

ソニー「Xビデオステーション」 店員の声
当店発行の無料メルマガ「COLORTEC e-SonyShop News」にてご紹介した2005年
VAIO秋モデル第2弾で登場した「Xビデオステーション」の実機試用レポート記事をホームページに掲載しました。ソニースタイルでのご購入の参考にどうぞ!(2005年11月11日
配信号より)

こんにちは、店員佐藤です。今回のメルマガはまたまたVAIOの新シリーズ「Xビデオステーション」のご紹介です。この機種は最大8チューナー、2TB
HDDを搭載することで3週間分のテレビ番組をまる録りしてしまう、というなんか放送局環境か!?と思わせるようなウルトラ機能を搭載したモデル。
一体、どんな使い方ができるの? 実際使ってみた人の話ってどんな感じ?という疑問を例によって私が自宅で試してみました。今までにはない、新しいVAIOの提案なんですが、確かにコレは使ってみると新世界を味わえまくります。
またまた今回のメルマガも長文になってしまうんですが、最後までおつきあいのほど、よろしくお願いします。
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┃本日のテーマ「使ってみました『VAIO Xビデオステーション』」
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この機種が発表になったのは10/4〜10/8に幕張で開催された「CEATEC
JAPAN
2005」と同時期でした。WEB上で新製品の発表!って感じでアナウンスされていたんでしょうけど、私は会場にいて、その会場内でわけもわからないままに実機を見学してきました。
昨年もこの会場で「VAIO type X」の販売開始のアナウンスがされたんですが、どうも今度の「type X」は従来機と様子が違います。
従来の「type X」はVAIOのフラッグシップモデル「type
R」をさらに大きくして、見かけ上のイメージでも「映像サーバー」って感じでした。それが新発表の「VAIO type X
Living」と「Xビデオステーション」はどう見てもビデオデッキスタイル。
え? これでVAIOなの? って感じです。
それと2機種の「X」ですが、その違いは? 使い方が違うの?とかいろんな疑問が渦巻きまくってしまい、また、会場内でもこの新型「X」に人だかりが出来てしまって充分話も聞けませんでした。結局なんだかよくわからないまま、帰ってくることになってしまったんですが、帰ってきてからVAIOのホームページを見て納得。
「type X Living」というのはハイビジョンテレビをVAIOにしてしまう、パソコン。「Xビデオステーション」というのは全チャンネル録画を実現するビデオデッキ兼サーバーという役割なんですね。
まずは、製品の性格から簡単にご案内します。
■『Xビデオステーション』はこんな『VAIO』です。
メーカーホームページにも書いてありますが「Xビデオステーション」はパソコンではありません。実際に今回自宅で使わせてもらってようやく私も理解できたんですが、これはHDDビデオデッキなんですね。それも超ものすごいヤツ。
ソニーのHDDビデオレコーダーと言って思いつくのが「クリップオン」とか「コクーン」というブランドのチャンネルサーバーだと思います。これらチャンネルサーバーはキーワード登録をしておくことで自動でテレビ番組を録画してくれたり、録画・視聴記録をとってそこから勝手に推測した番組録画まで行ってくれる、まさにテレビロボットの様な使い勝手を実現してくれていました。
その後、コクーンの生産は終了しましたが録画番組の学習機能は「x-おまかせ・まる録」ということでPSXや新型のハイビジョンスゴ録に引き継がれています。
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ハイビジョン・スゴ録シリーズ「RDZ-D90・D70・D50」
クロスメディアバー、x-おまかせ・まる録、ダイナミックVBRダビング PROを搭載した、PSXとコクーン、スゴ録を足してハイビジョンでかけちゃった様なHDD&DVDレコーダー!
販売終了しました。 |
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HDD搭載DVDレコーダーPSXシリーズ「DESR-7700・5700」
テレビ録画も写真も音楽も自動で楽しむ。さらに映像を“PSP”に持ち出せる。大容量HDD搭載のDVDレコーダー
販売終了しました。 |
で、これらのHDDビデオレコーダーをついに超えちゃったのが「Xビデオステーション」なのかな!?ってイメージで私は使わせていただきました。
なんせユーザーの好みの番組をピンポイントで当てる!っていうのではなくて放送されている番組を全部録っちゃうんですもん。さすがにこれにはかないませんよ!!
じゃぁ、なんでそれが「VAIO」ってブランドで出たの?って話になると、これまた使ってみないとわからない話なのかもしれませんが、真価を発揮するには「Xビデオステーション」以外にパソコンが必要になるからだと思います。
「Xビデオステーション」は単体としても使えるようにはなっているんですが、元々「VAIO type X
Living」とセットで使われることを考慮しているんでしょうね。
「type X Living」はハイビジョンテレビに接続するパソコンになっています。この「type X
Living」も面白い作りになっていて、パソコンディスプレイへ出力するディスプレイ端子がついていません。
あるのはD4ビデオ出力と次世代テレビ用デジタル端子のHDMI出力だけ。ハイビジョンテレビにつなげるためのパソコンになっています。DVDのライティングドライブを装備していたり、インターネットブラウザを専用リモコンで使えたり、テレビ画面をパソコンディスプレイとして使えるような工夫がいろいろされたモデルなんです。
これと連携することで「Xビデオステーション」の真価が発揮される!ってのを目論んでいたようなんですが、あいにく「type X
Living」の方は部品調達の問題から発売予定が11月だったものが来年の4月頃の見込みと訂正をされています。
なので「Xビデオステーション」単体で購入すると片肺飛行的なイメージに見えてしまうんですよね。とは言え「Xビデオステーション」は「X
Living」のオプションパーツとして登場したのではなく、あくまで単体で発売された製品。
さぁ、そろそろ能書きはよいので、実機のレビューに入ってみましょう!!
■『Xビデオステーション』の開梱からセッティングまで
今回開梱する「Xビデオステーション」はウチの会社で使用するための会社購入品です。当社カラーテックはこのe-Sony
Shop COLORTECの運営だけではなく、ビデオ撮影のクルーがいたり、ニュース番組のスタッフ派遣をしていたり、スチル撮影のカメラマンがいたりと、テレビ制作全般のお仕事をさせていただいています。
なので、社内のお知らせとかにも誰々がなんていう番組の制作に携わりました、取材に行きました、オンエアーはいついつです、なんてのがちょくちょく案内されているんですね。ニュース番組にも携わりがあるので、関係のある番組を録画しておくってのも一苦労。
ならば全チャンネル録画してしまえ!って話は以前からあったんですけど、それをコクーンでやろうとすると4台くらい必要になりますよね、約60万円します。昨年発表された「VAIO
type
X」で実現しようとして、本格的にチューンするとやはり約50万円オーバーという価格になっていました。業務上絶対必要というわけではなかったので、購入がちょっと難しかったんですが、今回の「Xビデオステーション」はベースモデルだとたったの89,800円です。
これを実際の運用に使えるレベルに今回チューンしたのですが、それでも購入価格はたったの189,800円です。激安マシンになってしまっているんですよ!
で、会社に設置するよりも先にレビューのためにだけ1週間借りたのが今回のレポートです。到着は先週の土曜日でしたので、まだ1週間経っていないのですが、なるほど、これは使えるぞぉ。。。
まずは到着した「Xビデオステーション」を開梱するのですが我が家に届いた189,800円の「Xビデオステーション」のチューン内容は8チューナー内蔵、HDD容量1TBという仕様。HDD容量1TBってのは私も初めて使います。
箱を開けてみると。。。おお、やはり結構本体はでかいんですね。我が家には10年くらい前の機種になりますがVHSと8mmのダブルデッキがあります。これと大きさはほぼ一緒です。430mm幅のデッキとしては最大サイズってイメージですね。
その本体の他に電源コード、AVケーブル、LANケーブル、アンテナケーブル、専用リモコン、超簡単な取説、付属CD-ROMが同梱されています。

取説って言ってもソフトウェアのインストールの案内しか書いていないような本当に簡単な紙っぺらで実際の設置・運用の仕方、ソフトウェアの使い方などはすべて付属CD-ROMにpdfファイルで入っているようです。
なので最初に行うことはソフトウェアCD-ROMを他のパソコンにインストールすることって感じですね。なるほど、では前号のメルマガレビューでお届けしたホームノート「VAIO
type F light」にインストールしてみましょう。
インストールすると。。。なるほど、専用ソフトウェア一式がインストールされるんですが、インストール作業終了後に自動で詳細の取説pdfファイルが開くようになっています。
そこで初めてセッティングについての説明が読めます。ザッと目を通しましたが、ホームネットワークがひかれている場合は特に難しい点もなくサクサクッといけるみたいですね。
このホームネットワークがひかれているってのがポイントで、どんなネットワークになっているかにより、そのケースバイケースを全部説明しているので、やたらPDFファイルのページ数があります。ウチの様にインターネットマンションでコンセントにLAN端子が出ていて、回線の元のところにルーターがある場合はLANケーブルをつなぐだけでOKみたいです。

PDFファイルに入っている取扱説明書はこんな感じ。

AIBOなんかは横長の紙面になっているんですけど、PDF前提だったら
こういうのも横長だと嬉しいんですけどねぇ。。。(^_^;)
まぁ、これなら説明書を見なくても接続できたな、って感じでまずは「Xビデオステーション」本体をテレビに接続。映像端子は黄色いRCAピン(コンポジット端子)か、S映像端子で接続する事ができるようになっています。ここでは私の自前のS映像端子で接続と。。。(本体にはS映像ケーブルは入っていません。別売りです。)
あとは音声のピン端子をテレビにつないで、アンテナ線をつないで、LANケーブルをつないで、最後に電源ケーブルをつなげば、はい、設置終了。背面には大型のファンが2基見えますが電源ケーブルをつないだ瞬間に回り始めました。おお、もうこれで始動したのかな?(<していません。)
えー、ここで思い知るんですが、このままでは単に電源が入って待ち受け状態になっているだけ。まだ録画の仕方をはじめチューナーの設定などが全然行われていない様子。
「Xビデオステーションはパソコンではない」と言いつつも、セッティングには必ずネットワークで接続できるパソコンが絶対に必要になります。どんなに頑張ってもリモコン操作でこれらのセッティングをできるわけではありませんでした。
設置は完了しましたので、取説を読み進めここで一気に最後まで読んでしまったんですが、ふむふむ、とにかく番組を録り貯めるためには「予約操作」が必要になるんだそうです。
順を追ってご説明させていただくと、まずは付属ソフトウェアをインストールしたVAIOと「Xビデオステーション」のネットワーク接続を行うことになります。「Xビデオステーション」は前面のランプがオレンジの時はスタンバイ状態(と、言ってもテレビから見てスタンバイ状態なだけで、録画はずーっとしっぱなしになります。)、グリーンになると電源オンということになります。
「Xビデオステーション」の本体には電源ボタンがひとつと「Entry」というボタンの2つしかありません。他にチャンネル変えるとか再生・停止ボタンとかは一切無し。
この2つしかないボタンのひとつである電源ボタンを入れて、グリーンランプを点らせます。続いてVAIOノートの方から専用ソフト「XVブラウザ」を起動。設定画面を呼び出して機器登録を行います。
VIAOノートで機器登録作業を開始すると「5分以内に本体の「Entry」ボタンを押してください」っていう旨のメッセージが出ますので、これで本体2つめのボタン「Entry」ボタンをプチ。これで「Xビデオステーション」に、手元のVAIOノートのアクセス許可が出たことになります。(最初の登録だけであとは必要なし。)
そのまま画面に従って必要ならばIPアドレスの設定を行い(会社は固定IPなので、後日、この操作が必要になりそうです。)、チューナー設定(受信する放送局の設定)、EPGの取得や時刻合わせの設定、必要ならばリモート録画の設定などを行い、これで使う前準備が終了です。
途中、セキュリティソフトが何回も出てきて「このプログラムをブロックしますか?」みたいな事を聞いてきますが「XVブラウザ」関連のものはすべてブロック解除にする必要があるのでご注意ください。
で、まだ録画はスタートしません。この後、録画の設定を行うことになります。
手元にある「VGX-XV80S」は8チューナー内蔵モデル。チューナー1からチューナー8まで箱がありますので、これに放送局をペアリングさせます。関東地方の場合、NHK総合、NHK教育、日本テレビ、TBS、フジテレビ、テレビ朝日、テレビ東京の7つを登録。チューナーの8番は空いている状態になりますね。
番組情報はインターネットを介してSo-netが運営する「テレビ王国」からデータをダウンロードしてくるそうです。EPG利用の設定も行い、いよいよ録画設定です。
録画予約の方法は実はかなり多用になっています。あ、こんなにすごいことになってるんだぁ、って感じ。
今回、全部は試せませんが、8チューナー搭載モデルであれば最も普通に使われるであろう予約方法が「パターン予約」です。他におまかせ録画とか、普通のVAIOの様な録画方法も用意されているみたいなんですけど、そういうのは4チューナーモデルの方が利用するものなのかな?(全チャンネル録画ができないので。)
で、この設定画面でのパターン予約ですが、正直言ってアバウトで結構です。録画する時間帯とか録画モードというのがあり、ここで設定を終えるといきなりダーァって録画スタートしますが、この後、詳しく録画方法を変更できます。
ここではデフォルトになっている開始時刻5:00、録画時間24時間、録画モードは長時間(1.25Mbps)を選択しておきましょう。予約データがサーバーに送られて、これで初期設定は終了。タイムマシン画面を出すと、下の方に一斉に横線が入り、いよいよ録画スタートしたことが表示されています。
さぁ、早速「XVブラウザー」を使ってみましょう!!
■『Xビデオステーション』の肝、パターン予約について
早速、タイムマシン機能を使って全番組録画の醍醐味を味わいたい所なんですが、まだ録画をし始めたばかりで何にもサーバーに番組がありません。とりあえずVAIOノートで「XVブラウザ」をいろいろいじってみましょう。
まず「XVブラウザ」なんですが、これがVAIOノートから「Xビデオステーション」へアクセスするためのツールになります。VAIOノートから「Xビデオステーション」に録り貯めた番組を観るときは、まずこのソフトを起動することになります。
「XVブラウザ」を起動すると上段にメニューが並び、真ん中が番組データの表示部。で、下のところに選択したコマになる番組の詳細データが表示されてるって仕組みですね。
上段メニューの「録画リスト」ってのは現在録画している番組、次に録画する番組のデータが並ぶところ。
「タイムマシン」というんは縦が時間軸、横がチャンネル軸になっている、まさに動くテレビ番組一覧表になっているところ。
「キーワード」というのは横軸がジャンル別、縦軸が録画順になっている番組検索のための画面。多分、実際の利用シーンではこの画面が一番多く使うかも。
「予約リスト」ってのは個別に番組予約をしたときに使うアイコンなのかな?(今回、私は使っていません)
「番組表」はSo-netのテレビ王国を表示するためのブラウザ画面。
で、一番重要なのが「録画パターン」というアイコンになります。
「録画パターン」というのは「Xビデオステーション」の録画設定を超細かく設定する画面です。これを見たときにまず感動してしまいました。先ほど、パターン予約は適当に設定しておいてよい、と言ったのはこの画面で超細かく設定を行うからなんです。
先ほどの設定では朝の5:00から24時間丸ごと長時間(1.25Mbps)で録画するとしました。これでどれくらいの期間の録画ができるのかっていうのは表で確認するとして。。。
ハードディスクは最大約2TBまで選択可能。2TBなら8つのチャンネルすべての番組を終日録画しても、最長約17.8日分録りためられます。
要は録画するチャンネル数と録画モード、それとHDD容量で録っておける期間が変わってきます。8チューナーをフルに使って最高画質6Mbpsを最大容量の2TB
HDDに24時間録画すると約3.8日、4チューナーで長時間(1.25Mbps)を2TBに録画すると約37日分も録画できるという目安で、かなり幅のあるセッティングができるようになっているんですね。
今回のサンプル機は8チューナー、1TBですので録画モードを変更することで1.9日〜8.8日の幅がでてきます。実際には7チューナーしか使っていませんので最大で約10日ほどの録画ができる計算。
でも録画のビットレートは1.25Mbpsです。最低画質に近いモノがありますよね。1週間くらい録れれば良いから、それよりももうちょっと高画質に。。。では、その上の2.5Mbpsに録画モードをあげてしまうといきなり保存期間は半分の5日程度になってしまいます。
ここで「録画パターン」をいじって細かい調整を入れるんです。
まず、削れるところを削ります。先ほどは24時間録画と設定していましたが、番組表を見ると、日曜日の深夜と水曜日の深夜とかには局によって放送を休止している場合があるみたいです。
大体、深夜番組を全部録っておくことにあまり価値がないようにも思えるので、せめて日曜日の深夜だけ録画を止めましょう。
「録画パターン」の画面ではチューナー毎に録画時間、モードを変更する機能があります。表みたいな感じでブロック表示があるのですが、ここでこのブロックのデータを変更していきます。まず全日17:00−5:00が1.25Mbps録画となっていますが、これの終了時間を5:00ではなくて1:00にしてみましょう。
すると先ほどの水色のブロックが変形して1:00−5:00の欄が白くなりました。この白いブロックのところは録画をしないってことになります。これを全局にやっていけばその分、録画日数が伸びる計算ですね。
で、これは日曜日の設定だけにしたいので、設定ボタンで曜日選択をし、日曜日だけにします。次にまた17:00-5:00の月〜土の録画ブロックを新規に作って箱を埋めてあげれば、はい、これでOK。
で、これだと録画日数を伸ばしただけですよね。もっと高画質録画をしておきたいんですよね。大体1.25MbpsではDVDに保存する気も起こりません。せめて民放局のゴールデンタイムだけでも高画質録画できないかなぁ。。。
できます。
例えば日本テレビのチューナーを選択し、17:00-5:00の1.25Mbpsブロックを17:00-19:00に縮めてしまいます。で、19:00-23:00のブロックを新たに作って、録画モードを4Mbpsにしてしまうんですよ。で、さらにもう1コブロックを作って、それは23:00-5:00の1.25mbpsにしてしまうと。。。これを他の局のチューナーでも全部やってしまえば、プライムタイムだけビットレートを上げて、他は低画質にしてHDDの容量消費を節約するってことが可能。
また、月9ドラマとか保存を目的に録画したい!って場合はその月曜21時〜22時だけ最高ビットレートの6Mbps設定にしておく、なんてこともできますし、いつも映画放送をしている枠だけビットレートを上げておくなんてことも出来てしまいます。
ちょっと複雑すぎて、これでどれくらいの期間の録画が可能になるのか、計算が出来ないんですが、5日経ったところでまだ半分近く空きがあるようなので、1週間ちょっとの録画はできるみたいです。
なるほど、これは奥が深いですねぇ。(ちなみにハードディスクが満杯になったら古い番組からドンドン消えていきます。)これを使いこなせば、4チューナーでHDD容量が少ないモデルを選んでも、結構使い勝手が良くなるかもしれません。
■ホームネットワークで利用する『Xビデオステーション』
ということで、なんか録画パターンの設定だけで充分満足してしまった感じのする「Xビデオステーション」なんですが「使える!」とか思うのはここからですよね。
パソコンとのネットワーク接続は先ほどの説明通り「XVブラウザ」を利用します。試してはいませんがVAIO以外のIBM PC/AT互換機でも利用できるそうです。(OSはWindows
XPのみ、詳しい条件についてはメーカーホームページにて)
設置から1日経って、アクセスしてみると。。。うわぁ〜。録れてる、録れてる。なんか動画配信サーバーからジャンジャンダウンロードしているような感覚です。(そんなことやったことありませんが。)
やっぱり一番面白いのは「タイムマシン・ビュー」ですよね。
新聞のテレビ欄が画面に入って、そこにサムネールが付いている感じ。5分番組とかも小さく薄く枠になっているところが、なんかとてもリアルな感じになっています。
縦軸で時間、横軸でチャンネルになっており、横軸は最大で8チャンネル並べられるようになっているので、1280ドットの解像度があるとちょうど良いかも。7チャンネル録画しかしていない場合は一段階拡大表示させるとちょうどそれが横幅いっぱいになります。
あとは縦横無尽に番組を探してスクロールするだけ。再生した番組が見つかったら再生ボタンを押すだけで別ウインドウが開き再生してくれます。面白いので、何台まで同時再生ができるのかな?ってことで、その時、我が家にあった4台のVAIOすべてに「XVブラウザ」をインストールして再生を試してみたんですが。。。
あらら、同時に視聴できるのは2台までという制限があるんですね。3台目のVAIOで再生操作をしたら、それは弾かれてしまいました。
そういう場合は他のマシンの再生が終わるのを待たなければいけなくなってしまうんですが、ここでちょっとした裏技?
このタイムマシンビューで番組を選び、選択できるのは番組再生だけではありません。転送というメニューもあるので、これを選ぶと、自分のパソコンのHDDに番組のMPEGデータをダウンロードすることが可能。
ファイルコピーの様に一気にファイルコピーというカタチではなくて「Xビデオステーション」に負荷がかからないようになのか、ゆっくりとした転送が始まります。4Mbpsの2時間番組を転送するのに約40分となっているので、実時間の3倍程度のスピードで転送してくれたのかな?
3台目のPC接続でもこうした転送を行うことは可能。これで他の人が見終わるより先に転送が終われば、さっさと見ることができそうですね。(^_^)
録画した番組をDVDにしたい!って時もこの「転送」コマンドを利用します。「Xビデオステーション」にはDVDドライブとかついていませんからね。
で、試しに土曜日にフジテレビで放送していた「スウィングガールズ」をCMカットしてDVDにしてみたんですが。。。え?これ結構、綺麗ですよ。っていうか、当たり障りのないように書きたいんですけど、4mほどケーブルで引っ張ってきて接続している「VAIO
type M」の映像よりも綺麗。ザラッとした感じがなくなり、妙に綺麗に見えます。
で、実は綺麗に見えるのはこのプライムタイムの4Mbps映像だけではなくて、1.25Mbpsに設定している、その他の時間の番組までとてもこんなに低ビットレートとは思えないくらい綺麗。
我が家はケーブルテレビになっていてアナログ放送はパススルーで入ってきているんですが、このケーブルテレビの映像がはっきり言って汚いんですよ。ゴーストも入るし、大元の受信レベルが低いみたいでザラザラした感じがいつもします。それがかなり綺麗に補正されています。
それもそのはずで「Xビデオステーション」ではすべてのチャンネルでゴーストリダクション機能を備え、三次元Y/C分離回路、デジタルノイズリダクション回路も装備しているんだそうです。VIAO
type Mにはこれらの機能が何もついていませんからね。なるほど、高画質回路の搭載により、このくらいの差が出るモノなんですねぇ。
なんかCMカットをしている段階からいつもと違う感はあったんですが、見慣れた自分のPCよりも綺麗な映像を見させられてしまうとちょっとビックリでした。
他、タイムマシンビュー以外に「キーワード」というビュー画面もあります。ここではジャンル別に番組が分けられており、それぞれ新しいもの順に探すことができます。
右上には検索窓がありますので「グルメ」とか「映画」とか入れると候補に挙がる番組が一番左列に出てきます。面白いのは「映画」って検索をしたときで、ジャンル表示の方にも映画番組があるんですが、こちらは8番組。検索で引っかかったのは15番組で、ようするに映画情報を組み込んだ情報番組、バラエティ番組なども引っかけてくれるって点です。
残念ながら出演者とかでのキーワードはあまり上手く機能していないみたいですが「何か見るモノ無いかなぁ」って時はこの「キーワード・ビュー」は最強のアイテムになりそうですよね。
なんせ、コクーンとかだと録画された番組からしか候補があがりませんが「Xビデオステーション」だと、放送されたもの全部から引っ張ってくるので、引き出しの数が違うって感じです。
なお、蛇足ながら、元々テレビ機能を搭載しているデスクトップの「VAIO
type M」に「XVブラウザ」をインストールしてしまうと、EPGからの録画データ取得が自分のDo VAIOではなく「XVブラウザ」に飛んでしまうことになります。
設定次第なのかもしれませんが、もともとテレビ機能を搭載しているデスクトップVAIOに「XVブラウザ」をインストールするのはご注意ください。(私はXVブラウザをアンインストールしてDo
VAIOだけリカバリーCDから再セットアップすることで事なきを得ました。)
■テレビで利用する『Xビデオステーション』
さて「type X
Living」との併用でますますパワーアップするって感じの「Xビデオステーション」ですが、こうした設定作業のところだけ別のパソコンで行うことができれば「Xビデオステーション」単体でもテレビで使うことは可能です。
最強兵器とも思える「タイムマシン・ビュー」こそ使えないモノの、単体利用は単体利用で、これまたすごいことができるようになっています。
「Xビデオステーション」はテレビとAVケーブルで接続。入力端子の3番に入れていますので、まずはWEGAをビデオ入力3にしてと。。。で、続いて「Xビデオステーション」の電源ボタンを押すと、お!パッと映像がでてきます。どうやらパソコンの様にソフトウェアをHDDにインストールしているのではなく、メモリに記録しているみたいで普通の電化製品みたいな瞬間での立ち上がりが可能なようです。(っていうか、ずーっと録画しっぱなしなので、常時フル稼動と言えばフル稼動状態なんですよね。)
で、テレビに映るのはその時録画している瞬間のライブ映像です。そのまま専用リモコンのチャンネルを押せばチャンネルは変わるし、HDDビデオレコーダーらしく巻き戻しボタンを押せば放送開始時からのタイムシフト再生も可能。
普通のHDDレコーダーと違うのはここからです。
チャンネルの+/−のボタン以外に日付、時間の+/−ボタンもあります。日付のマイナスボタンを押すと。。。はい、1日前の同時刻の番組にジャンプ。時間のマイナスボタンを押せばちょうど1時間前に放送された番組にジャンプ。
まぁ、HDDレコーダーで常時録画しているんですから、これは出来そうな感じですよね。で、この1日と1時間前の番組を視聴しているこの段階でチャンネルの+/−ボタンを押すと。。。
見て!見て!見て!!(どこかの実演販売風)

その1日と1時間前の同時刻に放送している他のチャンネルにポンポンと再生が変わるんですよ!! なんじゃコリャ!! こんなの体験したことがありませんって!!
なんか思いつくのは「これでアリバイ作りも完璧だな」とかどんななんのアリバイを作るのかはわかりませんが、本当にタイムマシンのごとく自分がワープしたみたいになれちゃうんです!!
これ、寝ぼけて起きてきた妻にピッタリ1日前の映像を再生しておけば、曜日を騙すこととかできちゃいそうです。「あれ、今日日曜日だよ。ホラ、ズームインやってないし」とかね。
これ、本当に嬉しくて日曜日のゴールデンタイムにわざわざDVDで映画を観て、映画を見終わったあとにアド街ックとかあるある大事典とか見て、二度日曜日の夜を味わってみたりしてしまいました。(見終わったのが深夜になってビビリましたが。。。)
これ、単体で使っても充分いけてますよ。。。
ちなみに、これ、別の部屋のテレビにも番組を配信することが出来ます。そのためには別途ルームリンク「VGP-MR100」というVAIO製品のオプションが必要になるんですが、これもホームネットワークを介して「Xビデオステーション」にアクセスすることが可能。(※VGP-MR100は生産終了となりました。後継のVGP-MR200が販売中です。)
さすがにタイムマシン・ビューはこれも使えないんですが、チャンネル別、ジャンル別に、もの凄い量の番組一覧から映像をピックアップしてみることができます。「最近一週間の録画」とかいうサーチ項目もありますが、5日間の録画だけでサーチに上がったのは657番組。検索の仕方はちょっと考えないといけませんが、複数台ルームリンクを使うことで家庭内のビデオデッキは全部排除出来てしまいそうです。

ご覧の通りで、サーバー選択で「X Video Station」を選べば
「Xビデオステーション」の番組データを閲覧可能。

検索項目がたくさん用意されているのでコツさえつかめば
便利に使えそうですね。
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ネットワークメディアレシーバー「VGP-MR200」

ソニースタイル販売価格:24,800円
VAIOに貯めたテレビ番組などを離れた場所にあるテレビで再生できる「ルームリンク」
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CEATEC
JAPANの会場で「Xビデオステーション」を初めて見たときは、番組データの表示画面があまりにも貧弱で、これはちょっとチャチクない?って思ったのも事実なんですけど、実際に使ってみると、そういうインフォメーションってほとんど利用せず、感覚だけで時間軸とチャンネル軸を移動していきますから、これはこれでOKですよね。
イムマシン・ビューがないのもちょっと残念な感じがするかもしれませんけど、多分、それよりも欲しくなるのがリモコンへのコマーシャルジャンプボタンでしょう。リモコンを一見するとそれがついていないので、ええ、CM飛ばしが面倒そう、とか思いますよね。私も思いました。
でも、番組再生中に十時キーの左右ボタンを押せば15秒のジャンプをしてくれますので、この操作だけ覚えておけば、多分「Xビデオステーション」だけで超快適にテレビライフを楽しめることでしょう。
あ、それと最後に画質なんですけど、さすがにパソコンで見たときほどは綺麗にみえません。というのも私は36型のハイビジョンテレビと接続してしまっているので画面が大きくて粗が出るんですよね。
でも、やはりここでもノイズリダクションとかの効き目なのか、1.25Mbpsの映像ってここまで見られるモノなの? ただ見るだけのための録画なら充分なんじゃないの?1.25Mbpsで!っていうのが正直なところです。
確かにシャープネス感とかはどうにもならないし、普段見ている地上デジタル放送とは比べようもないんですが、結構見られますよ。充分実用的。
それよりも出力された映像がちょっと色が濃すぎる上に暗い感じがするので、テレビの接続端子で画質調整が必要かもしれません。私は明るさをいつもより2割くらいアップで色の濃さを1割減くらいにしたらちょうど良くなりました。
■『Xビデオステーション』のオススメオーナーメード
さて、このモデルはソニースタイルだけで販売している「VAIO
OWNER
MADE」モデルです。一般の店頭販売はされていません。そして「Xビデオステーション」は機器内容をカスタマイズして購入する仕組みになっています。購入価格もこのオーナーメード内容によって変わってくるわけです。
でも、チューンできる項目は非常に少なくて、搭載チューナーの数と、HDDの容量だけとなっています。とても簡単な内容ですね。
って、ことでそのチューンと価格、録画期間を表にしてみると。。。(全て1日24時間1.25Mbpsで録画した場合の録画期間目安です)
4チューナー搭載モデル『VGX-XV40S』
| 250GB |
69,800円 |
4.6日 |
| 500GB |
89,800円 |
9.3日 |
| 750GB |
109,800円 |
13.9日 |
| 1TB |
129,800円 |
18.5日 |
| 1.5TB |
199,800円 |
27.8日 |
| 2TB |
239,800円 |
37.0日 |
8チューナー搭載モデル『VGX-XV80S』
| 500GB |
129,800円 |
4.4日 |
| 750GB |
149,800円 |
6.6日 |
| 1TB |
169,800円 |
8.8日 |
| 1.5TB |
239,800円 |
13.3日 |
| 2TB |
279,800円 |
17.8日 |
価格が変更になっています。上記は2006年10月11日現在のものです。
という感じ。選べる項目が少ないので簡単ですね。感覚的には1週間と言わず、やはり2週間くらいは録画したいところなので、4チューナー仕様の1TB HDD辺りがオススメですかね。これでプライムタイムを4Mbpsにして4ch〜10chをまる録りできるならば、もうVAIOのテレビ機能は使わないかも!!
で、実はこれ以外にもっと録っちゃう仕様が考えられます。それは4チューナー搭載の「VGX-XV40S」を2台買ってしまう方法。
今回試していないのでどうやってやるのか実証はしていないんですが、この「Xビデオステーション」は2台まで並列稼動させることができるんだそうです。なので、とにかく全チャンネルをとぉにかく長期間録画したい!って場合は2TBにした4チャンサーバー『VGX-XV40S』を2台使うことで、見かけ上、4TBの8チャンネルサーバーとして使うことができるわけです。
そうすれば37日間録画可能な8チャンネルサーバーになるわけで、これが最強仕様かも!(今のところ、そういう買い方をされている方はお見かけしませんが。。。)
37日間と言えば1ヶ月以上になるわけですよね。24時間も録画せずにプライムタイムの4時間だけにしておけばこれの6倍の期間になるので222日!? 7ヶ月間も録画出来てしまうんですか!? もうこうなるとパーソナル映像機器ではないですね!?
購入される際の注意点をまとめると。。。
1.設定には別途パソコンが絶対に必要
2.ルーターが必要
3.番組取得にインターネットの常時接続が必要
4.それと最後に要注意点なんですが、この機種はアナログチューナーしか
搭載されていません。2011年の7月にアナログ地上波は停波しますので
録画機能はそれまでの期間しか使えません、ってことです。
まぁ、まだそれまでに5年と半年はありますから、この手の製品を購入するのなら早めに買っちゃった方がオトクでしょうね。

★ 今回ご紹介した「Xビデオステーション」のご購入はこちらから
さて、これでレビューも終わってしまったし、今週末に片付けて、今度は会社のネットワークへ接続です。うーん、返したくないです。。。でも、これが会社で常時録画しているんだったら、これから先、録画し忘れた!!って時もこっそりVAIOノートに転送して持って帰ることができるんですよね。
職場で共同購入ってのもアリかもしれませんよ。
また機会がありましたら社内利用での使い勝手とかもレポートします!!


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