに境目がない綺麗な写真を見ることが出来るんですよ。これはtype
A Photo
edition搭載のリッチカラー液晶で見ているから感じられるのかもしれませんが、自分で色階調をいじってもほぼ、途切れることなくつながるグラデーションがすごく気持ちよくて。。。
それと、私の数少ないRAW撮影ライブラリーの中には5月頃に撮影した、高尾山に生息する「タカオスミレ」の写真とかもあるんです。かなり暗くなってからの撮影で時間も無かったところで、あまりαの設定をすることもなく、ただ念のため、という理由だけでRAW撮影しておいたものがあるんですが、これも見事よみがえりました。昼間の撮影セッティングそのままだったので色温度も崩れていたんですが、RAW現像の場合、撮影したときのデータがそのまま残っているので、あとからホワイトバランスや明るさをいじることが可能。
特にLightroomを使ってみると、黒いところだけを黒くする黒レベル調整ができて、これがコントラストをいじるよりも一部だけをいじれる感じでその場の雰囲気をすごくよく出せるんです。
全部が全部、RAW撮影する必要はないと思うんですが、ここぞ!と、思える時だけ「RAW+JPEG」撮影にしておくと、こういう時に役に立つんだなぁ、と思えまくりの体験でした。
→ 
一度使い方に慣れると、ホワイトバランスの修正が非常にラクになります。Photoshop Elementsでは
カラーバランスの変更がわかりにくいんですけど、Lightroomなら白を合わせたあとに色かぶりや
黒レベル、白飛び調整が同時に行えるのでこの方が直感的に操作ができてラク!
一度使ったら、手放せなくなります。
最初はビデオエディションみたいに、なにかガイドブックがないとなぁ、とか思っていたんですが、なんのなんの。このプロカメラマンの永山氏のブログだけで、流れはほぼ全部理解できてしまいました。
RAW現像も、最初はやりすぎてしまってちょっとどぎつい色にしてしまいがちなんですが、先ほどのカラーマネジメントを理解して、ある程度慣れてくればより「思い通り」の写真がプリントできそうです。
これからは肝心な時には絶対にRAW撮影しておこっと。
デジタル一眼レフには一昨年夏に発売されたα100で入門した私です。ある程度貯まってきた写真を、今度はプリントしてみよう! 殺風景な我が家のリビングなんですが、ここに大きな写真を飾って、良い写真が撮れたら、それをプリントして飾るんだ! そのためにはでっかく印刷が出来なくちゃ!
ということで昨年の春にがんばってA3プリンタを購入したんですが、このプリント作業のところで、つまづいたまま1年半が経ってしまっていたんです。
何枚かは大きくA3ノビサイズでプリントしているんですが、思った通りの色が出ず、またプリントのインク代がすごく高いんですよね。計算してみるとA3を1枚プリントするのに1000円くらいかかっているみたいなので、おいそれとはプリントをすることが出来なくなってしまっていました。
が、これで、また私のプリント欲が復活!! 当店にはVAIO type Rのビデオ&フォトエディションモデルもありますので、後日、今度はtype
Rとtype Aのフォトエディションの使い比べもやってみたいと思います。




なお、当店店頭へ「VAIO OWNER MADE」モデルの購入相談をいただければ、その場でご購入のお手伝いもいたします。当店店頭にはFelicaリーダ/ライターのパソリも完備していますのでSony CardでのeLIO決済も可能。
ご成約記念品のプレゼントも用意しています。
メールでもご購入相談に応じますので、お気軽にソニースタイルのVAIOについてお問い合わせください。
★当社ソニーショップ店舗のご案内はこちら
メールでのお問い合わせは店員佐藤:daizo@colortec.co.jp
まで
※メールでいただいたお問い合わせ内容については今後、当店メルマガ、ホームページ等で個人情報が掲示されない形でご紹介させていただく場合があります。ご了承ください。
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