こんにちは、店員塩見です。
ここ数年のVAIOの流行を考えてみますと、メインPCとして使えるスペックのtype Sやtype
Z、セカンドPCの最高峰を目指したtype
Tと、モバイル系がヒットしてきました。また、今年2009年は、小型・軽量技術で世界最高レベルの技術を持つソニーだからこそできるスモールPCの究極形
VAIO type Pが大ヒットするなど、モバイル人気はとどまるところを知りません。
そんなモバイルノート人気の中、ソニーはホームノートのラインナップも着々と増やしてきています。ノートPCで写真・映像編集ができるtype
Aや、テレビパソコンのtype F、個性に合わせて選べるtype C、そして今回紹介するVAIO type Nと4ラインナップが揃いました。
type Nは、2004年のVAIO第2章まではVAIO
Fシリーズとしてファミリー層に大人気のシリーズで、私の友人でFシリーズを使っている人は何人もいました。
Fシリーズは第2章で、type Fという大画面モデルと、これをひとまわり小さくしたtype F lightの2つに別れて、type
FはそのままWIDE&SLIM路線を進化させ、2008年の第3章からはtype F
FWシリーズになりテレビチューナーを搭載したホームノートという位置づけになりました。type F lightのほうは、その後type
Cという名前に変わり、さらにtype Cは個性的なデザインやカラーバリエーションのシリーズと、type F
lightの低価格&WIDEノートコンセプトを引き継いだtype
Nになりました。そして2008年の第3章を挟んで、フルモデルチェンジされて、さらに洗練された「普段使い」ノートに進化しました。
と、VAIO type
Nの歴史を紹介しましたが、今はどうなのかといいますと、ズバリ、一番安いVAIOなんです。Fシリーズ時代から、付加価値をつけたモデルと分岐を繰り返しながら、常に低価格シリーズとして歩んできました。
ですが、ワイド&スリムの位置づけは変わりませんし、魅力や特長のないモデルというわけではありません。というのも、液晶ディスプレイや全体のデザイン、外装のこだわりは、しっかりソニーらしさがありますし、なんと言ってもソニー製ソフトは上位モデルと同じ「全部入り」になっていて、決して安いからなにも出来ないPC、ダサいPC…そんなモデルにはなっていません。
ということで、今回は、知られざるtype
Nの魅力について、紹介していきたいと思います。一番安いシリーズは、どれだけ使えるのかというところを、項目別にひとつひとつ検証していきます。どうぞ最後までおつきあいください。
(2009年4月27日掲載)
VAIO type
NはズバリVAIO史上最安のモデルです。1mm薄く、1gでも軽くを追求しているモバイルノートと違って、ガジェットとして尖がった魅力はありませんし、type
Aのように、Adobe RGBカバー率100%の色域を持つディスプレイを搭載しているわけでもありません。
ですが、誰もがそんなハイスペックやモバイルが
できるスペシャルモデルが必要なわけではありませんよね。私はtype Rとtype
Tを使っていますが、低価格ノートも結構購入していて、type F FZシリーズを父に、type F
lightを妻にプレゼントしてきました。私もたまに使うのですが、普段使う上ではなんら不自由もなく、今も毎日活躍しています。
ハイビジョン編集をバリバリとやりたい、軽快に持ち歩きたいというという目的が特にないならば、今までの古いパソコンからの乗り換えはVAIO type
Nでも十分快適になると思います。
毎日、気軽にさっと起動し、ネットでmixiやブログといったコミュニケーションサイトのチェック、天気予報、ニュースサイトを見て、たまにワード・エクセル、寝る前にはYouTubeやニコニコ動画などの動画共有サイトを見る。たまにグルメサイトや旅行ガイド、音楽の転送なんかもできたら十分なんていう方には、type
Nで全然OKです。
本体のデザインはいたって普通のB4サイズホームノートで、大きめの15.4型WXGA液晶に、一般的なソニータイプのキーボードを採用したボディー。光学ドライブは、DVDスーパーマルチがベースですが、BDドライブも選択可能になっていて、USBはホームユースに嬉しい4端子を装備。カラーバリエーションはブラック・ホワイト・ゴールド
・ピンクの4色。
外装はディスプレイ周囲とボトムを除いて、すべて麻平織り生地のような手触りのディンプル加工が施されていて、手汗をかきやすい私でも、パームレストに長時間手を載せて
いてもベトつかず快適なタイピングが可能です。

OSはWindows Vista
64ビット版を搭載していて、従来の32ビットOSでは3GBどまりだった活用可能メモリーが64ビットでは4GB以上でもしっかり活用できる特長があります。
これにょって映像・写真・動画編集といったメモリーをたくさん必要とするソフトも快適に。そんなに映像編集なんてしない…という方でも、エクセルやワード、インターネットエクスプローラなど複数の画面を同時に立ち上げていても快適に操作が出来るといった違いがあり、誰もが恩恵を受け
られる進化になっています。
64ビットだとソフトの対応が心配、、、そんなご意見もありますが、64ビットOSでも、32ビットアプリケーションは稼動しますし、周辺機器もソニー製品はもちろん、一般的なUSBデバイス、プリンターなどのドライバーはOS側で対応しているので、相当古いプリンターや業務用機器でもない限り、接続の心配は必要ないと思います。接続が心配の機器は、その製品の販売元に対応一覧がでているかと思いますので、そちらでご確認ください。ソニーの場合は、ウォークマン、サイバーショット(2002年登場モデル以降)、ハンディカム、Rolly、ICレコーダーなどはしっかり対応しているのでご安心ください。ただし、ロケーションフリーベースステーションは対応版のソフトが出てきていないので、ご注意を。
で、史上最安のVAIO type Nはソニースタイル価格
69,800円〜ととって本当にリーズナブル。以前のモデルでは、59,800円だったのですが、夏モデルで1万円ベース価格が上がってしまいました。ただ
値上がりしたのではなくて、以前のモデルはメモリー選択のベースが1GBだったのですが、これが2GBになっていたり、HDDが160GBから240GBに上がっているので、スペックアップ相応のベース価格値上げといったところ。
Windows
Vistaでメモリー1GBだとちょっとスペック不足気味を感じることも。当店経由で春モデルを買われた方もメモリーだけは+10,000円で2GBを選ばれている方が多かったです。
で、夏モデルのtype Nは、「ベースモデルでも十分に使えるスペック」という構成で、値段は10,000円アップになったということです。
オーナーメードの項目別の紹介や、詳しいtype Nの製品解説はこちらのオーナーメードレポートをご覧ください。
| VAIO史上最安のtype Nはどれだけ使えるのか |
さて、ざっとtype Nについて解説してきました。ここからは、実際に実機を使って様々な検証をしていきたいと思います。
今回、検証に使うマシンは、ソニースタイルさんからお借りした店頭展示用のモデルで、スペックはこのようになっています。この構成をベースにオーナーメード項目を確認される方はこちら。

ソニースタイル販売価格129,800円の構成で、プロセッサーはCore 2 Duo
P8700を搭載しているのがポイント。あとは64ビットOSの特長を活かせる4GBのメモリー搭載や、BDコンポドライブが入っているのがベース価格よりも値段が高くなっている要素です。Office
Personal 2007も入っています。Office Personal
2007は、すでにオフィスを持っているという方や使わない方は選択しないかと思いますが、そうすると一気に-20,000円で109,800円に。さらに、BDコンポドライブも、「今回はBDドライブ搭載は見送ります」という場合は99,800円になります。
では、この構成で10万円を切ったVAIOの使い勝手をじっくり見ていきましょう。
カートン、同梱品
一番安いモデルで、6万円台で購入できるVAIOですが、カートンのデザインや同梱品は上位モデルと同じで、しっかりとした作り。外箱はスリムで手持ちもついていますので、ちょっとした持ち歩きには、この外箱を活用するというのもありだと思います。
同梱品は、取扱説明書やサポートのしおり、バッテリー、ACアダプターなど。どれもしっかりしたつくりになっていて、巷の低価格PCとは明らかに違うクオリティになっています。
ACアダプターは「VGP-AC19V19」が同梱されていて50mm×120mm×30mmの小さめサイズ。ACアダプターがものすごく大きいPCを見かけますが、このサイズならば机の上に置いてあっても目立たずよいですね。
セットアップ時間
VAIOを買ったら最初に行うことと言えば、セットアップです。Windows
Vista登場当初の頃のモデルは、正直快適とはいえない時間のかかり方でした。いつまでも、HDDアクセスランプが点滅しててCPUも考えまくり、いったいいつになれば初期セットアップが終わるのやら…そんな経験、したことありませんか?
今回、お借りしているtype
Nも、スペックは良くてもやっぱりソフトウェアとBDコンポドライブを外せば10万円を切るマシン、どうせ時間がかかるんだろうなーと思って、電源を投入。
結果は5分もかからず、初期セットアップ完了。これには驚きました。CPUとメモリーが昔より高性能になっているとはいえ、type
Nは一番リーズナブルなモデル。もっと時間もストレスもかかると思いましたが、さくさくっとセットアップが完了。なんだか拍子抜けです。
普段の電源の入・切もWindows XPマシンよりも早く感じて、「Vista=遅い」は、今はまったくないことを感じます。
BDコンポドライブを使ってみる
BDコンポドライブは、DVDスーパーマルチドライブと、書き込みのできないBD-ROMドライブを一体にしたもので、BDドライブと違いBDへの書き出しが出来ないドライブです。

コンポドライブは一般的なノートPC搭載タイプ。DVDとBDのピックアップが別々に取り付けられています。
取り込んだ映像や写真、データはDVDにしか残せませんが、レンタルしてきたブルーレイ版の映画やアニメを簡単にパソコン上で楽しめます。レンタルや購入など、せっかくお金を出して楽しむビデオですから、SD画質よりもハイビジョン画質のほうがいいに決まっていますよね。
では、さっそくBDの映画再生をしてみましょう。
ブルーレイディスクをドライブに入れて、数秒で読み込まれ、さらに数秒で映画の再生がスタートしました。パソコンが立ち上がっている状態かならば、この起動速度はBDレコーダーよりも全然早いように感じました。
今回、試しにみたソフトは、「Mission: Impossible
III」。有名なスパイ映画の最新作ですが、この映画はスパイというストーリー上、暗いシーンや黒っぽい服装、武器、夜のシーンが多く、全体的に黒の表現が多い作品です。液晶ディスプレイは、暗い画像でもバックライトは点灯しているので、うっすら明るく見えてしまう特性があるのですが、
クリアブラックLE液晶は、この液晶の原理上の問題をかなり抑えている感じで、黒は深く黒く、ライトや字幕との色の境もぼやけずにくっきり表示されています。
クリアブラックLE液晶は他社のディスプレイにあるテカテカ液晶のような、映りこみの多い鏡みたいな仕上げが施されているものではなく、光沢がありながらも蛍光灯の光が映りこみにくく、それでいてメリハリのあるくっきりした表示が特長です。
クリアブラック液晶とクリアブラックLE液晶の違いはバックライトの本数。クリアブラック液晶はバックライトを2本装備していて、従来のVAIOノートに採用されている一般的なノートPC用液晶ディスプレイに比べて、約1.8〜2倍の明るさになっています。クリアブラックLE液晶は明るさこそ一般的なPCと同じですが、目が疲れにくく長時間のタイピングや映画視聴に向いているので、type
Nのような用途では十分だと思います。
type Nは画面サイズは15.4型ワイドと、ノートPCの中では大きいサイズで、同じB4サイズノートのtype
Cよりも一回り大きく、映画や映像もダイナミックに楽しめます。BDが再生できるマシンで、109,800円というとってもリーズナブルのマシンながら、これはすごい魅力です。
写真を取り込む・管理する・残す
type
Nは何度も紹介していますが、一番リーズナブルなVAIOです。ですが、光学ドライブはしっかり搭載していますし、見やすく綺麗な15.4型
クリアブラックLE液晶も搭載していて、ハードウェアとしての完成度は非常にしっかりとしたものになっています。
さらに、PCの中身の部分、ソフトウェアに関しても上位モデルのVAIOと同じソフトがばっちりインストールされています。
写真に関しては、デジカメやSDカード・メモリースティックからの取り込みから、管理、再生、編集まで、「写真」のすべてを統合的に管理できるPMB
(Picture Motion Browser)を使います。
デジカメって撮影した後の取り込みや管理ってすごく面倒ですし、日付別でフォルダ管理するのも、仕分けが面倒ですよね。このPMBは、VAIOにメモリーカードを挿入したらワンクリックで取り込みから、日付別・時間別・撮影場所別管理までをいっぺんにやってくれる魔法のようなソフト。デジカメや携帯電話のカメラ機能を使わない人って、今はほとんどいらっしゃらないと思いますので、このソフトはどなたにもオススメです。なんせ、管理がすごく楽なんです。
また、GPS内蔵携帯電話で撮影したり、GPS内蔵カメラで撮った位置情報付の写真は、PMB上で簡単に地図上でサムネイル管理ができる
ので、食べ歩きや散歩、旅行好きの方は思い出を地図の上で楽しむことが可能です。GPS内蔵カメラをお持ちでなくても、GPSユニットキット「GPS-CS3K」をデジカメと組み合わせて使うことで、どんなデジカメにも位置情報を追加することが出来るので、ぜひ地図写真遊びに挑戦してみてください。
type
Nは低価格ながら、ベーススペックも1年前のPCと比較すると十分すぎるほどのスペックになっていて、写真遊び・管理・アルバム整理程度の使い方では、もうまったくストレスなく、さくさくと使えます。写真を時系列別・位置情報別で管理できるので、お子さんの成長記録をまとめていくのにも最適。さらに、顔検出機能も入っているので、似た顔(同じ人の顔)を集めて表示することができて、例えば兄弟の写真を撮っていって、長男の写真だけを見たい、そんなときにもPMBはボタン1クリックで簡単に出来てしまいます。
私もソニー製以外も含めいろいろな写真管理ソフトを使ってきましたが、このPMBが一番使い勝手がよくて気に入っています。まだお使いになったことがない方は、ぜひこちらに切り替えてみてください。昔撮った写真も、読み込ませればすっきり整理されますよ。
PMBは静止画だけでなくて、ハンディカムの映像も取り込めますので、ハイビジョン動画の取り込みだってPMBは静止画と同じように、取り込み・管理・書き出しができます。カメラをお使いの方は、VAIOを利用しないともったいないですね!
写真や動画を使って記念ビデオを作る
VAIO Movie
Storyというソフトが入っているのですが、これがVAIO最大の武器なんです。ソニーは業務用機器、カメラ、ソフトウェアなどで、世界トップクラスの映像技術を持っていますが、これを一般の家庭で、深く考えずに簡単に使えるものにしたのが、このソフトです。
どんなことをするソフトかといいますと、写真や動画を使って1本の映像作品に仕上げることができるというもの。写真は日常的な風景から、入学・卒業式、運動会、旅行といったイベントまでいろいろな場面で撮影していきますよね。また、最近はカメラも高画質な動画撮影も対応しているので、動きのある被写体を動画でとることも多いかと思います。
こうやって撮っていったイベント毎の写真や動画を、両親や友人、その場にいた人へプレゼントするときに、ただ「DSC00001.JPG」や「0001.WMV」というデータで渡すと味気ないですよね。
せっかくのイベントの記録なので、雰囲気に合った音楽をバックに流して、動きのあるアルバムにできたら、きっと貰った人は感動すると思います。
今までですと、「Adobe
Premier」などの本格的な映像編集ソフトで、手間と時間をかけて作る必要があり、好きな人でもない限り挑戦しないですし、私自身苦手意識があります。
そんな難しいというイメージの映像作成を、超簡単に、出先や就寝前、食後の眠たい時にだってちゃちゃっと操作するだけで、超ラクラクに映像が作れてしまえるのがこのVAIO
Movie Storyなんです。
知人の結婚式に招待されて、式場で写真をどんどん撮っていって、披露宴の感動的なシーンも写真に撮っていく。ここまではよくあることですが、撮った写真を手元のVAIOでその場で編集して1本の動画にして、式の終盤で映像を流してあげるなんてこともできるんです。これは喜ばれますよー。最後にDVDに書き出して新郎新婦にプレゼントしてあげれば、最高の記念になると思います。そんなことが出来るパソコンは、VAIOだけ。もちろん、type
Nでも出来ます。
操作方法は、とっても簡単で先に紹介しましたPMBで管理している写真を簡単に選べるのはもちろん、Windowsのエクスプローラ画面からドラッグ&ドロップでも選べるので、説明書要らずで、直感操作でもまったくストレスなく利用可能。あとは、お気に入りの楽曲とテンプレートからお好きな編集スタイルを選ぶだけ。曲の盛り上がりやテンポに合わせたり、顔を検出して顔を優先的に使うなどのインテリジェンスな機能がバックでしっかり働いて、最適な動画に仕上げてくれます。写真や映像の順番を入れ替えたり、テロップをいれるのも簡単。たった数分で、手間のかかっているような映像作品を編集することができます。
詳しくはこちらの店員の声をご覧ください。
撮った写真や動画は、ついつい編集が面倒でHDDの肥やしになりがちですが、このVAIO Movie
Storyがあれば、あなたはもうマメな撮影プレゼンターになれます!VAIO Movie
Storyは自分で楽しむためというよりかは、人を喜ばせるツールです!
動画をDVDや様々な動画形式で書き出す
光学ドライブ搭載のVAIOには、すべて「Click
to
Disc」というソフトが入っていて、VAIOの中に入っている動画や写真、接続しているハンディカムの映像を簡単にディスクに書き出すことが出来るソフトが搭載されています。
もちろん、type Nにも。PMBやVAIO Movie
Storyで管理している映像だけでなくて、PCに取り込んでいない映像は、このソフトでさくっと取り込めてしまえるので、ハンディカムの映像を撮ったら撮りっぱなし、そんな方はこのソフトで超手軽にDVDへダビングすることができるのでオススメです。
DVDへの書き出しだけでなくて、様々な形式の動画をMPEG1、MPEG2、MP4、AVI、HDV1080i、AVCHDに書き出すこともできて、「PSPで視聴できる形式」と具体的な機器名称で選択することもOK。まさに、VAIOは映像の「駅」といったところ。あらゆる映像が入ってきて、内容を調整して、次の機器へと繋げていく存在です。
音楽を楽しむ
CDやWEB音楽配信サイト「mora」からの楽曲の取り込みには、お馴染みの「Sonic Stage」の最新版Sonic Stage
Vを使うようになっています。取り込んだ音楽をジュークボックスのように連続再生をして楽しんだり、ウォークマンにへの転送、オリジナルCDの作成まで、音楽のあらゆることを統合環境で扱えるソフトウェアです。これに、連携する形で、VAIOのマイク端子から入ってきた音をデジタル化してPC上に書き出す「Sonic
Stage Mastering
Studio」や、取り込んだ音楽を解析して、サビの部分だけ再生や時間別、天気別、再生環境別に同じような曲調の音楽だけを再生してくれるソフト「VAIO
Music box」が入っています。
写真、動画だけでなく、音楽もどんなメーカーのパソコンよりも、賢く楽しめるのがVAIOではないでしょうか。
Sonic Stage Mastering Studioについては、こちらの店員の声もご覧ください。
VAIO Music Boxについては、こちらの店員の声もご覧ください。
ネットワークで繋がるソニー
ソニーといえば、テレビ、レコーダー、ネットジュークなど、あらゆる機器が家庭内LANで繋がって、それぞれの機器が持つ写真、映像、音楽を離れた場所にある機器でも楽しめる「ソニールームリンク」が昔からの特長でした。
VAIOでは、「VAIO Media
plus」というソフトがプリインストールされていて、これを使って、他のVAIOの中に取り込まれている楽曲や、写真を楽しんだり、リビングのブルーレイディスクレコーダーが録画したテレビ番組を楽しんだり出来るようになっています。
離れた機器のコンテンツを再生できるだけでなく、VAIO本体に入っているSonic
Stageで取り込んだ楽曲や、写真、ビデオを別のVAIOやテレビ、ネットジュークなどの機器から再生することも出来るソフトです。
ブルーレイディスクレコーダーやテレビなどは、全メーカーのモデルが対応しているわけではなく、ソニーを中心に一部の「DLNA準拠」の機器でしか楽しめませんが、複数の家電やパソコンをお持ちの方は、この機能はとっても魅力的ではないでしょうか。
私も、寝室に置いてあるVAIOに取り込んでいる音楽を、リビングに置いてあるネットワークミュージックプレーヤーで聴いたり、ノートPCで別の部屋のVAIOに入っている動画を楽しんだり、機器の枠を超えたコンテンツ再生を楽しんでいます。
VAIO Media
plusはそういったネットワーク上の機器を、あたかも今使っているマシンの中にあるコンテンツかのようにスムーズに選択、サムネイル表示、再生が出来るのもポイント。ネットワーク越しですと、どうしてももたついてしまったり、機器を探して、そこから階層深く潜って…という手間があるものですが、VAIO
Media
plusはこれがありません。また、膨大な量のコンテンツを、AV機器感覚で簡単に選択できるように、PSPやPS3、ソニーのレコーダー、テレビなどでお馴染みのインータェイス「XMB(クロスメディアバー)」が採用されているのも、ソニーファンには嬉しいところです。
詳しくは、こちらの店員の声をご覧ください。
非接触ICカード「FeliCa」が使える
VAIOの多くのマシンは、非接触ICカード「FeliCa」のリーダライターを本体に内蔵しています。FeliCaはソニーが開発した非接触で情報をやり取りする技術で、JRや私鉄の交通系SFカードや、電子マネー「Edy」、クレジットカード決済の「eLIO」などに使われています。VAIOでは、このFeliCaポートにカードやおサイフケータイをかざしていろいろなことが出来るようになっています。
交通系SFカードでは、JRグループではKitaca、Suica、TOICA、ICOCAや、民鉄系のPASMO、PiTaPa、nimocaをVAIOにかざすと、現在の残高確認や利用状況を簡単に確認することが出来るようになっています。また、ソニー製のソフトウェアではありませんが、これらの交通系SFカードの情報から、交通費の清算や家計簿データへの反映ができるソフトも続々と登場しています。
電子マネーでは、「Edy」がSuicaなどと同様に、利用履歴や残高の確認が出来るほか、クレジットカードを使ったチャージも、VAIOの画面上でできるようになっています。No.1の電子マネー「Edy」を簡単にチャージできるのは便利ですね。Edyが使えるアマゾンなどのWEBショッピングサイトでの支払いにも、このFeliCaポートが利用できるので、クレジットカード情報を入力する不安も、着払いの手間も要らずで、らくちんネット通販が楽しめます。
このほか、おサイフケータイへ簡単にメッセージを送れたり、NTTドコモの「iモード」の中にある動画購入サイト「カザスチャンネル」でiモード決済で購入した動画を携帯電話だけでなくVAIO上で大画面で楽しめる「NFRM
PC Viewer」というソフトも入っています。
クレジットカード決済「eLIO」はソニーファイナンスが提供する非接触の決済システムです。ソニースタイルでの決済に、ソニーカードの「eLIO」を使うと請求金額から3%引きになるので、ソニースタイルを利用する人にとって、eLIOカードとFeliCaポートは必須のアイテムです。
VAIO type Nは、これらの「タッチ」で広がる非接触カードの世界も、もちろん楽しめます。
ワード・エクセルも余裕のスペック
今回お借りしているtype NはOffice Personal
2007を搭載しているので、文書作成、表計算も使ってみました。使い勝手は、Office
2003やXPから比べて大きな変化はなく、アイコンがよりグラフィカルになっていたり、細かな使い勝手が改善されているという感じ。画面の雰囲気がより洗練されて、全体的にやわらかく丸っこい印象になっています。
type
NはノートPCでは大きめな画面サイズ 15.4型ワイドなので、ワードやエクセルのベース文字サイズ「10.5」も大きく表示されています。ノートPCで小さな文字とにらめっこしていると、結構ストレスになりますが、これはいいですねー。広々ラクラクって感じです。
最初の立ち上げもとってもすばやく、古いVAIOでは結構時間がかかっていたこれらのソフトの立ち上げもサクサク。これもWindows Vista
64ビット版とメモリー4GBの恩恵なんでしょうね。
バックで画像の読み込みや解析ソフトを動かしていても、まったくそれを感じさせないストレスフリーな動きでとっても気に入りました。VAIOで一番安いtype
Nでも、今はこんなに快適に動くんですね。文字入力をしているときに、動きが遅くなって、文字の表示が遅くなったり、変換が待たされることってたまにありますが、このtype
Nでは、負荷がかかっている状況下でも、そういったことは一切なく文書作成、表計算がメインという方は、type Nでも全然問題ないと思います。
キーボードは最近のVAIOに多く採用されているアイソレーションキーボードではなく、スタンダードなソニーらしいキーボードを搭載しています。文字のデザインや文字自体の色は、ユーザー視点でよく練られているようで、視認性がよくて、それでも主張しすぎない雰囲気になっています。
キーストロークはノートPCでは一般的か、ちょっと深めで、押した感触はちょっと軟らかい感じ。アイソレーションキーボード(浮石デザイン)に使い慣れていると、不思議な感じがしますが、ごくごく一般的なキーボード。強く押すとややたわむ感じがありますが、タイピングに影響するほどではありません。好みが分かれるキーボードですが、長時間のタイピングにも十分耐えられるものになっていると思います。
インターネットのサクサク
大量のウィンドウを立ち上げて、インターネットエクスプローラではFlashを多用したサイトや動画配信サイトを複数表示していても、超余裕の動き。ニコニコ動画で動画を再生しつつ、YouTubeでも再生、さらにWindows
Live Messengerも起動して、さらにバックでVAIO Movie
Storyの書き出し作業を動かしていても、これまた、まったく動きが遅くなることなく、何事もないような平然とした動き。
インターネットを閲覧したり、SNS、動画共有サイトなど、一通り普段使いそうなサイトを開いてみましたが、どれもサクサクと出てきます。i
Googleの表示速度で、普段仕事で使っているXPマシンと比べたところ、type
Nは2.5秒、XPマシンは6秒という結果に。何度も言っていますが、type Nは最も安いモデルなのに、私の仕事用マシンの倍以上早いという結果に。
使いやすい筐体
使い勝手のチェックの最後は、筐体について。頻繁に抜き挿しするカードリーダーは、パームレスト手前にSDカードとメモリースティックが並んで配置されています。メモリースティックはDuoのほかに通常サイズにも対応しているタイプ。電源やHDDのアクセスランプといったインジケーターもタッチパッドの手前に並んでいて、とっても見やすいです。
USB端子はノートPCは3つ程度が基本ですが、type
Nは両側に2個ずつ配置されています。一箇所にまとめて並べると、配線や基盤が楽になるのですが、マウスやデジカメ、ウォークマンなどの周辺機器との接続のしやすさを考慮した配置になっています。このほか、ExpressCard、i.LINK端子、PC画面出力端子が並んでいて、背面に電話端子とイーサネット端子が配置されています。一昔前まで、これらの端子類も、使いやすさというよりかは、製造のしやすさ、配置のしやすさだけで並んでいた感じがしましたが、今はほんと、よく考えられていますね。
週末には自宅に持ち帰って、インターネットやVAIO Media
plus、ワードなどを使っていたのですが、日常的に使う機能は、なんの不自由もありません。むしろ、1世代前の私のメインマシンよりも快適に感じることが多く、正直驚いた結果になりました。
今まで、モバイルノートを中心に、20万円を超える販売価格のマシンを使ってきて、type
Nは、やっぱり安いだけのマシンだろうなー、ってあまり期待していませんでした。それが、今回のレビューで使ってみて、type Nのイメージは根底から覆された結果に。type
Nは画面サイズや重量的に、ホームユースにしか向いていませんが、持ち運びはほとんどないという方は、このモデルの選択は全然OKだと思います。
普段使いで気軽に使えて、サクサク動く余裕のスペック、それなのに価格は10万円以下で十分満足に動作するマシンにできるリーズナブルな価格設定。このtype
Nは古くなった家族用のマシンの買い替えはもちろん、自分で使うメインPCとしても十分満足できるマシンに仕上がっていると思います。69,800円で購入できるVAIO
type N、プレゼント用や家族用、自分用にいかがでしょうか!